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何のために「学ぶ」のか 読書感想文

この本もちくまプリマー新書です。

各界のエキスパートが、
中学生に向けて書いたものです。
副題にも
「中学生からの大学講義1」
とあります。
著者は、外山滋比古、前田英樹、今福龍太、茂木健一郎、本川達雄、小林康夫、鷲田清一と蒼々たるメンバーです。

外山さんの文章は、
かなり読みやすく書かれています。
知識を覚えることを重視するのではなく、
考えることを重視すべきであることを
何度も主張されていました。

本川達雄さんの文章にも感銘を受けました。
子どもや孫が生まれるのは
もうひとりの私が残っていくことだといいます。
「子どもは私である。
孫は私である。」
という考え方に、
驚きましたが、
そう考えることもできるなと思いました。
永遠の命はないけれど、
確かに私は残っていくなと。
「ゾウの時間・ネズミの時間」で読んだときも
目から鱗が落ちましたが、今回もなるほどと思いました。

茂木健一郎さんの勉強法も納得できるものでした。
自分もしてきた勉強法でした。
自分に少しずつ負荷をかける勉強法。
中学生にも勧めたいと思いました。

小林さんと鷲田さんはまだ読んでいないので、
また感動したらアップしたいと思います。




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