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シャープブルーレイレコーダー修理(自力)

 TVを捨ててからはや10年。ふとブルーレイレコーダーSHARP AQUOS BD-HDW35を思い出し電源投下。しかし正面のインジケーター灯らず、モニターにはHDD不良の表示が。ディスクに切り換えても認識しない。10年も放っといたのですっかりボケたよーだ。
 σ(・_・)が日常的に流しっぱにしているYouTubeで検索をかけると、似た症状のレコーダーのHDD交換とか、光学ディスク交換の動画がたくさんヒットした。そのうち、ずぶの素人のσ(・_・)にもできそうな工程のを何回か見て、それぞれを交換してみることにした。

左右の後ろのネジ外して横のプラスチックを外し、ネジ1個外し
こっちもネジ1個外し
背面上部のネジ1個を外すと
カバーを後ろにずらせる

 左がHDD、右が光学ドライブ。どちらもPCでもよく使われるSATA接続。HDD不良なら交換すればいいじゃない?・・・とはならないセキュリティ仕上げ。個体識別までできる情報とか、CPRMの情報とかが書き込まれているため、それをどーにかしないとなんともならない。
 そこで、同機種のジャンクでたたき売りされているものをヤフオクで複数ゲット。

ここまで分解しないでいい
左は電源関係の基板
フロントの基板

 HDDが生きていて、エラー表示出ない機種を土台に光学ドライブを交換。

左は動作正常光学ドライブ

 光学ドライブは完動品をヤフオクでゲット。数千円。ブルーレイディスクも認識するし、書きこみもできるよーになった。

フロントの基板も交換
インジケーター灯るし表示もOK

 こうしてブルーレイプレイヤーは復活したが、はて。TV捨てたしなー。いつか使うのか???

 なおHDDは、ブルーレイこの機種用の情報を読み取って書き込みできるデバイスがあって、それを使えば音響対応の同じ型番のHDDにクローンできるので、交換できるそーだ。HDDを機種に認識させるために、SHARPサービスマン専用リモコンというのが必要で、オクで数千円。形状からフリスクリモコンと呼ばれる。

サービスマンメニュー
エージング押して設定するとHDDIDが済になる
SD:NG

 ふと、余った部品を組み合わせたらもう1台できんかとあれこれやってみたりしたが、CPRM DVD:OK/SD:NGになってだめっぽい?そも、CPRMはデジタル放送のダビング制限に関するガードだが、SDってなに???よう知らんが、このSDがOKにできればもう1台組み上げられる。
 ずっと上に画像を載せたように、この機種を分解すると、フロント基板はいいとして、3枚の基板がある。そのうちのどれかの基板のどれかの部品がNGで、それをどうにかするとSDがOKになるような予感が。だが、どの基板がどういう役割かすら検索で出て来ないし、NGなSDをOKにする術がわからない。

 なおもYouTubeを流していたら、TVにLANでHDDを外付け録画したものについて互換性を解説していた。へえ。こんなに幾重にも著作権保護という大義名分のもと録画・ダビング制限したら、VHS時代、気軽に録画して、VHS2台でお気に入りを編集したり、ちょいと人に貸し借りしたりとかがまっこつ不可能になる。後者はそも著作権的にNGっぽいが、それによって自分も視聴しよう、とかのきっかけにもなっていた。TV番組がかくして気軽に楽しめなくなってる一因になってるのではないか。知らんけど。TVも4Kだかなんだか規格が沢山あって、もーワカンネ。
 ・・・とネガティブを挙げつつも、たぶん手段は複数用意しておいたほうがたぶん、いつかきっと???後悔しないはず???なので、ブルーレイレコーダーを蘇らせておいてヨカッタことであろう。(メモリアルw)

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