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世界遺産訪問432件目:スンダルバンス国立公園(インド)

どうも、ちきゅう探検家のくぬるぷです。

インド旅行記の続きです。

ムンバイの後に飛行機で向かったのは
インド東部のコルカタでした。

コルカタには朝に到着。
空港バスで市内に向かいます。

市内で途中下車して、
まず宿より先に向かったのはこちら。

西ベンガル州政府観光開発公団

ここで世界遺産である
スンダルバンス国立公園へのツアーを
申し込むことができるそうです。

スンダルバンス国立公園へは
船で1泊2日か2泊3日のツアーになり、
そこそこの費用がかかるでしょうし、
そもそもツアーの催行日程が
自分の旅程と合わないと参加できません。

だから余り行く気はなかったのですが、
話を訊いてみると
2日後出発の1泊2日ツアーがあるらしい。
お高いので2泊3日ツアーは最初から
考えていませんでしたし、
1泊2日ツアーも
ピークシーズンの10~12月は月6回。
1~3月が月4回
4月が月3回の催行でした。
それ以外の時期にツアーはありません。
つまりこの11月には5日に1回のペースで
ツアーが催行されている計算になります。
2日後に出発ならわりと幸運かも?

ツアーのお値段は7329ルピーに
外国人入域料1200ルピーが加わり
8529ルピー(15646円)
うーん、お高い。
貧乏バックパッカーには厳しいですが、
参加してみることにしました。

これはあくまで公的な機関による
ツアーなのでお高めだと思います。
一般の旅行社で探せば
もっと安いツアーあると思います。
あと船室ではなく、デッキで寝るなら
1354ルピー安くなります。
ただ公的機関の催行ツアーだけあって
サービスは最高でした。

翌日は一日中寝ていました。
移動も観光もしなかったのは
この旅21日目にして初めてです。
流石に疲れ溜まってましたかね?

更に翌日、ツアー当日。
朝8時半に予約した場所に集合です。
集合した時点で
ビスケットとチャイorコーヒーが
振舞われました。

8時45分、バスで船の乗り場に向かいます。
乗車してすぐに
箱に入った朝食が配られました。
あとツアー中は常にミネラルウォーターが
大量に置いてあるので取り放題です。

13時20分、
港からボートで船に乗り込みます。

私たちのツアーで乗った船

スンダルバンス国立公園では
他にも沢山の船を見かけましたが、
この船が一番まともでした。
流石はお高いツアー。

これが私の寝泊まりした船室

船室

「地球の歩き方」が置いてあるのが
私のベッドです。
夜に蚊が出ないか心配でしたが
全く気にならず、快適でした。

船で国立公園のエリアに向かいながら
昼食を船の甲板で頂きました。

この日は国立公園のすぐ外側にある
しょぼい動物園を観て終わりです。
ヘッダーの写真は世界遺産エリアとの
ちょうど境目あたりだと思います。

18時30分、甲板で夕食。
ベジタリアンとノンベジが選べて
ノンベジはフィッシュ&チップスでした。
この船旅で一番美味しかったです。

20時頃、船室でごろごろしていると
他のツアー参加者に
晩御飯だと声を掛けられたので
甲板に上がってみると
スープが提供されました。

さすがに晩御飯は
もう出ないだろうと寝ていたら、
21時頃、また他の乗客に起こされました。
どうやらこれが本番の晩御飯らしい。
量もたっぷり振舞われました。
一日何食? そしてインド人は晩御飯遅い。
20~21時とかがわりと普通ですね。

2日目が本番です。早朝から
ずっと世界遺産エリアの船旅です。
世界遺産訪問432件目。

スンダルバンス国立公園とは
バングラデシュと跨る
世界最大のマングローブ林です。
78種のマングローブが生息しているとか。
バングラデシュ側は
シュンドルボン国立公園として
国ごとに世界遺産に登録されています。

個人的には国境を跨ぐものは
共同で世界遺産申請してほしいです。
バングラデシュ側も行きたいですけど
面倒すぎます。

あとベンガル語でシュンドルボン、
ヒンドゥー語でスンダルバンスです。
コルカタ周辺ではベンガル語が優勢なのか
こちらでもシュンドルボンと呼ばれますが
バングラデシュ側と区別を付けるため
スンダルバンスと表記しております。

ベンガルトラ(𝘗𝘢𝘯𝘵𝘩𝘦𝘳𝘢 𝘵𝘪𝘨𝘳𝘪𝘴 𝘵𝘪𝘨𝘳𝘪𝘴)の
生息地でもあります。
シュンドルボンに生息するベンガルトラは
インド側130頭、
バングラデシュ側250頭ほどだそうです。

こんな感じの風景がひたすら続きます。

スンダルバンス国立公園

幾つかの島にも上陸しました。
でもベンガルトラはそう簡単には
観られないかなと思います。

観られたのは

2頭のシカ

アクシスジカ(𝘈𝘹𝘪𝘴 𝘢𝘹𝘪𝘴)。
インドの他の国立公園でも観たことあります。
あとワニも観られました。

景色は素晴らしいですし
船旅自体は楽しかったですが、
ガンジスカワイルカ(𝘗𝘭𝘢𝘵𝘢𝘯𝘪𝘴𝘵𝘢 𝘨𝘢𝘯𝘨𝘦𝘵𝘪𝘤𝘢)や
ベンガルトラ等の希少動物が観られるかは
余り期待しない方が良いと思います。

今回の記事はここまでです。
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世界中を旅してるなんて、 お金持ちだと思われるかもしれませんが全然違います。 非正規労働と旅の繰り返しで、常に貧乏旅行です。 物価の高い北欧、西欧、カナダ、米国、オセアニアの 世界遺産は殆ど行けてないのもその為です。 資金が集まったらより多くの旅の情報をシェアしていきたいです。