私の父親はモラハラなので、物心ついてから現在までそれはそれは鬱々とした気持ちを抱いていた。夫や妻がモラハラかも…？でも結婚したら変わるかも…、子供が生まれたら変わってくれるかも…と思う多くの人に言いたいのは、変わりません。という言葉だけだ。
そんな親の家庭で育つのは死にたいくらい辛い。私は父親を幼少期には、機嫌を良くさせないといけない。とその人が望む子供であるように立ち居振る舞った。辛い気持ちになった時は、心の底でこの人は本当の親じゃない。だから、こんな事が私にできるんだ。と思っていた。
死にたいとも思った事がある。

私はモラハラを好きになって結婚したら彼は変わるって思ってる女性たちに変わるわけがない。100歩譲ってあなた1人なら良いが、子供ができた時に、自分と同じように子供にモラハラ被害を堪えるような真似をさせないでよ。と願う。
私の兄弟は、親が嫌いで皆高校をでたタイミングで一人暮らしをした。都内の立地の良い実家には誰1人戻ってこない。
幼少期からモラハラの父親を見てきた、兄弟は誰1人結婚や恋人を作ることに憧れず、一生独身でいる気だし、私は結婚するが式には両親は呼ばない。裕福な家庭で育ててもらった事は感謝するが、それ以上でもそれ以下でもない。
母は結婚式に呼んでもらえないか、聞いてきた際に「母親だけを呼ぶわけにいかない。だが、父にはきてほしくない。昔から離婚してと言ってきたじゃない。その代償の一つでしょう、自分が選んだ選択なのだから受け入れてほしい。」と伝えた。
絶対に幸せな家庭なんてない。外から見えない不幸や理不尽は必ずあるけれど、選択して排除できる不幸を選ぶことだけはしないで今婚活している人は幸せになってほしい。