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お米作り・・・その六:脱穀・籾すり

稲木に干してから3週目になりました。
その間、数回雨は降りましたが、台風は来ず、サルの被害もなし。

10月13日、ようやく脱穀することに。
もちろん、稲は十分乾いていたのですが、
長崎のおくんちに行っていたので、この日になりました。

朝起きると、田んぼがまだ濡れています。
脱穀機を久一さんが持ってきてくれるのですが、
田んぼがぬかるんでいては、脱穀機が動かしにくい。
昼からにしようか・・ということに。
昼までに私たちは稲木の周囲に張り巡らした電柵を外していきます。

お昼過ぎて、軽トラに脱穀機を載せて久一さんがやってきました。
軽トラからおろし、田んぼの稲木の近くに持って行ってもらいます。
それから脱穀の始まり。

脱穀風景  Sakaki Hajime


私たちは稲木から稲の束を外し、脱穀機の入り口側に持って行きます。
脱穀機に稲を入れると、籾受けに設置した籾袋に籾が落ちてきて、
後ろの排出口から切った藁が出てきます。
時々排出口が詰まらないように藁を除きながら、
どんどん脱穀を進めます。
途中、藁を残すため、稲を切らないで出してもらうように変更し、
5束分ぐらい藁を残したら、
あとはひたすら脱穀・藁除きを繰り返し、
5袋と1/4袋、昨年と同じ生産量でした。
籾袋を脱穀する小屋まで持っていき、
田んぼに残った藁の山を田んぼ全体にばらまきます。
そこまでして、この日の作業はおしまい。

翌14日、午前中は用があり、籾すり作業は午後から行うことに。
籾すり小屋に行くと、久一さんもすぐに到着。
小屋の中で夫と久一さんは籾すりの準備、
私は外でもみ殻を受ける準備を。
ゴ~~と籾すり機が作動し始めると、もみ殻がどんどん飛び出てきます。
小屋の中では摺り終わった玄米がどんどん出てきています。
あっと言う間に籾すりは終了。5袋と少し。
でも、昨年よりくず米が少ない。
籾すり機や小屋の掃除・後片付けをして、
今年のお米作りは無事終了しました。

夜は持って帰った新米を早速頂きます。おいしい!!

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