見出し画像

第309回、車の踏み間違え防止案を考えてみた

※本投稿の冒頭文は、本題へと繋がる、重大な伏線となっています。

自分は昨日、警察に捕まってしまいました。
児童ポルノ禁止法による物ではありません、念の為に。
スクーターのスピード違反でです。
(そう言うのは、捕まるとは言わないというご指摘、ごもっともです)

しかし自分にも、言い分があります。
スクーターの故障で、スピードメーターが動いていなかったのです。
自分では、今何キロで走っているのか、わからなかったのです。

「いや、完全にお前が悪いだろうっ!スピードメーターが壊れているのに、バイクを走らせるなんて、スピード違反よりも、質が悪いわっ!!」

この話を聞いた人は、皆そう思われるのではないかと思います。
もちろんその事も警察にとがめられ、罪に課せられました。
(というか、そちらの罪で捕まったのですが‥)

スピードメーターが故障してないで、しっかりと機能をしていれば、自分は今、スピードが何キロ出ているのか、自覚をする事ができたのです。

「こいつは、何を当たり前の事を言っているのだ?言い訳にもならない」と思われているのではないかと思いますが、そうです。当たり前なのです。

そしてこれが、これから話す事の、重要な伏線になっているのですが、自分が本当に話したい事は、ここからになります。


テレビを見ていると、車のブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が、毎日のように報道をされています。
全ての踏み間違い事故が報道をされるのかわかりませんが、恐らく実際にはもっと多くの、踏み間違い事故が起きているのではないかと思います。

なぜこんなにも、ブレーキとアクセルの踏み間違いが起こるのでしょうか?
理由の一つに、運転手の高齢化による判断力の低下が、よくあげられます。

自分はある意味これは、間違いではないように思っています。

しかしそもそもが、車のブレーキとアクセルは、踏み間違えてしまっても、仕方のないような構造をしているのです。
車を運転している人なら、自分が言うまでもなく誰もが知っている事ですが車のブレーキとアクセルは、それを行う動作も、使う足も、全く同じです。

アクセルとブレーキで、行う動作や使う足が違っていたならば、まだ操作の間違いが起きにくいのだと思いますが、車の加速と停止という真逆の行為であるにも関わらず、その動作も使う足も、車はする事が全く一緒なのです。

これは言わば、車の運転でも最も重要な、加速と停止という異なる作業を、手探りならぬ足探りで、視認をする事なく足のみを使い、しかも同じ動作によって行うという、サーカス並みの荒技をしているような物です。

「ペダルの踏み分けという、そんな簡単な事もできなくなる」のではなく、そもそもアクセルとブレーキを踏み分けるのは、極めて難度な行為であり、
判断力が低下した高齢者であれば、踏み間違えても仕方のない事なのです。

バイクも電車も飛行機も(後知りませんが)アクセルとブレーキの動作が、全く同じ乗り物は、自動車以外に、この世に一つもありません。
こんなおかしな構造をしている乗り物は、自動車以外にはないのです。

これはもはや、車の構造的欠陥と言っても、過言ではないように思っているのですが、何故かこの構造が、今日まで改善をされる事はありません。

しかし自分は今回、この構造についての異論を唱えたい訳ではありません。
世の中には、例え理屈に合わなくても、進化の過程において、不可解な構造の物が継承をされてしまう事は、往々にしてあるからです。

遺伝子的に継承されている物が、必ずしも、最善の物とは限らない事例は、この世には多数あるのです。

とはいえ自分は、アクセルとブレーキに対して、今の構造状態のままでも、踏み間違えを防止する方法は、様々にあるのではないかと思っています。

その一つとして今回自分が提案したいのが、自分が今踏んでいるペダルが、アクセルとブレーキのどちらなのかが視覚的にかわかる、インジゲーター(表示板)を備えてはどうだろうか?という事です。

例えば、スピードメーターと同様の個所に、アクセルは緑、ブレーキは赤で表示をするようにして、ペダルに足をかけた時点で、ランプが小さく灯り、ペダルを強く踏むとランプが強く光るようにしておけば、例えペダルの踏み間違えをしたとしても、視覚的にそれを確認できて、大きな事故になるのを防げるのではないかと思っているのです。

「表示がされてもされなくても、事故を起こす奴は起こす。視覚に頼るのは視覚情報を増やす事になるので、かえって危険だ」と思われる人もいるかもしれませんが、そういう人には、自分はこう言いたいのです。

「それ、スピードメーターにも、同じ事が言えるのですか?」と。正直な所スピードメーターは、なくても運転にさほど支障がありませんし、運転手は常にメーター表示の確認をしながら、運転をしている訳ではありません。
しかし、なければいざという時に、やはり支障が出て来る物なのです。

アクセルとブレーキの表示機能は、運転する上において、なくても特に支障のない物かもしれません。しかしそれがある事によって、とっさの際には、様々な事故を防ぐ事もできるのではないかと、自分は思っているのです。

自分は車にそれ程詳しい訳ではないので「そういう車は、既にあるけど?」という事であれば、自分の知識不足という事になりますが、そうだとしても後付け装置等で、こうした機能が、多くの車に普及をする事を望みます。

AIによる自動運転や運転サポートシステムの普及も大事だとは思いますが、こうした装置の存在も、地味ながら、結構、大切な事のように思うのです。

これは、AI自動車の先駆け的存在と言える、ナイトライダーの愛車、ナイト2000です。
ナイト2000の愛好者は世界中にいて、趣味で模造車を自作する人も結構いるようです。
※上記の写真が、模造車なのかは、定かではありません。
これは自家用車に、ナイト2000っぽいインジゲーターを後付けする、ガジェットのようです。
機能はよくわかりませんが、安価にそれっぽい雰囲気の装置を設置できるのは、魅力があります。
ここまですると、やりすぎだとは思いますが、
これくらいの装置の中に、アクセルとブレーキの表示機能も含まれていると、便利に思うのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?