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お米作り・・・その四:獣害と戦う

8月になり穂が出てきて、花が咲き、9月に近づくと黄色く色づいてきました。
これからどんどん実が太り重くなってきて、頭を垂れていくのだなぁ・・。
そんな時です!サルに狙われるのは。

窓から外を見ていた夫が
「こらっ!!」と怒鳴りながら飛び出ていきました。
見ると、裏山の方に逃げていくサルが二匹。
山側の田んぼの隅に、稲を踏み荒らし、穂先をしごいた跡が。
畦にちぎられた穂先が数本落ちています。
やられた~!!

稲を束にする   Sakaki Hajime

穂先が田んぼの水に浸かったままにしておくと、
穂から根が生えてきてお米にならない、と聞いています。
いつもは稲を起こすだけなのですが、穂の頭が重いため
放っておいたらだんだん頭が下がってきます。
そのうえ、ここ数日風も強く、他の稲も倒れか かっています。
麻紐で倒された稲を数束結わえて支えあうようにすれば倒れないかなぁ・・
ということで、田靴を履いて出動。
計画通り、麻紐で2~3株づつ稲を縛って
「しっかり支え合うんだぞ」と言い聞かせていきます。

「私らも、倒れた稲を縛ってたで。紐なんて使わず、藁で束ねたわ。
そしたら、そのまま脱穀機にかけられるやろう。」
と、千恵子さん。
そうなんだ~!やっぱし考えることは皆、同じなんだぁ・・。

私が倒された稲と格闘している時、
夫は我が家と田んぼを囲っている獣害防止柵と鹿よけネットに通電できるよう、
電柵「アポロン君」を準備して通電開始しました。

さぁ、これで稲刈りまでサル君たちに打ち勝って、たわわに実っておくれ。

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