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キッチンで配信ライブ

今夜はTHE MICETEETHのリアルタイム配信ライブがあって、台所で聴いた。
大阪で結成されたバンドで、一度解散→再結成している。
私は2014の再結成後に彼らを知った遅咲きファンだ。

きっかけは、ラジオで聴いたこの曲だった。
かなり以前の演奏で画質もよくないけど、よかったらどうぞ。

元々彼らののベースが大阪、そしてヴォーカルの次松大助さんは現在、仙台在住なので、ライブは今回の事態以前も、多くはなかった。

でも年に1回、代官山のライブハウスで「THE THRONE NIGHT」という自主企画ワンマンをやってくれて、これが毎年、どんなに疲れていてもやさぐれていても、帰りが酔っ払いだらけの満員電車でも(←とても苦手)、決して後悔しない楽しさなのであった。
いまだに「スカ」の何たるかがわかっていない私でも、みぞおちのあたりからウキウキした気持ちが沸き上がってきて、ダンスが下手でも踊ってしまうし、次の日に気の重い仕事があっても「何とかなるか!」とか思えてくる。

去年はチケットを取っていながら仕事でどうしても間に合わず、涙を飲んだので、今夜は一年半ぶりのライブだった。

次松さんは今日もネズミ男みたいな帽子をかぶって登場した。
今日のMCで一番面白かったのは「(店の入口ととかで体温を測られるとき、必ず白目を出すようにしている。体温を測られることに対するささやかな反抗。」という話だった。

また、元・奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のメンバーだった長山動丸さんがサポートメンバーで参加していたのも、うれしいサプライズだった。

今日の会場は大阪のライブハウス。
オンラインだとなかなか行けない遠方のライブをリアルタイムで見られるのがうれしいけど、反面、リアルで参加するとき以上に、「どのチケットを買うか」に悩むことにもなる。

時間はあるけど、お財布事情で、観たいライブに全部参加するのは難しい。
自分は療養中で収入が減っているから、少ない予算をどこに充てるべきか
真剣に悩む。

「働けるようにならなければ!」と思うのは大体こういうときで、
落ち込む気持ちを前向きにさせてくれたり、「あ、今久しぶりに笑った」
「心が軽くなった」と思ったのは音楽だったり絵だったり映画に触れたときだったりしたので、そういうものを創ったり届けてくれる人たちに対して、仕事を再開して、早くきちんとお金を落とせるようになりたいのだ。

今夜のライブの紹介ビデオを貼っておきます。
アーカイブが11/6まで残るし、まだチケット買えるみたいなので興味のある方はぜひ。




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