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受験シーズンに触発されたおっさんの受験語り


第一志望は慶應大学。
三代目J Soul Brothersの岩田剛典に憧れて、ダンスサークルで青春を謳歌したい。こんな気持ちで受験を始めた。
受験勉強を始めたのは高校2年生の冬、1月ごろだったと思う。
結果的に早慶のどっちかに合格して、受験は終了。
希望通りの結果になった。
受験科目は英語、国語、世界史の私立文系。
某予備校で開催されたセンター試験同日模試の点数はたしか、英語と国語がそれぞれ100点越さないくらいだと思う。
なので、もちろん早慶はE判定。

まず英語から最優先で取り掛かった。
苦手意識はなかったが、英単語や文法といった基礎の部分に課題を感じていたので体系的かつスピーディに学ぶ必要があると思い、英語だけ予備校を使った。倍速かつ繰り返し見ることのできる予備校だったのが便利だった。
受験勉強を始めた2月から8月くらいまでは英単語・文法にかなりの時間を使って基本を固めた。
9月以降は長文読解に取り掛かりつつも、英単語と英文法は毎日やった。
英文解釈など色々な参考書に取り掛かろうとしていた時期もあったが、結局は1つの参考書を何周もする形になった。
よく言われることだけれど、受験直前になって拠り所になる部分も大きかったので、正解だったと思う。

国語と世界史は予備校は使わずに独学で取り組んだ。
現代文は駿台の参考書でとても良い参考書があったので、それを何周も回した。これはかなり良い判断だったと思う。
日本語の文章には一定の型があって、何かを主張しようとすると必ずどれかの型には分類されることを知るだけでかなり読みやすくなり、要点を掴みやすくなった。
この参考書は良すぎるので、URLを貼っておきます。

古文と漢文は単語とか文法とか基本的なところを完璧にしただけで、結構戦えたと思う。
もちろん、古文と漢文の難しい文章を読解出来るようになるよりも、基本的な問題を徹底して落とさないという方が大切だと感じた。

世界史は結構反省していて、色々な参考書に手を出してしまった。英語と国語については良い勉強法で本番までいけたため直前まで伸びたけれど、世界史については序盤は得意科目だったが後半は伸び悩んだ。
今、戻れるとしたら教科書を徹底的に読み込む。多分それ以外やらない。

3科目の勉強法はこんな感じで、過去問演習とかはあんまりやらなかった。
よく過去問を何十年分やったとかいう人がいるけど、結局のところ、地の学力がある人は初見で解いても受かると思う。
なので、過去問は直前に時間配分と解く順番あたりのシミュレーションに使って、力をつけるために取り組むのは個人的にはいいかなと思った。

勉強以外のところだと、受験期間はSNSは全部消して、朝早く起きて1日10時間勉強を目標にしていたけど、後半になって9:00くらいに起きて11:00ごろに予備校に行くみたいな生活に変えた。
そしたら、早起きしてた時の何倍も集中できるようになったので、睡眠を削って勉強するのは、実はあんまり良くないかもしれない。
ただ、SNSは絶対やめた方がいいということだけは間違いない。

大学受験をさくっと振り返るとこんな感じ。
今は社会人だったけど、受験の時ほど頑張れているか?
と言われると結構微妙。

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