愛されずして沖遠く泳ぐなり(光る君へ第8回感想)
やはり、1番気になるのは、道兼さんです。
今でいう毒親に育てられたため、
親に代わる人に本当の愛を求めているのかもしれません。
道兼さんの表情が柔らかくなったと思います。
為時さん宅に突然訪問するなど、
すがる思いで、
信頼できる人を求めていたのだと思います。
でも、信頼できる人を、
一番不幸にしている。
そのことに気づいていない悲劇。
道兼さんを見ていて、
上の俳句を思い出しました。
藤田湘子さんの俳句です。
師匠に愛されなかった
そのことを俳句にしています。
たしか水原秋桜子だったと思います。
私もことあるごとに、
この俳句を思い出します。
私が生徒に対して
こうした感情を抱かせないように
したいと常々思っています。
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