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組織作りに役立つ2:6:2の法則とは?

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あなたの組織の中で、ある人は一生懸命に仕事に取組み、会社のためだけでなく、自己啓発を積極的に行っている人もいれば、与えられた仕事を最低限しかしない人などさまざまな人がいるのではないでしょうか。
 
組織の中の人は「2:6:2の法則」で構成されていると言われています。


今回は組織作りに役立つ「2:6:2の法則」の基本的な知識と組織を活性化する方策についてご紹介します。
 


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「パレートの法則」から派生した「2:6:2の法則」


パレートの法則


 
2:6:2の法則はパレートの法則が基であるといわれています。
それでは、パレートの法則とはどのような法則かについて説明します。
 

パレートの法則


パレートの法則とは統計に関する法則で、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートによって発見されました。

その内容を簡単に紹介しますと、統計上から、
 
・社会全体の8割の富が2割の富裕層・高額所得者に集中している

・残りの2割の富が8割の低所得者に配分されている

という点に思いついたことです。
 
この法則のことを「80:20の法則」とか「ばらつきの法則」と呼んでいます。


パレートの法則は経済上だけでなく、さまざまな自然現象や社会現象などの事例にあてはめられることが多いのですが、現代では法則と言うよりもいわゆる経験則の類(たぐい)と言えます。
 
法則とは一定の条件のもとでは、どこでも必ず成立する事物相互の関係を言います。
 
しかし、自然現象や社会現象は決して平均的ではなく、ばらつきや偏りが存在します。
 
総合して全体的に見ると、一部の部分が全体の中で大きな影響を占めていることが多いということはごく当たり前の現象です。
 
すなわち、「80:20」の数値が絶対的であるということではなく、傾向ととらえていただく方が良いかと考えます。
 

パレートの法則の身近な例

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