けいこま

京都府在住。今興味あること及び実際活動中「ボードゲーム」「読書とブックレビュー」「保護…

けいこま

京都府在住。今興味あること及び実際活動中「ボードゲーム」「読書とブックレビュー」「保護猫活動組織作り」「イベント運営」「本を肴に呑み会をする」

マガジン

  • book review

    心に残った本の紹介または感想コラム

  • こまねこまつり2020回顧録

    わたしが関わった「こまねこまつり2020」の企画それぞれの回顧録です。

最近の記事

偶然の出会いがまさか

この数カ月で馴染みの本屋が2軒も書籍販売をやめ、我が町に本屋が無くなった。どういうわけか、そのことがとても衝撃的で、自分でも驚くほどに打ちのめされている。 近年、書店の減少に歯止めがかからないとは言われてきた。そりゃそうだよね、とは思っていたが、いざ最寄りの本屋が閉店となると、 大袈裟に言うならば一つの文化資本(文化インフラ)が失われ、ますます文化度が低下していくような喪失感、知的文化から取り残されていくこの田舎町の未来を一瞬想像してしまったのかもしれない。 あらゆる面で

    • 毒吐きデトックス(子育て支援センターには行かなくちゃいけないの?)

      某氏が主催する毒吐き企画、他では吐けない毒をただ吐く、という素晴らしく後ろ向き(?)な企画ですがわたしは大好き。最近開催されないので(寂)、回顧録というか他ブログサイトに投稿したものを修正して転載。 本当はリアル開催が望ましいけど、オンラインとなってしまった回。車社会の田舎ではどこへ行くにも自家用車につき、お酒は呑めないのですが、オンラインやばいっすね、ガンガン呑めるのでつい口も軽くなって吐く毒量も増える増える。。 ここでは子育て系の毒をば。。 「子育て支援」として、当市

      • ボランティア活動に何を夢見る

        「ボランティアという病」という本を読んだ。情報に疎いわたしからすると暴露本と言っていい内容でボランティアについてのみならず、人の生き方をも考えさせられる刺激を受けた。 「地獄への道は善意で舗装されている」という海外のことわざをよく見聞きする。 わたしは偽善が嫌いだ。とにかく鋭敏に察知してしまう。そして振り返る。わたしはどうか?常に自分も見張っていなければならない。 無料で物をもらったり、サービスを受け続けるとそれが当たり前になる。 わたしは本業においてそれを実感し困惑し、

        • 浜に生息するアンノウン

          ビーチクリーン活動に幾度か参加しています。 子どもらを連れて行くと、クリーンなことはあまりしないけど、まあ、独自に考えた謎の遊びで他の子どもたちと遊べるし、何より海辺で遊ぶと心が解放されてとても楽しそうです。 母(わたし)「おーい、○○(子の名)〜、やべー!おかあさん、アンノウン拾ったぞ!!」 子「!!」「???おかあさん、アンノウンって何??」 それは、わたしがその場で勝手に名付けたおそらく誰かがバーベキューなどで火をおこした際に、何かのプラスティックを溶かして遊んだであ

        偶然の出会いがまさか

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        • book review
          4本
        • こまねこまつり2020回顧録
          2本

        記事

          若者でない自分と向き合うために

          子どもら(小学生)が、得意げに聞いてくる。 「馬の耳に?」「念仏!」 「三重県の県庁所在地は?」「津市!」 めんどくさいけどいちいち答える。何が目的かわからんけど次々と教科書的問題を出してくる、まあ、この程度間違えるわけないよね、すると、おかあさんなんで知ってるの?って(馬鹿にしとんのかw)、 「大人だからね!」と大声で言ったのが最近の大人の自覚であります。 Book review 3 「「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?」 熊代 亨 出版

          若者でない自分と向き合うために

          再録・これ以上「最悪」なことは日常にあまりない

          某ブログサイトに投稿してから久しい。若干改稿し転載。 というのも、昨日、自然界にはあまりない発色の揺れる白色を川原で見つけたから。。。 。。。。。。。。。。。。 。。。。。 記 2020.06.06 田植えの季節ならではの惨事。 自分の想像力が豊かすぎてつらい。。。 おそらく多くの犬は、近所のなわばりパトロール(散歩)中、時に草むらなどに身体をこすりつけたりごろごろ転がったりする。 当方田舎ならではか、住民のモラルが低いのか、たまに魚のアラや牡蠣殻が大量に川原に放棄されて

          再録・これ以上「最悪」なことは日常にあまりない

          もふもふみぞこライブラリー蔵書(2月28日現在)

          まちライブラリー@つねよし百貨店に本棚を設けました。 2月28日蔵書 大人もこどもも、ねこ特集!! 「猫又指南」くまくら珠美  可愛すぎずシュール過ぎずな猫漫画 「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」伊藤潤二 ホラー漫画家の描く猫漫画。これを読んだらもうJ君の恐怖漫画は怖くなくなりましたw 「ヒグチユウコ作品集」ヒグチユウコ 猫、キノコ、蛸、少しダークな世界観。 「東京よりみち猫MAP」一志敦子 こんな風にイラストが描けたら他に何もいらなーい!夢の High Tension!!

          もふもふみぞこライブラリー蔵書(2月28日現在)

          こまねこまつり回顧録2 OpenStreetMap にゃっピングパーティ

          正式名称は「にゃっピングパーティー 京都!まちあるき!マッピングパーティ第19回:丹後金刀比羅神社」です。端的に言うと、誰でも使えるオープンデータとしてのオンライン地図OpenStreetMap(OSM)をみんなで作ろう!という企画です。 こまねこまつり2020に実行委員として参加しています。 いろいろな地域おこしの形はありますが、わたしはこのような派手ではないけど、一番基礎となる取り組みはとても有意義であり、開催できたことはとても誇りに思っています。 観光拠点や商店だけで

          こまねこまつり回顧録2 OpenStreetMap にゃっピングパーティ

          決してアニメに詳しいわけじゃない40代女のつぶやき

          某所で某氏が、入院するにあたり 「異世界転生物じゃなくて、 何かと戦うことがなくて、 身体の一部のバランスが非常に悪い絵柄じゃない」最近のアニメを教えて欲しいと書いていた。 それ以来ずっとそのことが頭から離れず。。。だって、異世界転生チート物が今全盛(もうおなかいっぱいです)だし、だいたいのアニメは戦いの中での出来事(プリキュアすらも)で、 さらには巨乳(身体の一部のバランスが異常ってそういうことでしょ?)じゃないって、何がある??わたしもそういうのが観たい! 。。。。。

          決してアニメに詳しいわけじゃない40代女のつぶやき

          つっこみ力

          <ボケとツッコミについての私的駄文1> 日常生活において、天然ボケ星人は数多に存在し、彼ら彼女らはそのままではただのイタイ人、適格なツッコミがあってこそ輝く存在なのである、つっこみに感謝以外無いはずだ! と、若かりし頃は激しく主張していたことを思い出す。。 というのも、自分自身は完全ツッコミ側の人間だと思っていたので、のべつ幕無しにボケまくる自称「天然」の作られたぼんやりかわいいを武器にする女子に苛立ち、わたしら(同志もいる)はこいつらを引き立てるために場を盛り上げているわけ

          つっこみ力

          過疎の嵐の中を生きる

          Book review 1 「亡び村の子らと生きて 丹後半島のへき地教育の記録」 池井 保 出版社:あゆみ出版 発行年:1977  雪に閉ざされる、を実感すると思いを馳せずにはいられない。 こんな日に我が家とは比べ物にならない豪雪地、あの山の中の僻地に住む名も知らぬ人々の忍耐強さ、厳しさ、明るさ、優しさ、悔しさを。 この本は、70年代そんな僻地の小学校に赴任した一教師の、学校だけでない地域での奮闘と、高度経済成長期の中たくさんのしわ寄せを受けて亡びゆく村、その現実を目の当

          過疎の嵐の中を生きる

          お講さん

          生まれてから19歳まで神奈川県で育った。 今やここ京都北部に住んだ年月の方が長くなってしまったから、関東とは違う地域行事・宗教行事、考え方も受け入れているし、子供ができてからは我が家なりに実践して楽しんでもいるのだが、どこか気に入らないというか、反発も覚えるものもある。それは、今よりはるかに余所者を排斥する住民の態度を受けた経験、義母に対する反発が多大にあると自覚している。 その中で、年末から年始あたりに各隣組単位で行われている宗教的寄合、わたしが最初に住んだ地域では「臨時

          お講さん

          反抗期と不老不死

          稀にご自身について、または親御さんが我が子について「反抗期が無かった」と仰るのを耳にしたことがある。なんて幸福な凪の人生だろう、わたしに関して言えば当該年齢時には本日の日本海の如く荒れ狂っており、数十年経った今もまだ細々と反抗期継続中といった感じである。今ではそれは母がまだ若いからであり、元気な印なのだと恩ぎせがましく思っている。 という娘目線の思いもあるが、今やわたしも二児の母。近いうちに来るであろう息子らの反抗期に怯え暮らす日々である。攻撃力を鍛え、防御力を養い、財力も

          反抗期と不老不死

          クリスマスをやりすごす

          イケてないクリスマス経験を積み重ねた結果なのか、世間に従順になれない性格が災いしたか、クリスマスに対しての意欲が半端なく欠けていることを自分自身にごまかしきれなくなってきました。。 あー、ホームパーティー的ごちそう作るのちょーめんどくさい、 ブリ大根でも炊いてビール飲んでぐだぐだしたいよーーー。 はたと周りを見回すと、我が家はクリスマス的装飾物が一つも無いことに気づく。。。毎年どうでもいいと思っていたが、今年はいよいよそれが進行している。(以前はリースやら、寄せ植えとか、生

          クリスマスをやりすごす

          うああああ

          あああああ!と実際に声に出して悶絶している不惑の四十代。。 もう20数年注目している、定期的にチェックしている、数々の変遷があった、そのどんな時もちくしょーちくしょーと自分の稼ぎの少なさを嘆き、いつか、いつかはと自らを鼓舞させてきた存在。。。そして今日またアクセスしてみる心理的サイクルだったのだろう、ぐおおおおお、ほ、欲しい、 あ、アイボ欲しい!!! あんた、たくさん本物のねこたちも犬もいるじゃない、と誰もがわたしに言うでしょう、「ソニー製じゃない、ソニー生まれだ」のAIB

          うああああ

          大人たちよ立ち上がれ!

          奴は、アクロバティックに仕掛けてくるのだ、うんざりしてる大人に、限りなくしつこい、そして躊躇がない弾丸だ。 子どもだからとみんなが遠慮しているから、世の理もわからない子どもが本当に調子にのっているじゃないか、老婆にも、体調が優れない者にも容赦ない、見るもの全てがターゲットだ。 奴には誰かが一度ガツンと血を見るほどに懲らしめなければならない、どうせ反撃してこないとたかをくくっている、団結せよとは言わない、ほら、そんな手加減してないで大人たちよ本気を見せろ!それが教育だ!!

          大人たちよ立ち上がれ!