各項目算出は2020年産まで

⑬タイプムーンの22（父：ディーマジェスティ　母父：アイルハヴアナザー）
　産駒勝ち上がり：0/0頭

参考血統：「父　ディーマジェスティ」
86頭中67頭がなにかしら賞金を稼いでいる。ただしOP馬はなし。
獲得賞金2000万円以上の8頭について見てみると、最上位2頭こそNorthern Dancer系との配合だが、残りの6頭はミスプロ系との配合。また、ミスプロ系との配合の半数でNorthern Dancerのクロス持ち。
本馬はNorthern Dancerのクロスはなく、サンデーサイレンス 3×4とHail to Reason 5×5のクロスあり。カンザシ（牝4 母父：スウェプトオーヴァーボード）が同様のクロス持ち。2勝クラスで2着2回とこのクラスで勝ち負けできるレベル。タイプムーンの22は募集価格を考えると出資するのはあり。

⑭リゲインの22（父：ウインブライト　母父：ショウナンカンプ）
　本馬が初仔

参考血統：「母父　ショウナンカンプ」
獲得賞金1000万円以上が9頭。父はすべてSS系。その中でもマツリダゴッホ産駒が5頭。また、母に注目すると、9頭中6頭がアイリスモレア産駒。これはもはやアイリスモレアが優秀すぎるだけでは…。一応9頭に共通する特徴は8頭がほぼアウトブリードということくらい（母系内に5×5のインブリードがある例も含む）。
ちなみに本馬は父系にまたがってSS 3×3、ノーザンテースト 5×5×5、母系内にNijinsky 5×5とインブリード祭り。これは様子見。

これにて全牡馬の評価終了。
牝馬については、興味惹かれる血統がなく、1次募集の考察は牡馬だけということで。
ちなみに牝馬で唯一出資を考えるのはコスモネモシンの22（父：モーリス　母父：ゼンノロブロイ）のみ。
この血統に関して言えば、全兄のウインバグースは2歳時に勝ち上がり、重賞出走も果たし、今は2勝クラスを勝ち負けできるレベルにはいる。
モーリス×ゼンノロブロイも獲得賞金3000万円以上の馬は3頭おり、上位2頭はストゥーティとレーヴドゥラプレリとどちらも牝馬。そして3頭目がウインバグースであり、コスモネモシンの22には期待することができる。募集額が4.5万というのもお手頃価格かと思う。