Vagabundo

UI/UXデザイナーのNaoです。 中南米・東南アジア・東欧をリモートワークをしなが…

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UI/UXデザイナーのNaoです。 中南米・東南アジア・東欧をリモートワークをしながら3年ほど移動生活をした後に、鎌倉にて定住生活を始めました。 時代にあった「生活のかたち」を常に模索しています。 https://www.youtube.com/@Vagabundolife

最近の記事

3年間続けた移動生活をお休みして、鎌倉で定住生活をはじめた話

2019年の9月に日本を出国し、スペイン・テネリフェ島で移動生活を開始してから早3年。 奇しくも最後の滞在都市は同じスペインのバルセロナを後にして、2022年の10月末に日本に帰国して、実に8年振りに日本での定住生活をはじめました(2015-2019間は留学他)。 移動生活の全旅程3年の移動生活の間に訪れた街を振り返ってみる。 2019年 テネリフェ島→ラスパルマス島→グラナダ→コルドバ→セビリア→バルセロナ→マジョルカ島→ケルン(ドイツ)→バルセロナ→メキシコシティ

    • 住所不定のノマド生活 in サラエボ/ボスニア・ヘルツェゴビナ

      現在、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボに滞在しています。 ボスニア・ヘルツェゴビナといえば、日本人にとっては元サッカー日本代表監督の故イビチャ・オシムさんが一番馴染みがあるかと思いますが、その他にも第一次世界大戦勃発の引き金となったサラエボ事件、旧ユーゴスラビアの解体の過程で起こった民族紛争(サラエボ包囲)の現場としても知られています。 滞在中は、ボスニア・ヘルツェゴビナの歴史や民族間の複雑な関係などを本で読んだり、現地の人からお話を聞いて自分なりに学んできたので、

      • 再生

        カルタヘナ(コロンビア)

        昨年訪れた、コロンビアのカルタヘナの動画をまとめました。 カリブ海に面した古都カルタヘナは、16世紀のスペイン植民地時代に築かれました。 城壁に囲まれたカルタヘナの旧市街、スペイン植民地時代の美しい建造物やカリブ海らしいカラフルな町並み、アフリカン文化など見どころがたくさんあり、散策がとても楽しい街です。

        • 住所不定のノマド生活(休日ルーティーン) in バルセロナ

          2ヶ月半ほどスペインのバルセロナに滞在した後、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボに移動しました。 ここ数年、根無し草のような生活を続けてきましたが、都市間の移動の速度が早くなりすぎて、文字通り「地に足のついていない生活」をしている感が否めなかったので、アラフォーの音が聞こえつつあるこのタイミングで一つの拠点にじっくりと腰を据えて生活の基盤を作っていきたいと思っています。 僕はスペインのバルセロナを愛してやまないのですが、ちょうど良いタイミングで、スペイン政府が僕のような「

        3年間続けた移動生活をお休みして、鎌倉で定住生活をはじめた話

          海外を移動生活するデザイナーのリモートワーク環境を紹介します。【2022初夏】

          スペイン・バルセロナからこんにちは。 ここ3年ほど中南米を中心に移動生活をしてきましたが、試行錯誤の結果、ようやく理想的なリモートワーク環境が出来上がりつつあります。 決まった住居に定住しない生活をおくっている筆者は、モノを一箇所に置いておくことができず、常にそれらとともに移動をすることを余儀なくされます。 従って、軽量・コンパクトであることは必須。 一方で、フリーランスのデザイナー兼フロントエンドエンジニアとして最大限のパフォーマンスを出すために、作業環境の充実を図

          海外を移動生活するデザイナーのリモートワーク環境を紹介します。【2022初夏】

          「住む場所・働く時間・共に過ごす人の選択の自由」は21世紀の贅沢だ

          現代において最高の贅沢は何か?と問われた時、僕は「住む場所、働く時間、過ごす仲間を選択できる自由があること」と答えます。 かつて、日本でサラリーマンとして忙しく仕事をしていた頃、贅沢といえば ・東京の一等地のタワーマンションに住む ・ミシュランの星付きレストランで食事をする ・週末は高級車でドライブ ・高級腕時計にブランド品の衣類を見に纏う ・長期休暇は海外の高級ホテルでくつろぐ といったように、今考えるとなんとも視野が狭く、企業のマーケティングや広告代理店が作

          「住む場所・働く時間・共に過ごす人の選択の自由」は21世紀の贅沢だ

          タイのお寺でヴィパッサナー瞑想に参加してきた話

          自分がこれまで行ってきた瞑想は果たして意味があるのか? 瞑想を日々行うようになってから久しいが、この5年ほど「果たしてこのやり方はあっているのか?効果はあるのか?朝の貴重な時間をさいて行う意味はあるのか?」という疑問を抱いてきた。 かつて、日本のお寺で開催されている週末座禅やスマホの瞑想アプリなどを活用して、練習を試みたがどうもいまいちしっくりこない。 そんな中、大乗仏教の本場であるタイに滞在していた時に、外国人向けの本格的な瞑想プログラムを提供している寺があるという噂

          タイのお寺でヴィパッサナー瞑想に参加してきた話

          住所不定のノマド生活(ルーティーン) in パーイ・タイ

          現在、タイの北部の村、パーイに滞在しています。 「のどか」という言葉がこれほどしっくりくる場所も中々お目にかかりません。 田んぼが広がる田園地帯では、農夫が鍬で田を耕し、牛が草を食べて、道端では鶏が駆けています。 パーイは、バックパッカーの間では有名な場所の一つであり、僕もタイに行く前に何人かに勧められていました。 また、ヒッピータウンとしても知られており、街の中心から少し離れた田んぼの中に、ビーガン・オーガニック・ヨガ・瞑想といったそっち系の単語が記されたメニューを

          住所不定のノマド生活(ルーティーン) in パーイ・タイ

          VAGABUNDO from チェンマイ

          1. 今週の滞在先 今週で、タイのチェンマイも三週目。 チェンマイで観光客が訪れる場所は、大きく分けて「旧市街」と「ニマンヘミン地区」が挙げられます。 かつてのタイ北部の王朝の名残を残す城壁と堀で四方を囲まれた旧市街には至る所に寺院があり、歴史の匂いを感じることのできるエリアです。 そして、僕が滞在していた「ニマンヘミン地区」は、近年洒落たカフェやレストラン、雑貨店が続々と開店し、タイ人や外国人観光客にも人気の「おしゃれ」エリアです。 コーヒーの産地であるタイ北部の

          VAGABUNDO from チェンマイ

          VAGABUNDO from チェンマイ

          1. 今週の滞在先 今週もタイのチェンマイに滞在しています。 仏教国であるタイは、国民の9割以上が敬虔な仏教徒です。 イケイケなファッションの若者が、街中に飾られている仏像の前を横切る際には、手を添えてお辞儀(「ワイ」と呼ばれる合掌)をする。 お店に入店すると、スタッフは手を添えてお辞儀をして迎えてくれる(すごい好印象で気持ちが良い)。 休日には、若いカップルがお寺に足を運び、仲良く祈る。 まとまった休暇を取って、お寺の瞑想プログラムに参加する老若男女も多いそう(

          VAGABUNDO from チェンマイ

          VAGABUNDO from チェンマイ

          1. 今週の滞在先 現在、タイのチェンマイに滞在しています。 チェンマイは、タイの北部に位置し、四方を山で囲まれた山岳地帯。 1287年にランナータイ王国を建国したメンラーイが、1262年にチェンライからチェンマイに都を遷都したことにより隆盛していきます。 気候は首都バンコクに比べて穏やかで(と言っても日中28度前後)、比較的過ごしやすい。 チェンマイは、いわゆるノマドワーカーに大変人気の都市であり僕も個人的にいつか訪れたいと思っていた街の一つでした。 現在、住

          VAGABUNDO from チェンマイ

          VAGABUNDO from バンコク

          1. 今週の滞在先 現在、タイの首都であるバンコクに滞在しています。 現在、東南アジアで隔離なしで入国できる国はカンボジアとこのタイの2カ国となりますが、僕の出国の直前で、オミクロン株の流行で事態が急変。 元々、タイは11/1から新型コロナウイルスワクチン接種済なら隔離検疫なしで入国可能になるという「Test & Go」プログラムを導入していたのですが、12/22に緊急停止。 12/20に「Test & Go」プログラムを申請し、結果待ちであった筆者は、一瞬焦りました

          VAGABUNDO from バンコク

          バイバイ2021年、こんにちは2022年

          こんにちは、昨日、タイのバンコクに移動したNaoです。 11/1より、入国者の隔離政策を大幅緩和したタイ政府ですが、オミクロン株の世界的な流行により、12/22から隔離緩和プログラム(Test and Go)を一時停止。 しかし、その2日前に申請を出していた筆者はギリギリセーフで、事前の手続きは面倒でしたが(ワクチン2回接種、出国72時間前のPCR検査陰性、滞在中の保険購入、タイ到着初日の政府指定ホテル予約証明など)、なんとか入国することができました。 久しぶりのタイ(

          バイバイ2021年、こんにちは2022年

          三度の飯よりポッドキャストが好きな私のおすすめの番組

          こんにちは、現在、伊豆下田に滞在中の住所不定のクリエイターNaoです。 僕は、健康維持のために毎日1万歩を目標に、apple watchの万歩計アプリでモニタリングしていますが、その散歩の際の最高のお供がポッドキャスト。 滞在先の街を歩きながら、お気に入りのポッドキャストを聴く時間がこの上なく好きで、ポッドキャストを聴くために散歩をしている(手段と目的が逆になっている??)と言っても過言ではありません。 ポッドキャストの最大の魅力と言えば、「ながら聴き」ができる点。

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          移動生活を続けている僕の理想の住居と場所

          11月の寒さを逃れて現在、宮古島に滞在している住所不定のクリエイターNaoです。 2018年3月に、それまで留学(とインターンシップ)のために生活していたニューヨークを後にしてからは、様々な土地を転々としている「根無草」のような生活(かっこ良くいえば移動生活)を現在に至るまで続けています。 カバン一つで、(コロナで大きく制限がつくようになりましたが)行きたいと思った場所に好きな時に行けるこのライフスタイルは、とても気に入っていますが、いずれ「飽き」が来ることも無きにしもあ

          移動生活を続けている僕の理想の住居と場所

          北海道放浪の旅を終えて感じたソロキャンプの魅力

          こんにちは、住所不定のクリエイターNaoです。 約二週間かけて北海道を放浪してきました。 突然の思いつきでキャンプがしたくなり、Amazonでキャンプ道具一式を購入、札幌のホテルに配送し、レンタカーを借りて準備万端。 ちなみに、周遊ルートは下記の通り。 支笏湖(キャンプ)→幌加内/旭川(ホテル)→富良野(キャンプ)→知床(ホテル)→屈斜路湖/摩周湖(キャンプ) キャンプなんてするのは、五年振りくらいでしたが、結論として北海道でのソロキャンプはとても素晴らしい体験でし

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