反省

2024年1月19日(金)

今日の景色…

神河町越知の上流で地下水を汲んだその足で…
神戸六甲道へと向かいます…
六甲山トンネルを抜けて…
山を下って…
六甲道事務所へ…
先日に掘った菊芋をお土産に…

〈気になる記事・後半…〉

「ふざけんじゃないぞ!」闘莉王が森保Jの菅原由勢にカツ! 守備の甘さを懸念「相手をなめてんだよ。若手の悪いところ」【アジア杯】

(記事本文抜粋…)

「次も変なプレーしたら、もっと言うからな」

元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が1月17日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンの菅原由勢に喝を入れた

アジアカップの初戦でベトナム代表に4-2で勝利した日本代表の各選手を、平均点を「5」に設定して採点右サイドバックで先発し、77分までプレーした菅原を「4点」と厳しく評価する。

今まで見たなかで一番悪かったかもしれない。勢いが出てきて、調子に乗りすぎたのかな」とバッサリ。こう続ける。

若手の良くないところ『自分がレギュラーだ』『良いプレーをした』と、次の日に調子に乗って練習に参加してくる若手みたいだわ。ダメだって

当たり前のことを当たり前にやれ。まず、そこからなんだよ。もう一回、初心の気持ちに戻れ。ふざけんじゃないぞ。まだまだ始まったばかりだよ、お前の道は

スタッフから、23歳DFの守備の甘さを振られると、「相手をなめてんだよ。若手の悪いところ。なめんじゃないぞ」と怒り心頭だ。

「今は、子どもで言えば、歩き出したばかりなんだよ。まだ走れない子どもなのに、走ろうとしてんじゃないぞ。相手をなめるな。ちゃんとせぇ」

一方、「まあ、嫌いじゃないけどね。俺もそうやったから、しょうがない」とも語り、「良い勉強になるといい」と期待する。

そして、「次もそういう調子の乗り方で、あんな変なプレーしたら、もっと言うからな」と“予告”した。

👉これはアジアカップ初戦の菅原選手に対する闘莉王の厳しいコメント…。

最後に“予告”までしていましたが、どうやらまた更に厳しい“喝”が入れられそうです…。

わたしはそのアジアカップ初戦のベトナム戦を観ていないので良く分かりませんが、この闘莉王の記事は見ていたので、その試合で菅原選手がどのようなプレーをしていたのか気にはなっていました…。

でも…
このイラク戦を観て…
少し納得が行く気がしました…。

それはちょっとしたところの…
ちょっとした細かいワンプレーの部分に現れるものです…。

先ずは…
試合開始早々の日本のゴール右サイドでの菅原選手と相手選手との攻防のシーン…。
ゴールラインギリギリでのプレーでしたが…
菅原選手はゴールキックにしようとそのボールを流そうとしましたが、そのボールをラインギリギリで奪われて危ないシーンがありました…。
そこでは結局大事には至りませんでしたが、その菅原選手のプレーとそのシーンを観て、何か悪い予感はしました…。
そのような予感を連想させるようなプレーが目につくというのは、だいたいその予感は的中する事が多いものです…。
恐らく…
それはわたしだけでなく、ちょっと感覚を研ぎ澄ました選手たちであれば、そこら辺は読み取れるのではないでしょうか…。
そういうちょっとしたところから、その選手の調子や、その選手の出来に、その選手の心理状態も予測する事は可能です…。

そして2失点目の少し前のプレーにおいても…
右サイドライン際ギリギリで菅原選手が相手選手に振り切られ、そこから最後チャンスを作られてしまいました…。

これを単なるひとつのミスと捉えることも出来ますが、それが1試合で2つも同じようなミスが重なるという事は、やはり偶然に起きたミスではなく、必然的に起きた基本的な何かが欠けているという事に他なりません…。

やはりそこは…
この闘莉王が指摘していた「心理的な部分」「メンタル面における問題」と言えるかもしれません…。

かたや…
わたしの目では…
この今回の試合で一番精度が高く安定したプレーをしていたのが南野選手だったような気がします…。
イージーミスが少なく、相手にもボールを取られることなく、攻守ともにチームに貢献していたと思います…。

では…
その南野選手とその菅原選手とのその違いは、いったいどのようなところから生まれて来るのでしょうか…。

もちろん年齢や経験の差というものはあります…。
ただその中でも…
一番の決定的な違いというのは…
やはり「大きな挫折」であったり「大きな失敗」を経験し、その悔しさやその苦しさというのを経験し、それを乗り越えて復活して来たことによる「真剣さ」というところにあるような気がします…。

「次は絶対に同じ過ちを繰り返さない」

「ふたたびチャンスがあれば絶対に逃さない」

そのような強い意志と強い気持ちがそこにはあります…。
そしてそれに対する万全の準備がなされるところにあります…。

そのような失敗を通した「真剣さ」とその「気迫」というものは、その一つ一つのプレーに現れて来ます…。
そしてその「真剣さ」とその「気迫」あるプレーは、相手選手にも伝わりますし、観ているわたしたち観客にも伝わるものです…。

そしてその逆に…
「真剣さ」の足りない…
「気迫」の足りないプレーというのも…
相手選手にもわたしたち観客にも分かるものです…。

残念ながら…
今の菅原選手には…
どうやらそこが足りてないようです…。
「失敗」「挫折」そしてその経験から来る「悔しさ」「辛さ」「苦しさ」というものが…。

でも…
わたしはこの時期のこのアジアカップでそれを経験するチャンスだと思います…。
逆にそれは今の菅原選手にとっては有り難いチャンスでありギフトなのだと…。
もしこのままこの調子で次のワールドカップまで調子良く行ってしまうと、肝心要の本番で、その挫折を味わう事になるやもしれないからです…。

そしてそれは…
日本代表チームとしても同じこと…。
この時期のここらで…
一度痛い目にあって、厳しい批判にも晒される必要もあったのではないかと…。
そういう意味では…
今回のこの時期のこのアジアカップでの小さい屈辱というのは、価値あるギフトだと思います…。
今は「失敗」もして「挫折」もして「批判」もされてもイイと思います…。
大事なのは…
ワールドカップという本番で最大の結果を出すことなのですから…

ですから…
その大きなシナリオから考えて…
わたしはこの今回の敗退は、必要不可欠なシナリオの一部として負けて良かったと思いますし、そうなって欲しいとも試合中思いました…。

ですから…
細かい選手たちの出来や評価に、細かいプレーや戦術云々の議論はしてもイイですが、それよりも、もっと「心理的な面」「メンタル面」における反省のほうが、この今回の試合おいての反省としては大切なような気がします…。


前半に痛恨2失点…追いつけなかった日本代表、森保監督「相手の対策を打ち破るものをアジア杯で培わなければ」

(記事本文抜粋…)

[1.19 アジア杯グループD第2節 日本 1-2 イラク エデュケーション]

国際Aマッチ10連勝がストップした。森保一監督は試合後のフラッシュインタビューで「厳しい結果になったということはいろんな反省をしないといけない」と振り返った。

アジア杯で日本は対策をされる側だ。それでも指揮官は「相手の対策、モチベーションを打ち破っていけるものを、アジア杯で培っていかないといけない」と力を込める。「結果に左右されずに次の試合に生かしたい。今後に向けてこの反省を生かして前進していけるように」と前を向いた。

👉「プレー」や「戦術」に「選手起用」だけでなく、選手ひとりひとりのプレーの向上はもちろん、その精神的なメンタル面の向上も、今後大いに期待したいと思います…


〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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