ローレンスロールバーグ・道徳性発達理論

ローレンスロールバーグ・道徳性発達理論

慣習以前のレベル(pre-conventional morality)
1「罰と服従」(punishment and obedience)志向
罰の回避と力への絶対的服従がそれだけで価値あるものとなり、罰せられるか褒められるかという行為の結果のみが、その行為の善悪を決定する。

(簡潔)罰を知ることで物事の善悪を判断する。問題(罰)に合うのが嫌だから、従おうというもの。

2「道具主義的相対主義」(instrumental relativist)志向
正しい行動は、自分にとって、また自分と他者相互の利益を満たすものとして捉えられる。物理的な有用性が考えられる。

(簡潔)自分自身にまたは他人の利益を考えて正しい

2.慣習的レベル
第三段階=対人的同調あるいは「よい子」への志向
善い行為とは、他者を喜ばせたり助けたりするものであって、他者に善いと認められる行為である。多数意見や「自然なふつうの」行為について紋切り型のイメージに従うことが多い。行為はしばしばその動機によって判断され、初めて「善意」が重要となる。
第四段階=「法と秩序」の維持への志向
正しい行為とは、社会的権威や定められた規則を尊重しそれに従うこと、すでにある社会秩序を秩序そのもののために維持することである。
3.脱慣習的レベル
第五段階=社会契約的遵法への志向
ここでは、規則は、固定的なものでも権威によって押し付けられるものでもなく、そもそも自分たちのためにある、変更可能なものとして理解される。正しいことは、社会にはさまざまな価値観や見解が存在することを認めたうえで、社会契約的合意にしたがって行為するということである。
第六段階=普遍的な倫理的原理への志向
正しい行為とは、「良心」にのっとった行為である。良心は、論理的包括性、普遍性ある立場の互換性といった視点から構成される「倫理的原理」にしたがって、何が正しいかを判断する。ここでは、この原理にのっとって、法を超えて行為することができる。

Culture = 規範

subCulture = 個人サブカルチャー

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