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#40 これを読めばあなたもパリジェンヌ!?おすすめの本5選

こんにちは、パリジェンヌになりたいシルビです。1度もパリに行ったことはないし、本物のパリジェンヌに会ったこともないけれど、ただ漠然とパリジェンヌのイメージに惚れています。(恐るべしパリジェンヌのブランド力。)では、わたしのパリジェンヌ像はどのようにできあがっているのか。それは今回ご紹介する本たちです。

本はミステリーやアドベンチャー的なフィクションを読むのが好きなのですが、パリジェンヌに関しては別物。パリジェンヌ、なんならパリの言葉がタイトルにあるだけで即買い。「パリジェンヌになるための○○の方法」なんて、もう大好物。ありとあらゆるパリジェンヌ本を読み漁ってきました。

その中には気に入って何度も読み返すものもあれば、なんか違うな…と思って途中で読むのをやめたり、手放してしまうものも。そこでたくさんのパリジェンヌ本の中から、間違いなくおすすめしたい5作をまとめました。これを読めば最短でパリジェンヌになれるかもしれません(笑)

ちなみに「フランス人は10着しか服をもたない」はもう一通り取り上げられてご存じの方も多いと思うので割愛させていただきます。

1.パリジェンヌのつくりかた

―カロリーヌ・ド・メグレ、アンヌ・べレスト、オドレイ・ディワン、ソフィ・マス

これはオールタイムベストのパリジェンヌ本。ふとした時に、手に取ることも多いバイブル的存在です。鎖骨がほどよく見える服、紺のニットを手に入れたのはこの本がきっかけ。特にお気に入りのページは、本棚にある本の解説の部分。読みたくて読めていない本だらけでもいいんだな~と気づかされました。


2. パリジェンヌ流 今を楽しむ! 自分革命 (河出文庫)

―ドラ・トーザン

「日本とフランスの架け橋」というサイトでも知られるドラ・トーザンさんの著書。日本のことを知るパリジェンヌの彼女が語る今を楽しむ自分革命術は目から鱗のものばかり。「同棲や結婚をしていても独立性を保つ」とか「子育て中も『オンナ時間』を大切にする」とか「外国語を学んで、新しい価値観を身に着ける」とかは特に大好きなトピック。「『自分自身がブランド』と思えば、おしゃれも個性的になる」とかもいつも心の片隅に残っています。文庫本なので、持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。

3. フランスの女は39歳で“女子"をやめる エレガントに年を重ねるために知っておきたい25のこと

―パメラ・ドラッカーマン

日本では圧倒的に”かわいい”がすべて。セクシーでもキレイでもなくかわいいことこそ、よしとされる美的価値観が強いですよね。では生まれながらに世間一般でいう”かわいい”タイプでない女はどうしたらいいのか。

もちろんかわいいの大海原に乗り出していくのもひとつでしょうが、私の場合は方向を変えて、”かわいい”が美の第一条件ではない海外の価値観を取り入れるようになりました。やっぱり自分に都合のいい価値観の元生きる方が、気が楽ですし楽しいもんです。

そんな風に方向を変えたい時、方向を見失いそうになる時に見るのが、パリジェンヌの本でもあります。この本のタイトル「フランスの女は39歳で“女子"をやめる エレガントに年を重ねるために知っておきたい25のこと」で気づいたのは”女子”という言葉のもつ力。かわいい基準で生きているうちは女子。

どんなに親しい女友達でも、価値観は人それぞれ。悲しいことに「女は年をとったら終わり」「女は若くてなんぼ」と本気で思っている女性たちが身の回りにゴロゴロいます。本当に悲しい。女性の中でこのように思っている人が減らない限り、世の中でそう思う人の数は絶対減らない。

女性が自ら、年を重ねてもっと知的になる喜びを、もっと経験豊富になる喜びを感じて、それこそ魅力が増しているということなのだと自覚すれば世の中も変わるのに…。そんな思いからもエレガントに年を重ねるTipsを紹介する本は声を大にしておすすめしたい一冊です。

「いつまでも魅力的な女性でありたい」という最終目的地に導いてくれる地図のようなパリジェンヌの本はやはり今後も手放せません。

4. ねことパリジェンヌに学ぶリラックスシックな生き方

ー米澤よう子

犬か猫かと言われたら犬派だった私が猫派に鞍替えしそうになるほど楽しめた一作。可愛い手書き風イラストが満載で読みやすいのはもちろん、視覚的に想像もつきやすく妄想もしやすいんです。

この本のグッときたポイントはカバンの中身が紹介されていたこと!わたしカバンの中身みるのが大好きなんですが、パリジェンヌのカバンの中身なんて、それはもう興味津々♡ 極論、持ち物を真似すればカバンの中身はパリジェンヌということですから。そんなアイテムが紹介されているのはありがたいことです。

他にも猫背でいることもあるとか、毛づくろいのように体を触るとか、気ままなひとり行動のあれこれがパリジェンヌらしさなのだと書かれていて、それまでになかった視点にうならされました。

4.フランス人が何気なくやっているシンプル・シックな36の法則

ーティシュ・ジェット

”アフター・コロナ”という言葉を実感した2023年。在宅勤務という働き方は継続することになりましたが、そろそろ元通りにリセットするときだな~と感じていました。そんな時に手に取ったのがこちらの本。「見られることで女は美しくなる」という章もあり、まさに私に必要な本でした。

在宅の時は、楽な格好ばかり好んでしまって見てくれなんて気にしない日々になりがち。髪の毛をとかさなくても誰も気が付かないし、ネイルが剥げていようと肌の手入れをしていなかろうと、問題ないなんて思っていました。

でもこの本から「ネイルが剥げたままなんてありえない!」「だらしない格好で外に出ちゃダメ!」とお叱りをうけて、気持ちを引き締めることに。ちょっと余力がある日はゴマージュも楽しんじゃったりなんかして。ちなみにメルヴィータなど、フランスのブランドはスクラブ入りのボディソープといった商品ラインナップも豊富な印象。いつか私も”何気なくやっている”風になれるように、しばらくは意識して日常に取り入れる日々が続きそうです。
まずは剥げている親指のネイルを直そ~っと。

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