なんでという考え方について

どうもたろうです。

最近食べ物や街中での発見、何気ないことをお話しさせて頂いておりましたが、今回僕の仕事をする時に良く考える「なんで」についてお話させて頂ければと思います。

仕事についてはおおざっぱにいうとモノづくりの企画に主に携わっています。

何かモノを作る際にまず考えることは今この瞬間生きている人が今何を求めているのか。

いわゆる流行りといったほうが分かりやすいかと思います。しかし流行りというのは少々後発的な言葉になるのでニーズ(必要性)という言葉にします。

なんでニーズという言葉に言い換えたかというとあなたに必要なものが流行っているものとは限らないからです。また今日では流行りは流行るものではなく流行らせるものだと考えているからです。

今はSNSが普及し、そこからマーケットが広がります。

そしてこの「なんで」と考えることが僕の仕事観を形成してくれています。

何かを発言・行動した時に何を考えていたか。どこから出たものなのか。

とても重要です。

例えばタピオカでいきましょう、

なんでタピオカティーが日本に流通したのか。

それは海外の文化が日本国内に普及しているからだと考えます。

中国や韓国出身の方が日本国内に住んでいる割合は年々増えてきている中、その文化への関心が非常に高まっています。

ドラマに音楽・食など身近に中国・韓国・台湾のものは日常に浸透していますね。

ではなんでタピオカティーが流行っているのか。

それは日本人の食感への嗜好性が変化しているからと考えます。

昔日本のおやつといえば、おかきが定番のおやつとして注目を浴びた時代がありますが、もういつの時代だ?と言われるくらいの話です。

洋菓子が登場してからふんわり・しっとりなど急速に日本人の嗜好性は若者を筆頭に変化しています。

そして古き文化を重んじる和でさえも触発され「生どら焼」なんてものを世に排出します。

しかし売れるんです。

それはなんでか。

海外の文化により日本人の嗜好性が確実に変化しているからです。

そして更にもちもちした食べ物としてポンデリングやコンビニではもちぷよなどもちもちしたものが増えてきました。

日本人のふんわり、もっちりを味わいたいその嗜好性がタピオカティーとマッチングしたのだろうと思います。

まだまだタピオカティーと流行った理由については様々な理由が挙げられますが、このなんでを紐解いていくその奥底に真のニーズというものが隠れており、そこに対してアプローチしていく。

そしてそれが見事的中し流行りを生み出すことに快感を覚える。

このなんでをどんなことにもぶつけていくことが、物事を考える時に非常に役立っています。

そしてこのなんでに応えられなくなった時に自分の視野の狭さに直面しその答えを見出すために更に考えていきます。

そうしてニーズを追及して出た答えの先にある行動は、必ず確信があり自身をもったものとなります。

だから仕事はおもしろい!

以上、僕の仕事観に対するお話でした。

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