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兜家旅館@東京都西多摩郡檜原村

お正月を旅館で過ごさない?
遠くではなくて、普通の電車とバスで行かれるけど、非日常が味わえる場所で。

と、妹から誘いを受けて東京都西多摩郡檜原村の「兜家旅館」で宿泊したのは、去年のことでした。

「年越し」ではありません。元日に立川駅で待ち合わせ、五日市線に乗り換えます。オレンジ色の車体で、ロングシート、つまり通勤電車です。
いつもの京王線との違いは、ドアボタン(乗客がドアの開閉をします)があったかな、くらい。

終点の武蔵五日市駅に着いて、バスに乗り換えます。檜原村には鉄道がないのです。
バスで延々、住宅街から山の方へ。1時間ほどで下車して、さらに急坂を登った山あいの集落に兜家旅館があります。

到着した午後になると、日差しが山に遮られています

檜原村に残る古民家(兜造り)の建物で、特徴的で堂々とした屋根です。
しかし、その屋根と建物の全体像を写真に収めることはできませんでした。私のカメラ技術不足のうえに、建物が大きすぎるし、土地が斜面であるし、隣の建物との関係などなどの理由で・・・
宿のサイトにはドローン撮影の素晴らしい映像があるので、そちらをお楽しみください。

温泉ではありませんが、風情はたっぷりです。食事は山のごちそうでした。
そして何より楽しいのは、朝の「餅つき」なんです。
宿のサイトを見ると、「15名以上の宿泊者の場合、本館玄関でもちつきを行い、すいとんとお餅は食べ放題になります」とのことです。広い土間で、餅つきをするのです。宿泊客も飛び入り参加できます。その後、モチモチつきたてのおもちが朝食に付きます。大根おろしのからみ餅、美味しかったなぁ。

こちらの部屋は、自由に使っていいのかな。客室ではなくて開け放しで、談話室のような感じです。囲炉裏の火が誘っているようでした。

赤々とした炭の熱は暖かい
部屋の窓からの眺め
谷底は暗い

翌朝は、バスの時間を気にして早めに帰宅してしまいました。
しかし、後から後悔。宿に付属している「渓谷展望カフェ」が良さそうです。渓谷を眺めながら、コーヒーが飲めるそうです。しかし、完全予約制とのことです。当日にふらっと、というのは無理だったかもしれません。

他にも宿のサイトで、「焚き火ラウンジ」なるものを見つけました。

檜原村の大自然の中で焚き火を眺めながら、ゆったりとした大人の時間をお酒と共にお楽しみいただけます。
お部屋の囲炉裏で炭火焼き料理を楽しむ前のひと時、夕食後のまったりとしたお時間を、ご宿泊者限定のプライベート焚き火ラウンジ(予約制)でお過ごし下さい。

場所:兜家旅館敷地内焚き火スペース

時間:①16:00~18:00
   ②19:00~21:00
*各回1組限定のため、ご宿泊予約時にご予約をお願いします
*ご要望に添えない場合もございますので、ご了承ください

焚き火ラウンジ利用料:1組2時間10,000円(税込)
*1組5名様までのご利用となります。6名様以上は要相談。

メニュー:ワンドリンク制となります。当日ドリンクメニューよりご注文下さい。焚き火ラウンジ特別メニューの沢の水で割るウイスキーや、沢の水で淹れるコーヒーが特にお勧めです。

宿の公式サイトより抜粋(説明はさらに続きます)

冬はかなり寒いので、それなりの準備が必要ですが、夏ならもう少し気軽に楽しめて面白そう。
宿でのんびり過ごすのも良かったですが、あらかじめ準備をすれば、色々なアクティビティも楽しめるようです。

最後に、おまけ情報です。
この自販機、面白いですよね。
JR五日市線の終点「武蔵五日市駅」前のバス停にあって思わず、パチリ。

西東京バスのキャラクター「にしちゅん」がかわいい

ここから兜家旅館まではバスで1時間!
こんな、かわいいバスなら楽しいかもね😊

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