見出し画像

事はどんどん進む。自分の時間だけが止まっているようだ R20326

先日、同僚から連絡がきた。

「君の娘さん、転校するってよ。」


同僚の娘は、ぼくの娘と同じクラスだった。


コロナの影響で休みになっていたことは知っていたが、終業式のみ実施されたらしい。


その場で、唐突に僕の娘の転校挨拶があったらしいのだ。


…なんだこれ。


全てあいつの思惑通りか。


こんなことが許されるんだ。


絶望しかない。


どうしたらいい。どうしたら。



勢いで、妻と子供が住む、妻の実家に向かった。


とは言っても翌日のことだが。


本人が出てきたが、即、父親にかわった。


僕が言葉を発する前に言われたのは


「こんな時間に、常識が無い。がっかりした。」


だと。


…正論だ。アポなしで20時過ぎに押し掛けたのだ。


でも、常識が無いのはどっちだ?


父親である僕は、娘が転校するなんて知らなかった。


その事実を確かめに来ただけだ。


食い下がって、一つだけ聞いた。


「ここに住むんですよね?近くの学校に行くんですよね?そう聞いてますが。」


彼は言った。「娘にきいてくれ。とりあえず、今日は日をあらためてくれ」

「娘は君と別れたがっている。本人同士で話をしてくれ。」


誰でもそうだと思う。


結局は、自分の娘の味方をする。


発端の理由がどうあれ。


そんなものは、もう、どうでもいいんだろう。


自分たちは、孫と娘と平和な生活が遅れればいいのか。


僕と、僕の家族は、もはや彼らの世界には不要。


むしろ敵か。




見てろよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?