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発想は自由

近所にレゴスクールがある。
娘(6歳)が先日、体験教室に参加した。

ほかの参加者はみんな男の子。
女の子は娘1人だった。

体験教室は、大き目のレゴブロック(デュプロ)で、
洗濯機をつくるというもの。
ペットボトルを、ドラム式洗濯機の「ドラム」に見立て、
ギアを組み合わせて、ぐるぐるまわすことができる仕組みだ。
ペットボトルのなかには、水と石鹸と布が入っていて、
まわすと泡立ち、リアリティがあった。

洗濯機が完成すると、
あまったスペースに、各々好きなものを作っていい
と、先生がいう。

男の子たちは、とにかくレゴを高く積み上げたり、
クレーンのようなものを作ったりしていた。
おもしろいものをつくるものだなあ、と感心して眺めていた。

さて娘は・・・。

洗濯機の脇に箱のようなものを作っている。
反対側には鉄棒のようなもの。
これはいったいなんなのか。

尋ねたところ、
箱のようなものは 「お風呂!」
鉄棒のようなものは「洗濯物をほすところ!」

確かに、洗濯機はお風呂場の脇にあるよね・・・。
そして、物干しにあまった布をかけていた。


男の子だからとか、女の子だからとか、
ふだんはあまり意識しないけれど、
この日ばかりは、娘の発想を、女の子らしいなあと思った。


クレーンを作った男の子も、
お風呂場と物干しを作った娘も、
どちらも自由でいいなあと思った。


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