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フィリピン留学前後の自分について

今回は俺のフィリピン留学のことについて書いていこうと思います。俺は6/4から8/26までの3ヶ月間、フィリピンのバギオという町へ語学留学に行ってきました。そしてこの留学は大成功だったと思います。その理由は

① 友達がたくさんできた
② 英語が上達した
③ 日本の良さを再認識できた

それぞれの項目について書いていこうと思います。

① 友達がたくさんできた

俺は本当に友達がいなかったんです。大学まではいたけど、大学を卒業してからは友達と会う頻度はかなり減りました。年1くらい?になりました。。。そうなんです、要するにその友達ともそこまで親しくなかったということ。大学の頃は毎日嫌でも顔を合わすので、誰かしらとつるんで行動するようになると思うんですけど、卒業したらもうつるむ必要もなくなるから、自然と本当の関係性が築かれていくんです。そして、それがこれだった 😢

社内でも友達はいませんでした。会社には20も離れた歳上の人しかいなかったので、常に子供のように扱われていました。昼休憩はいつも車で過ごしていました。本当にぼっちでした。土日に同僚と飲みに行くなんて1度もしたことありません。毎日孤独でした。

でもフィリピンに行ってからは変わりました。まず、寮生活だったので、同部屋の子とすぐに仲良くなれました。また、朝昼晩、食堂でご飯を食べるので、自然と食堂で近い席になった人と話すし、平日は毎日授業があるので、先生や生徒ともすぐ親しくなれます。

俺は正直、留学する前までInstagramの使い方さえ知らなかったんです。詳しく言うと、友達がストーリーで俺のアカウント名を入れたものを投稿してくれた時、それにストーリーで返す?みたいなことを知らなかった笑 だって友達いなかったから、ストーリーに俺のアカウント名を入れられることがなかったから。また、Instagramで電話できることや、チャットできることも知らなかったんです。アカウントは持ってたけど、見る専用だったんで、そんな機能必要なかったんです。写真を撮る機会もめっちゃ増えました。今までは風景の写真とか欲しい服のスクショとかしかなかったけど、みんなで映ってる写真とか、俺からセルフィーでみんなと写真を撮ったりとか、そんなことで自分の写真がめちゃくちゃ増えました。マッチングアプリとか登録する時、自分の写真が無さすぎて困るという現象がよくあったんですが、その心配もなくなりました笑 クラブやバーにも行ったし、サーフィンやバナナボート、ズンバもやりました。流行りのスイーツを食べたり、おしゃれなカフェに行ったりもしました。日本だと1人だったんで、そんなところへ行ったりしたら、1人で悲しいやつみたいな、周りの目が気になってなんにも行動できなった。そんな感じで同年代の友達と交流していくうちに、流行のものなども知れて、より年相応の人間になれたと言うか、人間らしくなれました。

② 英語が上達した

フィリピンではみっちり英語を勉強しました。平日は朝の8:50から授業が始まって、ちょくちょく休みを挟みつつ、16:00に終わるという生活でした。1コマ45分を8クラス取っていたので、なかなか勉強できたのではないかと思います。19:30から22:00までは自習の時間だったので、そこで1日に習ったことの振り返りをしていました。本当はTOEICの勉強をしたかったのですが、そんな余裕はなく、毎日新しく習うことの復習で一杯一杯でした。

土日は自由だったので、だいたい遊び回ってました。1日寮で過ごすことはほぼなかったです。俺は日本人の友達はあまりできず、外国の友達が多くできたので、その子たちと遊びに行っていました。でも勿論使う言語は英語なので、必然的に土日でも英語の勉強になりました。

こんなふうに平日はしっかり勉強して、土日は遊びに行くという生活だったおかげで、ストレスを溜め込まずに、オンオフ切り替えて生活していくことができました。

でももう少しライティングとグラマーの勉強はしたかったなあと思います。授業中のグラマーは英語で説明してもらえるのですが、やっぱり英語での説明より日本語での方が分かるので、グラマーに関しては日本語でしっかり勉強したいなあと思いました。ライティングは、そもそもライティングのクラスがグラマーと同じだったので、先にグラマーを固めてからライティングを始めようという感じでした。それでグラマーばかりしていたので、ライティングスキルは全然付きませんでした。でもスピーキング、リスニング、リーディングと発音はしっかり勉強できたんじゃないかなと思います。

③ 日本の良さを再確認できた

日本に住んでいた頃は日本の文化が嫌で嫌で仕方なかったです。空気を読むとか、本音と建前とか、すごく生きにくかった。会社員の頃はまさにそれを如実に感じていました。俺はいつも本音を出さず、まるでロボットのように感情を出さず仕事をしていました。

労働環境も最悪で、給料は低いし残業は当たり前だし、本当は早く帰りたくても、日本の空気を読むと文化的に早く帰りたいなんて言えない。めちゃくちゃ嫌な環境の中で働かされていました。転職も考えたけど、やりたいことがなくてもうこのままで良いやって投げやりで働いていました。なんかもう諦めてたんです。

そしてフィリピンに留学して帰国したのですが、日本ってやっぱり良い国だなあって思えました。まず街が綺麗。道路も整備されてるし、排気ガスもそこまで感じない。それにインフラが整っているから、新幹線でどこまでもすぐ行ける、乗り心地も良いし、そもそもひったくりとか心配する必要もない。めっちゃ良い国だなって思います。シャワーもすぐ温水になるし、というかシャワーから水が真っ直ぐ出る。これには感動しました。水道水で歯磨きができて、本当に生活していくには最高の国だなって、思います。

日本に帰国して初めの1週間はとても楽しかったです。日本食が恋しかったし、友達にお土産を渡せたり、フィリピンでの生活をシェアすることが嬉しかったから。それに帰国したら髪型を変えたいと思っていたし、日本語で書かれた英語の教材で勉強したいと思っていたし、風呂に浸かったりサウナに行きたいとも思っていて、ようやくやりたかったことができると、とても嬉しくて、とても楽しかったです。でも2週間目あたりから、少し焦るようになってきました。だって周りのみんなは仕事をしているし、貯金もただ減っていく一方だったから。ワーホリに行くと言う目標のために留学したけど、ワーホリの情報があまり良くなくて、これからどうしようか、本当にワーホリだけで生活していけるのか、不安で仕方なかった。しかもまた孤独に戻ったから。フィリピンにいた頃はあんなにたくさんいた友達もいたのに、今ではたまに電話したりチャットしたりするくらいで、毎日顔を合わすわけではないから。フィリピンにいた頃は何でもできる気がしていて、この先の人生で、不安なんか何もなかった。なんならやりたいことがありすぎて、この先楽しみだなとまで思っていたのに。今ではただひっそりと生活しているだけで、誰かと話すこともなくなったし、なんだかみんな働いてるから自分も早く働かないといけない、と思っている。自分は今は楽してるんじゃないかと。すごくこの先が不安で焦っている。なんでかはわからないけど。フィリピンではそんなこと思いもしなかったのに。

これが今の俺の現状です。なんだか今はとてもしんどい。何も目標がないからかもしれないけど、これからの人生がとても不安。もっとリラックスしていいんだよってフィリピンの人だったら言ってくれると思うけど、日本では俺はリラックスできない。なんだかとても怖い。

周りの目や年齢、普通は〇〇というのを気にしてしまう。みんな努力してるからお前も努力しないと、って脅迫されてる感じがする。落ちこぼれるぞ、そんなんじゃ幸せになれないぞ、歳とった時困るぞ、社会の荷物になるぞ、って言われてる気がする。

俺はめちゃくちゃ今しんどくて不安で、でもそれをシェアできる友達がいなくて、だからどうすればこの不安が取り除けるのかを、YouTube見て学んでいます。ひろゆきとかメンタリストのダイゴとか。それで瞑想したりランニングしたり、サウナに行ったり。でもこの思考こそがめっちゃ日本人ぽいなって思います。もう俺の思考完全に日本に戻ったなって思います。もしフィリピン人が俺と同じ不安に押しつぶされそうになったらどうするんだろう。フィリピンでも人間関係をめちゃくちゃ大切にしているから、友達とか家族とかに相談するんだろうなって思う。親戚とか近所の人とも繋がりが強いから、多分そうやってみんなで共有して乗り越えるんだろうなって思う。でも俺はできないから、日本では人間関係が希薄だから。だからYouTubeに頼ってる。そんな感じです。

俺の現状を少しでも多くの人にシェアしたいと思い、この記事を作成しました。

今日も1日楽しんで
じゃあね。

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