天才肌な生き方

2023年 12月28日(木)

今日の景色…

〈気になる記事・後半…〉

(記事本文抜粋…)

柏木陽介インタビュー(後編)

(現役の選手たちにももっとやれることがある)たとえば、どんなことができるでしょうか。

「選手は午前中に練習したら、午後はフリーの時も多い。だったら、選手が小学校を1カ月に10校回って子どもたちと交流すれば、1年で120校回れる。それで選手を知ってもらって、サッカーを見てみたいと思う子どもが増えれば、お父さんやお母さんが、それなら連れて行ってあげようかってことになるかもしれない。

FC岐阜には、まだまだ名前を知られていない選手がいるという現状があるなかで、そういう活動をしていくことで、応援してくれる人が増えるだろうし、プロの選手と直接触れ合うことで子どもに夢を与えるとか、逆に選手にとっては自分たちの価値を高めることにもつながる。そういうのは、めちゃくちゃ大事だなと思っています」

言い換えれば、岐阜が持つポテンシャルを感じているということ。

「ポテンシャルしかないと思っています。岐阜が本当に住みやすくていいところだったから、僕もFC岐阜を通して本気で盛り上げようという気になったし、これまでいろんなことに取り組んできたなかで、出会った人たちが僕にたくさんの愛をくれた。だから僕もどんどん岐阜が好きになって、本気で岐阜のためにやりたいっていう気持ちが大きくなっていきました。 今後、変えていけるところは変えていきたいし、地域との交流とか、そういうことをやっていくのが、僕の一番の仕事かなとは思っています」

大事なのは一方通行にならず、好循環を作ること。

「子どもたちと会うと、こっちもパワーをもらえますからね。パートナーさんも同じで、ちゃんと会って話をすると、個人的にも知識が増えるし、そういう時間はプラスでしかない。

FC岐阜だけでなく、サッカー選手全体に言えますけど、選手としてサッカーだけやっていればいいという考えだと、人間として成長できない現役生活が終わってから必要になることもあるし、人づきあいができないとうまくいかないよっていうのは、伝えていかないといけないと思っています。 もちろん、サッカーは真剣に頑張らないといけない。だけど、そのなかでもできることってあるよ、ということですね」

いつ頃からそういうことを考えるようになったのですか。

「僕は早い段階からやっていた気がしますけどね。僕の場合は、いろんな人と会って、ただただ楽しんでいただけですけど。人が好きだから自然にやっていたら、それが本当に大事なことなんだと気づいたというか......、だから、ある意味才能だと思います(笑)」

👉「人と会って楽しむこと」…。
「人が好き」なこと…。
そんな人づきあい…。
それも“才能”…。

それを“才能”と言える感覚を持っているから…
サッカーでもそれを好きで楽しめていた“天才肌”だったのでしょうね…。

そして確かに柏木選手が言うように…
ただ選手としてサッカーだけやっていればイイというのはちょっと違うかもしれませんね…。
でも…
それは柏木選手のように現役時代のうちに、しかもその早くからそのように考えて気づける人というのは少ないのかもしれません…。

サッカーの世界だけで生きていれば…
そのサッカーだけ上手く出来ていれば生きてイケる場合もありますし…。
それでもやはり選手・監督・コーチといったサッカーの世界だけでなく、サッカー以外の世界や社会も経験して知らないことには、なかなかそれ以上の人間的な成長は難しいところもあると思います…。
ですがそういうのって…
わたしみたいに現役引退して、その後サッカーの世界以外でいろんなことをしていろんな経験をして初めて分かるようなところもあるので、サッカーしかしたことのない現役選手たちには“解れ”と言ってもなかなか難しいところなのかもしれません…。

そういったところに早くに気づけるか気づけないかも…
やはり“才能”なのでしょうか…

(記事本文抜粋…)

今後、指導者になるつもりはないのですか。

「何も資格(指導者ライセンス)を持っていないし、取る気もないです。資格なしでできるなら、ちょっとやってみたいなとは思いますけど......、そこ(Jクラブの監督)にたどり着くまでにどれだけの時間がかかるのかなと思ってしまう。プロを指導するのではなく、定期的に高校や大学に行って、手助けできることがあるならやりたい、とは思いますけど」

👉やはり彼にとっては“今”が大事なのでしょうね…。
『今』『目の前にある』『事象』『人』『出来ること』…。
“そこ”に何か“意味”があるから…。

だから…
その目の前に現れる『事象』『出来事』そしてその“流れ”…。
その“流れ”から…
何かを読み解き、そしてそれを指針に、目の前の人生をひとつひとつ歩んで行く…。

人は…
あまりにも先の事を…
自分の頭で考えて、自分の都合で考えて、自分の意思だけで考えていては、その人生のほんとうの流れや本当のシナリオには辿り着けないのかもしれません…。

もっと自分の目の前に現れる出来事を観察し…
もっと自分の人生の流れを読み取り…
もっとその自分の人生の流れに身を委ねて…
そしてもっとその自分の人生のシナリオに忠実に生きて行くことが出来れば…
もっと豊かな素晴らしい人生になっていくのかもしれません…。

そんな“天才肌”的な生き方を見習ってみたらどうでしょう…

〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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