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出願のときの教師の過ごし方

今日、出願だった。
昼からお休みを取った。
そして、これを書いている。

連日遅くまで働いているので、
運転が危ない。
だから、タクシーに乗り合わせて行く。

近い学校から、順番に降りて、
出願の手続きをする。

私は早いほうだったが、
大人数の学校の後となると待ち時間が長い。

9時から手続きだったが、
1時間以上前に着いている。

待合室も開いていないので、
外で待つ。

寒かった。
ファッションショーなどと言っている場合でなかった。

ダウンが良かった。
今日は雨。
少し暖かいが、
風があった。

中に入ると、
順番に呼ばれる。

部屋は狭くてパイプイスだった。
案の定知っている先生が多く、
「昨日何時までかかったか」
などと語り合う。

そして、しばらくしたら、
みんな疲労で寝る。

私は、オーディブルを聞いていた。
これは、待つのにちょうど良い。
骨導イヤホンをつけて聞いていた。
「黄色い家」
という川上未映子さんの作品を聞いていた。
静かな中でパイプイスで狭い中じっとしているのは
苦行だったが、
オーディブルのおかげで
楽しい時間を過ごすことができた。
Kindleも持って行ったが、充電切れだった。

若い先生が声をかけてきた。
かわいい先生。
しばらくぶりで、メガネをコンタクトにしている。
そして、ダイエットをしたのか
イメージが変わっていて一瞬誰かわからなかった。

最近、教え子か
同僚かが即座にわからないことがある。

この前、
保護者が参観日に声をかけてきた。
「なつかしい」
と言われて、
「大きくなったね。」
と教え子にかける言葉を言った。
その後、
元同僚だったと判明した。

同じようなミスをしないようにと思った。
今回は大丈夫だった。

時間がかかったので、
3学期に渡す通知表の
道徳や総合の所見の文言を考えて、
携帯に打っていた。

やがて、出願の受付が終わり、
名前が呼ばれた。

タクシーでは、担任が集結していた。
進路指導の反省会が行われた。
こうして、出願が終わった。


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