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ロシアの先生と話したこと


2022年2月24日
ロシアがウクライナに侵攻した。
先日、DMM英会話でロシアの先生に
この戦争について聞いた。

ロシアの先生と言っても
プーチン支持派の人も
反プーチンの人もいる。
先生のレッスンは過去に何度か受け
プーチン支持派なのは知っていた。

プーチン支持派の一市民が
戦争をどう見ているのか、知りたかった。


私「侵攻はショック。
  たしかに、東部にはロシア語を話し、
  ロシア正教を信じ、
  ロシアのパスポートを持った住民がおおぜいいる。
  プーチン大統領はこの住民を守りたいといった。
  でも、ウクライナ全域を攻撃している。
  どうして、そんなことをするのか」

先生「狙っているのは、軍の基地だけだ。
   目的はウクライナの軍を弱めることだ。
   住民を傷つけたいのではない。
   東部2州は7年間(2014年以降)
   ウクライナからひどい攻撃を受けてきた。
   たくさんの人が死んだ。ジェノサイドだ。
   この東部2州のトップから頼まれたのだ」

私 「ウクライナはNATOに入りたがっていた。
   これは原因?」
先生「紛争地域があると、NATOには加われない。
   東部は紛争地域。
   ウクライナが望んでも加入は無理。
   今回の戦争の原因ではない」

私 「着地点が見えない。
   どうしたら戦争が終わるのか」
先生「ロシアはウクライナの土地が
   ほしいわけではない。
   ウクライナが、東部2州の独立を認めたら、
   戦争は終わる」

私 「世界の国々が独立を認めるのは
   難しいのではないか」
先生「世界が認めるかどうかではない。
   ウクライナが認めればいい」

ウクライナが独立を認めるとは考えられない。
着地点が見えず、暗い気持ちになる。
はやく戦争が終わってほしいという思いは
みんな同じはずなのに。

戦争が起きるまで、この地域の紛争に
関心をもってこなかったことを反省した。

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