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【♯3】「今何をすべきなのか?」を考える思考法

皆様、お元気様です!
Valueate CEO 西川です。

「寒いぃい!寒すぎるぅう!!!」という叫びたくなる凍えるような日が続いていますが皆様はお元気でしょうか。

是非休憩時間に温かい飲み物や食べ物をとってほっこりタイムを作ってくださいませ~(私のおススメはお白湯です笑)

さて3回目の投稿ですが「今何をすべきか?」を考える思考法

・バックキャスティング
・フォアキャスティング

についてお話しできればと思います。

この2つは特段珍しい思考法ではなく名前を知らなくても実践されていらっしゃる方も多いと思いますし、どちらが正しいとかではなく状況に応じて使い分けていくものです。

今の私は「バックキャスティング」で何をやるべきか?を考える必要が多くありましたので頭の整理のために書いていこうかと。
もし興味がありましたら是非ご一読ください。


バックキャスティングとフォアキャスティング

まずバックキャスティングとは?
簡単に言うと【実現したい未来】を先に設定し、そこから逆算し実現のためには「今何をやるべきか?」=「道筋」を考えていく思考法です。

次にフォアキャスティングとは?
【現状を起点とした未来】を設定し、現状の課題や過去の実績から「今何をやるべきか?」を考えていく思考法です。

2つの思考法


2つの思考法のメリットとデメリット

バックキャスティングのメリットは何といっても未来像に焦点を当てた「自由な発想」だと思います。現状の課題などに捉われることなく未来像を達成するために何をやるべきか?を考えるので多様な選択肢が考えられます。

デメリットに関しては【未来から現状までが繋がるプロセス設計の難易度の高さ】だと思います。しっかりと道筋が描けないと失敗に終わる可能性が高いので現状と乖離した発想/思考にならないように注意が必要です。

対するフォアキャスティングのメリットは【実現性の高さ】です。現状の課題や過去実績を分析し設定しますので理にかなっているといえば当然ですし、周囲の理解も得やすいといえます。

デメリットは【大きな目標(未来像)を描くことには不向き】ということが挙げられます。現状から分析/改善できる範囲の上で成り立つものなので出てくるアイディアや発想がどうしても消極的なものになりがちです。また現状に左右され本来目指すべき未来像とは程遠い動きになってしまう、ということも。

活用例

冒頭で述べたようにどちらかが正しいというものではなく、どちらもうまく活用するとより思考が整理されるのではないかと思います。

2つの思考法の活用例

バックキャスティングは従来の発想にとらわれない自由なアイディアで新規上立ち上げやイノベーションが必要な時、またV字回復を狙う際にも活用できますし、逆にフォアキャスティングは過去実績や現状分析で堅実な経営を進めていきたい時に向いている思考法です。

経営には攻めることが必要な時、守ることが必要な時があると思います。
私もこの2つの思考法を現状に合わせてうまく活用していきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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