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学生時代、思い込みの先にあったもの #思い込みが変わったこと

学生の頃。

自分の居場所は、ここしかないんだ。無意識にそう思っていました。

集団行動、クラスでの活動、ここでできたコミュニティは大切にすべきで、守っていくべきものだ。例え、我慢することがたくさんあっても。

そう自分に無意識に言い聞かせていました。

11年経って久しぶりに会った友人

そして、学生の頃から、10年以上経ち、私が先日会ったのは、

学生時代に行ったカナダ留学の友人でした。

彼女たちとは、カナダのバンクーバーで3週間、同じ語学学校でした。

同じクラス、というわけではなく、同じ入校日と、いつの間にか仲良くなっていたのと。

カナダ留学に行くまでの私は、大学とアルバイトのコミュニティが全てで、地元以外の世界を知りませんでした。

関東の友人はほぼおらず、このカナダ留学で初めて、関東の友人がたくさんできました。

挨拶もおぼつかないレベルの私の英語力は、3週間では、何も変わりませんでした。
けれど、人生観が変わりました。

自分には、この世界しかないんだ。ってわけじゃない

短期留学ということで、同世代がたくさんいて、私の知らない世界で、同い年のみんなは、関東で違う学生生活を過ごしているんだ。

それさえも、新鮮で。知らなくて。

自分さえ自発的になれば、いろんな人と関われて、もちろん、怠惰になれば、時間を無駄にもしてしまう。

誰かの顔色をいつもみながら、誰かが喜ぶ顔を見て心を安定させる。

海外生活では、その気遣いよりまず自分が楽しむことが大切だと、
その瞬間の自分は、気付かなかったけれど、数年経って、別の国でワーキングホリデーをして、そうだったのか。と悟りました。

もっとその世界を知りたくて私は、その半年後、休学届けを提出して、再びカナダにワーキングホリデーで行きました。

2度目のカナダも、英語力は上がりませんでした。
でも、また関東圏の友人が、たくさんできました。

英語力に関しては、もがくことがたくさんありましたし、自分にかなり失望することがありました。
そこでも、学びより発見が多かったと思います。
2度目の時は、同世代だけでなく、社会人からワーホリにきた方々とも、たくさんお会いしました。

私の固定観念強めの話を、いつも優しく聞いてくれました。
そして、いつもこう言ってくれました。
「バンちゃんが思うんなら、それでいいんじゃない。」

自分がこうだと思ったら、考えは変わらない。
自分が気付くまでは、それ以外の選択肢があることに気付けない。

私より、社会人経験を積んだからこそ、それを知っているからこそ、
いつもそう言っていたんだな。
彼女たちの年齢になった時。そう気付きました。

自分の思い込みは、自分で解いていくしかない

誰かに諭されても、
誰かに怒られても、
誰かに指図されても、
誰かのせいにしても、

自分は変わりません。

自分の考えは、この世の常識ではない。
そして、他人の言葉は、意見として吸収し、活用・応用していく。
自分が成長できたと思ったら、いつも周囲に感謝することを意識する。

その考えに行き着いて初めて、自分と向き合うことができました。

自分が幸せではないと、他人を幸せにはできない

心に余裕がない時、
不満が積りに積もった時、
文句しか口から出てこない時、
ため息しか出てこない時、
あなたは、友人を元気づけることができますか?

私はできませんでした。
負の共感しか、できませんでした。
悲劇のヒロインをしてました。
誰かを傷つけて、己の心に罪悪感と安定を持ち、日々をやり過ごすことしか、できませんでした。
誰かを傷つけていることさえ、気付けませんでした。

カナダ留学や、ワーキングホリデーが、その心を解きほぐしていきました。

だからこそ、今は、自分のを一番大切にしようと、心がけています。

自分の心を安定させる、幸せにさせるからこそ、
周りにその心が伝わると、この数年肌で感じました。

もちろん、全ての人に、自分の心が伝わるわけではありません。

けれど、少なくとも自分のモチベーションは高く保つことができています。

そして、自然と、類は友を呼びます。

【私見】行動力と原動力

私は、時々リセットのために、関東に行きます。
ワーキングホリデーで出会った友人のほとんどは、関東在住。
そして、これからやりたいこと、未来のことを相談するのも、彼女らに相談することが多いので、直接会って、自分の考えをクリアにします。

初めてカナダに行ってから、10年以上。
時間が経っても、お互い環境が変われど、会えば気楽に話せる。
そんな友人がいることは、本当に幸運なことだと思っています。

各々が、日本でさまざまな経験をしているからこそ、
いろんな意見が聞けて、自分にはない世界を知ることができる。

自分が今まで、思い込んでいた世界が、180度違うことが、いまだに沢山ある。

大人になればなるほど、こういうもんだ。って思いたくなることが多々あります。
だって、考える暇がないから。
仕事に追われたり余裕がないと、話をスルーしたり、分かったふりをした方が楽だから。

余裕がない時ほど、人の意見を聞いて、自分の頭を整理する。

それが、今の自分に対する
思い込みを変える対処法です。

皆様はどうでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ワーホリ生活中心に、記事を執筆中です:)


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https://note.com/van2travel2016/m/m5354d9d29ef7

今日も良い日になりますように:)





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