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ビーガンアイスクリームも牛乳高脂肪アイスも、手作りよりプロの市販品をたまに少量買って食べる方が合理的で美味、と気付く

久々にビーガン・ナッツアイスクリームを、作ってみた。

母校の北米老舗ビーガンシェフスクール、ナチュラルグルメ学院レシピを思い出しつつ、手元にある材料で、今風アレンジも加えて。

普通のアイスクリーム材料とレシピ組み立ては

1)牛乳+生クリームのコテコテ乳製品液体を、
2)白砂糖で甘ーくして、
3)卵の黄身でつないで、
スプーンやアイスクリーマーでかき混ぜながら空気を入れて、凍らせたもの。

アジア人は2人に1人が、牛乳を消化できない体質、不耐性があるらしい。だから、牛乳+その脂肪分の生クリームどっちゃり、さらに合法的麻薬の白砂糖たっぷりは、日本人を含むアジア人の体には良くないんですよね。

私はラッキーにも牛乳不耐性ではないから、牛乳飲んでも大丈夫。だけど、牛乳より植物性ミルクの豆乳やナッツミルクのほうが種類が多いし、簡単に置き換えできるから、牛乳もよほどのことがないと買いません。

どうしても牛乳じゃないと作れないもの、って?→ない。

以前は、コーヒーには牛乳のほうが混じりやすく、豆乳だと酸っぱめコーヒーだときたらなしいマダラに混ざっちゃってた。だけど最近、100%無調整豆乳だけど、ちょっとプロセス加工して、泡立ちやすいバリスタブレンドとかのナッツミルクが市場にでまわってきたから、もう牛乳飲む理由がなくなった。

牛乳をなるべく飲まない理由はビーガンじゃなくて

数年前に乳製品のとりすぎで、子宮内膜症や子宮系の大病をした。これまた余命3カ月かもと大病院の藪医者に宣告されて、なぜこういう病気になったのか?調べたり自分の体に聞いてみた。

分かったのが、乳製品と肉など、ドロドロとした血流澱ませる食品の摂りすぎ。子宮内膜症の手術受けても、牛乳やバター、肉とりすぎグルメ食生活変えない限り、また再発する!って子宮が言うから、なるほどね、って牛乳も肉も控えることにした次第。その後子宮はめっちゃ健康。

アイスクリームも牛乳が欠かせないけど、ビーガンアイスもナッツミルクで置き換え

して、実は簡単に作れるんですよね。

1)牛乳と生クリーム代わりに、ナッツミルクとナッツバター。昔はアーモンドミルク、いまはカシューナッツミルクを自家製で作るのが流行り。ココナッツミルクは定番で入れる。

ココナッツミルクも脂肪分たかいけど、さらにコクをだす脂肪分を上げるために、最近はナッツバターをぶち込むのもはやり。めっちゃカロリーあがるけど、人間は本能的に太る高カロリーのジャンクフードが好きだからね。

2)そこに甘味として、ビーガンベジタリアンは白砂糖嫌いも多いから、メープルシロップを使うレシピも多い。

不健康なビーガンおデブも多いんですが、そういう人たちは、植物性なら健康と思い込んでる。だから、白砂糖も有機のCane Suger、つまり精製されたサトウキビ糖をありがたがって食べてる。これ、精製されてるから、甘いものドカ食いを誘発する麻薬効果強いんだけどね。だから、ビーガンなのに痩せない、太り過ぎで体壊してるのよ、あなたたたち。

3)つなぎはなし。卵、は動物性だから入れずに、ナッツバターや凍らせてつなぐだけ。

つまり、ナッツミルク2種、ふつうはココナッツミルクとカシューミルク。そこにカシューバターも、コク脂肪分とつなぎとしていれて、甘味はメープルシロップで。と、

たった3つの材料でできるビーガンアイスクリーム。分量は1:1:0.5

ココナッツミルク(今回は缶詰の固形分のとこ、脂肪分だけとって溶かして使ったから、ミルクというより、ココナッツファットかも)
カシューミルク(日本だと手に入りやすい、無調整の濃い豆乳で)
メープロシロップ
を、分量mlで、1:1:0.5くらい、
例えば 250ml、250ml、125mlの
1カップ、1カップ、1/2カップ(北米カップは250mlだから)
とかね。ブレンダーやアイスクリーマーに入る最小量だけ作ります。

今回作る気になったのは、カシューミルクが余ってたから。ナッツミルクはすぐダメになるから、すかさず消費せねばなのですよ。というふうに、ダイエット中でもいい材料を無駄にしたくないから、ついで作りしちゃうのです。でも最低量、1、2回で食べ切れる量とか、機械で作れる最低量ね。

アイスクリーマーなくても、アイスクリームは手作り簡単。

金属の容器に混ぜた液体いれて、冷凍庫で固まり切る前にだして、大きなスプーンでガリガリ、ザリザリとかき混ぜる。そしてまた冷凍庫にいれて、を数回繰り返す。と、液体に空気が入ってアイスクリーム感がでます。

うっかり固まらせすぎると、シャーベットというかキャンディになるだけ。そのままかち割ってたべたり、強力ミキサーにかけたら、かき氷になりますよ。アイスクリームとかき氷やシャーベットの違いは、乳脂肪分という脂肪が多いか、水分が多いかだけだから。

だから、アイスクリーマーも、別に要らない。だが、私は持っている!なぜ?

Craigslistというメルカリの北米版みたいなとこで、中古で電動アイスクリーマーのブランド品、150−200ドルくらいのが、20ドルで投げ売りされてたから。アイスクリーマーは、どでかくて場所とるわりに、夏に数回使うだけ。だからみなさん、買ってはみるが飽きたり、実はこれ、使わないんじゃない?と気付いて、すぐ売りに出す。だから新品同様のものがいつも、1/10くらいの値段で投げ売られているのです。電動じゃなければ手動なら、5ドルとか3ドルでもある。

私もアイスクリームはたまに買う派だけど、料理学校のデザート用に、珍しいアジアフルーツのシャーベット作ったら、いいおもてなしかも。と思って、コロナ前に買いました。断捨離済みで、家に収納スペースも余ってるから、まあいいか、って感じ。でもやはり出番は夏だけですね。

冷凍庫で24時間冷やした内容器を外容器にセットして、液体いれながらスイッチを押すだけ。内容器の壁に入ってる冷却材で液体が冷やされて、ぐるぐるまわりながら、アイスクリームになっていきます。原理は簡単。でも20分くらい気長に回す方が空気が繊細に含まれて、滑らかなアイスになります。手動で20分はしんどいので、20ドル、約1600円だったら電動中古品を買うよねー。

こちら↑↓が出来上がり。今回はカシューミルクを作るとき、こさなかったので、カシューナッツのつぶつぶ感も残る、ホールフード、ナッツ丸ごとアイスクリームになりました。あとはココナッツ脂肪分も、溶かしたけど固まるとちょっとザラつくし、缶の匂いがある気がするので、お高い最高級タヒチバニラビーンズを入れてみた。

さらに、有機ラズベリーとホワイトバルサミコ酢のソースをかけたら、できあがり。うん、

まあ美味しいけど、手作りアイスクリームは、わざわざ作るほどのもんじゃないわね。

なぜなら、うちから徒歩10分のとこに、バンクーバーいち美味しいという高級ビーガンアイスクリーム店があるから。そこで、1パック15ドルするけど、それを買ってちびちび食べる方が、プロの技も味わえるし、フレーバーや舌触りも素晴らしいから。また、たまに普通のアイスを食べるときは、ベン&ジェリーのチョコチップクッキードゥの、古典的定番フレーバーが大好き。

日本風のソフトクリームが食べたい!という欲求が昔はあったけど、マクドナルドの安いアイスクリームが、空気入れまくってカサマシしてるから、日本のソフトクリームと似てる味。と気付いたら、特に欲しく無くなった。人間、ないと、欲しいみたいですね。

一番シンプルなアイスクリームもどきレシピは、バナナを皮を剥いて、輪切りスライスにして凍らせた、バナナ‘アイスクリーム’もどきでしょう。バナナはそれ自体がねっとりしてるから、つなぎの卵やナッツバターも、脂肪分も不要。バナナの形をしてるからアイスクリームに思えないだけであって、市販品のアイスクリームに、ミキサーやブレンダーでガーッと混ぜ込んじゃえば、白砂糖の量も減らせて、低糖アイスクリームにリメイクできます。アイスクリーム中毒のひとや、とにかく量を食べたい欠食児童なお子さんに、おすすめ。

つまり、アイスクリームというジャンクフードは、たまにちょっと食べるから美味しい。ならば、手作りせずとも、お店で買うのが正解。

アイスクリーマーは、買わずともよかった、もしくは断捨離できるわね、苦笑。

元々のアジアフルーツのシャーベットが作りたい、という目的は、コロナで料理学校をオンラインに切り替えたので、消えた。だから処分してもいいけど、

この夏、もう少しフルーツやナッツミルクのシャーベットのレシピでも、作ってみようかな

たとえば、鹿児島名物白熊を、杏仁シャーベットとして作って、いろんなフルーツで飾りつけるのは面白そう。また沖縄のぜんざい、つまり氷ぜんざいなんだけど、あれもかき氷部分を、豆の甘煮と合うナッツミルクシャーベットなどで作ってみるのは、良さげですね。

せっかくの手作りなら、市販品で置き換えできない、クリエイティブなものを作りたい。というふうに、ダイエットしつつも、あれこれレシピを作ってしまう、楽しい毎日です。


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