友人へ勧める推しの最高シーン備忘録

前回、晴れてゆる勢髙木担の称号を得たオタクという新たな妖怪が誕生した。
とはいえあまりにもこれまでの人生でアイドルという存在とかかわりがなく、かつて共にヴィジュアル系バンドを追いかけた盟友からも「転がり落ち方がもはやエンタメ」(意訳)などと言われたので、音楽ジャンルを分かち合った盟友にも「まあ気が向いたら見てくれよな!」というリストを作ろうと思って性懲りもなく筆を執った。

またの名を「推しの最高シーン備忘録」である。

やはりメンバーが八人いるとそれぞれに良いシーンがある。
その中でもやっぱり推しが輝いているシーンをね、こう、…………

…………とにかく見てくれ!!!!!!
推しが最高なんだよ!!!!!!!!!!

そういうわけでというか、実は前回記事のときに動画貼れるの知らなくて、せっかくだし友人向けにおススメでも貼ってみっかな、ぐらいなので友人諸氏よければ見てってくれ。
おススメとは言ったが単純に推しに限らず好きな曲、MVを列挙していく。
まあそれはそれとして推しポイントは追記しておくので友人諸氏、興味があれば是非そちらも見ていただきたい。

とはいえ、新規も新規。まだまだ知らない曲も映像も富士山脈の如くあるがこういうのは初速が大事だと思うのでもう勢いで綴っていく。
もしもこの記事を目にされた先輩御方々におかれましてはド初心者の浅い知識による主観満載感想文としてどうかご容赦頂きたい。
お手柔らかにどうぞ。

ところで歌だのダンスだの知ったような口で好き勝手書いているがべつにどちらについても全然詳しくない。ダンスに至っては見るのが好きなだけで経験者でもないので本当にただの感想です。
どうか悪しからず。




▼入りやすい入口 「狼青年」

まずは個人的な入口でもあった「狼青年」
公開されている動画ではメンバーの顔は見えないんだけど、まずもって曲が良い。
作詞作曲を「女王蜂」のアヴちゃんが手掛けているため、「アイドルソング」に縁がなくともバンドジャンルとかロックジャンルとかの人でも抵抗なく入っていけるんじゃなかろうか。知らんけど。私はそうだった。
カッティングの効いたギターに軽快なリズム。
アヴちゃんの歌声を意識したウェッティでありながら鋭く音の上がる言葉尻。
ライブハウスで聞くそこはかとないアングラ感が漂ってそれもまたいい。

そして振り付けを「東京ゲゲゲイ」のMARIE氏が手掛けている。
振りと構成が秀逸で、アイソレーションやタットを駆使してどことなく「人間ぽくない動き」が多い。ほかの曲もそうなんだけど、JUMPのダンス構成って気付いたらフォーメーションチェンジしてるってくらい違和感なくてマジですごい。あとめっちゃ動く。1×8とか2×8に一回は絶対に動いてる。シンプルにすごい。
後述の「群青ランナウェイ」でも触れるが、”揃える”ことに秀でているJUMP、ハンド系のキレと捌きが段違いにうつくしい。
他のグループのことを知っているわけじゃないが、タット系ジャンルを踊るアイドル、そういないんではなかろうか。知らんけど。

これは是非いろんな人に聞いてほしいし見てほしいがやっぱり顔も見てほしいのでフルMVを見てほしい。友人向けには私が貸します。

▼推しポイント
MV
1:30~
「嘘吐き呼ばわりする側で」が推しパートなのだが中指だけ爪黒いのめちゃくちゃえっち最高
1:55~
「窓辺に映る嘘、月」ここが前回記事で述べた「薄紙ですこしだけ指先を切るような、やわらかな鋭利さ」を持つ高い声である。イヤほんとにその声どっから出てるんです??? 聞いてくれ世界。

ダンプラ
0:56~
「暴くブラウス~」ダンスパート前から二番目が推しですが腰つきがプロのそれ(?) えっちが過ぎる
2:00~
「帰れないィ⤴ィイ⤴」ラブ 画面左から三番目が推しなんですけど、一番左端への移動の走り方が「とてとて」って感じなの最高にカワイイ 幼女か?
2:28~
画面左端でフード脱げたのが推しなんですけど被りなおしながら踊り熟すの凄くない???? プロですわ


▼ゴリゴリダンスナンバー 「Ready to Jump」

さっき入口とか言ったが実際の入口はこっちだったわ。
最新アルバムに収録されている「Ready to Jump」
ゴリゴリのダンスナンバーでストリートダンス要素をふんだんに盛り込み世界的ヒューマンビートボクサーSO-SO氏とコラボした楽曲である。
これに関しては歌を楽しむというよりはビートと音全体とそれにのっかるダンスを楽しむのが良い。
歌を楽しめるところもめちゃくちゃあるんだけどね!!!!

初見はほんとに中島くんのダンスがめちゃくちゃ目を引いて、ず~~~っと上半身でも16ビートのリズムを刻んでてマジでヒップホップとかストリートのノリが感じられてちょ~~かっこいい。金髪で結んでるのもイイ。
伊野尾くんを挟んだ八乙女くんとのポッピンパートもめちゃくちゃよかった。
これに関してはもう一人ずつ感想を言いたいところだが我慢する。

ダンス練習とかって元々ロッキンとかハウスとかの基礎レッスンとかきっとあったんだろうけど、たぶんこのRtJは振付師氏がストリート仕込み。
今現在ディレクターを務めるチームも8人構成のショーケースを作っているので、全体的にステージでやるショーケース感があったんだけど、それって基本「スキル」を要求される構成のはずなのにそれを違和感なく踊るの、やはりプロ。
イントロからアウトロまで”ダンサー”がやる振り付けって感じ。
それを踊り切るっていうかそもそも踊れるの凄くない????という気持ちしかない。たぶんこれがなかったら当初そんなにまじまじと見てなかった可能性すらある。本当にかっこいい。
スキルの甲乙があったとしても、そもそもこれを踊り切れること自体がスゴイと思う。
というかこの人たち、ダンスの振り入れとかを基本、数時間。かかっても数日でやるとどこかで見たんですけど「嘘だろ……」という気持ちしかない。やっぱり彼らは本当にプロフェッショナルなんだ……

ただのお気持ち感想になってしまった。ご了承いただきたい。
イヤでもこれ正面定点映像出してくれたのほんとありがとう。
ダンス見るときは正面定点に限る。本当にありがとう。

▼推しポイント
MV
1:52~
えっちが過ぎる。
これにはオタクも頭を抱える。ひとりだけ時間帯がおかしい。
2:45~2:53
最年長コンビアリガト💚💜 イヤほんとこの衣装えっちがすぎるよな…この推しパート、「Welcome to the brand new world⤴⤴」の声の余韻がめ~~~ちゃくちゃ好き。たぶん個人的に耳に心地いい音域なんだと思う。声が良すぎ。

ダンプラ
これに関しては全員スゲ~~~~!!! の気持ちしかないが特に
2:06~

薮くんソロからの髙木くんソロは見てほしい
髙木くんのハウスステップやっぱり流れが流麗で美なんですよ つ~か足がなげ~のでハウスがめちゃくちゃ映える 殊の外上半身の動きも大きくてハウス得意なんじゃ???と勘ぐっている 知らんけど

このオタク、RtJについてめちゃくちゃ語るじゃん。
やっぱりここが入口だった。


▼二次元オタク向け(主観) 「獣と薔薇」

これを最初に見たときの感想は「WOLF'S RAINだ!!!」である。
アニメしか見たことはないが、2003年くらいにやっていた、絶滅した狼という幻の獣が実は人間に姿を変えて生きていた、みたいな話。
イヤめちゃくちゃ既視感あった。ちがう。そうじゃない。

獣と人間が幸せに暮らしていた村に、ある日、人間同士の戦火が広がる。 残された狼たちは、愛した人間の姿に化け、立ち上がり、歩き出す…。(公式YouTubeより抜粋)

あながち間違っちゃいなかったらしい。
いずれにせよ、背景CGでこのファンタジー感満載衣装なので映像のイメージから入りやすいとは思う。
個人的には、楽曲自体も好きだが、これはやっぱりMVの印象勝利だった。
これもダンスが印象的な一曲でもある。
タイトル通り、「獣」をイメージしたサビの振り付けはシンプルだがインパクトがあるし、カッコいい。

推しポイントに入れるか迷ったが、このシーンはそれに限らず好きなのでこちらで述べる。
MV1:03~ 咆哮を挙げる中島くんコートを靡かせながら流し目を送る髙木くん最後尾で旗を掲げる薮くんがめ~~~っっっちゃくちゃカッコいい。書いてて思ったがこの長身トリオ好きなんだな私。
とはいえその直後に上体を反らし天へ向かって咆哮する有岡くんもカッコいいし両手を広げる知念くんもカッコいい。でもやっぱり最後尾三人のワイルド感がめちゃくちゃ好き。
好きだ。ありがとう世界。
2:49~の有岡くんも天才的ビジュだ。この幼気とも思える尊顔に赤いシャドーメイク、本を見る伏し目がちな感じがなんとも言えない危うさと黒幕感を醸し出す。
ほんと映像の勝利だなコレ。曲がカッコいいのは大前提として。

……まじまじと公式設定を見ていたんですけど、衣装をまとった八人は結局のところ「狼」であって「愛した人間の姿に化けた」ってことはこの姿の「人間」がいた……ってコト?!
「愛した人間」があの美しい楽園のような場所で白い服をまとっていた男たち……
……ふ~~~~ん。「そういうコト」、ってワケ。

やはりここが入口だった。入口何個あんねん。
まあ今回はおススメという名の入口紹介でもある。入口は何個あったっていい。間口が広くなるからね!
推しの話をするオタクはポジティブなのである。
前提として「ストーリー」のあるMVなのでいろんな想像しながら見れるのも楽しい。そういう意味でコレは二次元系オタクにも刺さるんじゃないだろうか。そう、私の話である。

▼推しポイント
1:55~
3:10~

色気がスゴイ。髙木雄也が髪に触れる仕草ってなんでこんなに色っぽいんでしょうね。
4:50~
一人背中向きでおそらく薮くんに向っていたあとに振り替える様。あまりにもスタイリッシュ。なんだろうな、所作がいいんだよな。感想。

▼ボカロ好きにおススメ(独断と偏見) 「群青ランナウェイ」

オタク、もうこのサムネが好きでしょ。(偏見)
まあどちらかというと私が最初に感じたのは「椎名林檎感」である。
拡声器片手に叫びあうなんてそれどんな東京事変。
BPMの速さがもうアイドルソングとは思えない。ボカロPが作ったって言われても納得する。って思ってたけどガチボカロPで笑った。そりゃ好きです。
特にサビで主線とその裏で紡がれる言葉数の多さ。これライブでやったのすごくない?????

出だしのロールに合わせた怪しげなハンドサインみたいなタット。
メロディがフェードインすると同時にゆらゆら揺れだす後方のメンバー。
弾けるように始まるダンスが最高にクールでかっこいい。これも正面定点欲しいです。強欲なオタク。
とくに好きなのはサビ部分の「限界のメロディで踊りだす」で全身を大きく使って両手を振り回す振り、めっっっっちゃくちゃカッコいい。チョー好き。
この曲も振りが独特で印象的。不穏な音運びや歌詞と相まって焦燥感をあおる感じがより良い。
衣装もいい。好きだ。

なにより面白いのが、MV自体がストーリー仕掛けになっている。
伊野尾くん主演ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」の主題歌らしい。
らしい、というのは前回記事でも述べたが私がほぼテレビを見ず、ドラマの類にも疎いため申し訳ないがまったく存じ上げなかった。
こんなカッコいい曲が主題歌だったのか……
それに合わせてリリース当初に謎かけのようなことがSNSでも行われていたという。
先日の伊野尾くんインスタライブもちらりと拝見したが、マジで伊野尾P仕事出来すぎてスゴイ。
このプロモーション能力、弊社も是非見習ってほしい。

ストーリー仕立てとなっている終盤の、それぞれか狂っていく様もいい。
臨場感があってどうあっても続きが見たくなる。
ちなみに続きは「群青ランナウェイ初回限定盤1」で見られる。気になる各々のストーリーは「群青ランナウェイ初回限定盤2」で見ることができる。ソロクリップのダイジェストもあったのでリンクだけ置いていく。
こちらも是非合わせて見てほしい。現物は今度持っていくわ。

▼推しポイント
0:25~
0:36~
ポジション画面右から三番目
この首をそらしぐるんと回す動き。これ実はきれいに回すの難しい。特に0:36~の首を回してターンし、ポジション移動するところ、あまりにも美。
1:11~ 
不敵な笑みと流れるようなハンドジェスチャー。最高。
YouTubeを確認するとここにも「リプレイ回数が最も多い部分」と表示される。世界、うつくしいな。
3:53~
YouTubeで見れるところでラストの狂っていく様が見れるシーン。頭を掻きむしり、古びたスナックの看板を殴りつける様はこの異様な空間を抜け出せず精神を蝕まれていく様子が如実にわかる。最高。


▼おススメアルバム 「Fab! -Music speaks.-」

総括として個人的に入りやすいアルバムは「Fab! -Music speaks.-
私もアルバムは一番最初にこれを買った。
理由としては、かなり外部アーティストの楽曲提供が多いので、「アイドル然」としたものに触れてこなかった人にも馴染みやすいのではないかと思うからだ。ようはこれは私の話である。それはそう。
とはいえ、安心してほしい。
心配しなくても聞いているうちに段々キマッてくる。
今の私は「キミアトラクション」だって「DEAR MY LOVER」だって「Chau♯」だって大好きだ。
なんせ「Chau♯」の髙木雄也、べらぼうに可愛いからね。最後に貼っておくわ。
以下、アルバム収録曲の内、上記に上げなかった公式動画が公開されているシングル以外のものを一部ご紹介する。

Fab-ism
サビの「ありふれた世界なら君はいない」って歌詞、めちゃくちゃうつくしくて天才だな…になって大好き。
続く「誰もがみんな意味を抱えている」にかかる言葉だけど、「ひとりひとりが特別なんだよ」という意味を孕んでいるそれを「ありふれてない」と否定する言葉じゃなくて「もしもありふれた世界なら」という仮定のもと「君はいない」とすることで、「世界はありふれていない」ということではなく「誰も(君)が存在するということ」に対してより特別感を抱かせるというか……こう…ニュアンスが限りなくやわらかく優しくなるというか……すごい……すき………語彙がねえ……
書いてて気づいたけど私めちゃくちゃこの曲好きなんじゃん……すき……

有岡くんのウィスパーボイスが光る曲は数多くあると思うが、これもそのうちのひとつに入ると思う。
ファンタジー、童話の世界観がこの声でぐっと増す感じがある。間奏?に入る「singing!」の声めっちゃくちゃ好き。「夢を語るんだ」の有岡くんウィスパーボイスは語り継がれるべきだと思う。

▼推しポイント
0:42~
「救いを求めてる気ィがしてぇ~」で最後に「にこっ」って笑う顔最高では???? 直後に薮くんパートでゆやゆとがライトで照らしてニコニコしてるの世界平和すぎる。デッカワイイ’s。


■千夜一夜
タイトル通りにアラビアンナイトをテーマにした、YOASIBOのAyase氏提供楽曲。
最初に鑑賞会で見せてもらった時にすごく印象に残った一曲。
曲調や歌詞もさることながら、配信ライブとして無観客公演ゆえに演出がすごかった。これは是非この動画で見てほしい。
立ち昇る炎に照らされる薄布の向こう側で、輪になって向かい合い並んだうしろ姿のうつくしさ。
ともしびに照らされる円形のステージから輪の形のまま外へ外へと広がっていく構成が良い。
ダンスの振りも全編通してぶっ刺さった。
これは本当に演出と構成がめちゃくちゃ好き。幻想的ではかなげな印象の曲なのに、演出によって強い祈りを感じる。ともすれば神聖な儀式のようにすら見える。めっちゃ好き。何回言うねん。いや「好き」という感情と感想は何度言ったって良い。
知念くんの「幾つもの夜を超えて」もめ~~~ちゃくちゃ好き。知念くんの声も結構独特で良い。
なんかもうこれはとにかく動画を見てほしい。
あまりにもうつくしい。よろしく頼む。

事実、時世も相まって本当に「祈り」だったのかもしれないが、オタクの勝手な憶測はやめておく。

▼推しポイント
0:35~
からフェードインして踊る推し。有岡くんの「夜の中へ」と歌うタイミングで振りではなく髪をかき上げる仕草をする。髙木雄也の髪をかき上げる仕草はもう一種のサービスパフォーマンスだと思っている。
2:06~

推しを見てほしい。一瞬だが、諸手を広げた薄幕越しの背中、肩幅が広く、足が細長いきれいな逆三角形を描くうしろ姿。振り上げた髪の動きまでうつくしい。これは宗教画になっていてもおかしくない。
2:28~
もうなんか、あまりにも美。これは宗教画になっていてもおかしくない。

見てほしすぎて文字がうるせえ。
どうぞよろしくお願いしたい。


■ナイモノネダリ
ピーターパンに恋したウェンディの結婚前夜という設定。(公式YouTubeより抜粋)
いやこれ聞いたとき普通に泣いちゃった。
まだ誰のものでもない私の最後の夜に」ってフレーズがもううつくしい。結婚前夜の”状態”を表す言葉としてすげえ秀逸だと思いました。
歌詞全編通してめちゃくちゃ好きなんですけど
もう一度連れ出してよ あの日と同じ夜空へ
 なんてね もう私きっと あんな風には飛べないけど

ココがいちばん好き。
「あんな風には飛べないけど」とわかっているのがまたいい。
Acousticversionでのそれぞれの表情もイイ。
基本的には「ウェンディ」側からの歌なので、ピーターパン側からはどう見えているのかも気になるけども。そういう意味でのアンサーソングとかあったら聞いてみたい。
曲とはもはや関係ないがAcousticversionでのラスサビの背の順めちゃくちゃいいよね。衣装も好き。語彙はない。

▼推しポイント
Acousticversion
2:35~ 
「ありがとう なんていうつもりはないけれど 忘れないよ」
この「ないけ⤴れど」「忘⤴れないよ」の部分の声の上がり方めっちゃ好きなんですよね…なんでこんな急にピッチ高くなるんだろうか……

それはそうと歌はもちろん最高なんですがAcousticversionの推し、こんなガチギャルヘアー似合う男性アイドルおる?????? 眼鏡も可愛いね……ギャルアリガト……オタクに優しいギャルだね……

Puppet
聞けば聞くほどハマっていくスルメ曲。
なんせ推しの歌いだしの歌声が最高。
リリックビデオなのでメンバーは映らないが、シンプルに曲がすき。
歌詞を噛みしめて咀嚼するというよりは曲のリズムとそれに乗ってくる言葉を楽しむ曲だと思う。
具体的に何かを考えるとかいうよりはもうほんとにいつの間にかリズムが離れなくなる。
コレはたぶん「ピノキオ」オマージュの曲だと思うんだけど、めっっっっっっちゃくちゃ好きで、歌詞自体はいわゆるクラシカルな糸で吊られる人形が意思と感情を得たというよりは、生身の人間が得ていく感覚と感情、て感じがある。個人の感想です。
歌のテンポがすごく耳に残る。
これもある種ボカロっぽいっちゃボカロっぽい。
あと0:37~有岡くんと1:22~中島くんの早口パートがめちゃくちゃイイ。
個人的にコレは中島くんの声の出し方がめちゃくちゃ好き。「生き抜く力磨く」のあたりは「狼青年」の歌い方に近しいウェッティな色気がある。


いい加減文字数もアレしてきたため、最後に配信ライブ「Hey! Say! JUMP Fab! -Live speaks.-」の公式動画をご紹介する。こちら2021年に【通販限定商品】完全受注生産限定盤として販売されたため現在入手が困難だが世界観がマジでいいのでチラ見だけでもしてみてほしい。
ファンタジーが凄い。



▼推しのMV見て 「漢花火」

上記紹介アルバムとはまったく関係ない。推しメインのMV見てほしいだけだ。

ロックバンド「山嵐」提供楽曲で推しメインのMVとなっている。
最初は「へえ~!山嵐の曲とか歌うんだあ~!」って感じだったんですけど冷静に考えたら「湘南」のバンドである「山嵐」の楽曲を海大好き髙木雄也メインのMVにするってチョー粋なMVじゃん……になってしまった…地元湘南かどうかなんか知らんけど……好きそうじゃん……
普通に冷静に考えたらこの楽曲イメージ的にがちがちの「ワイルド」だと思うのでシンプル順当に「セクシーワイルド担当」の推しであったということはわかっちゃいるんですが……知らんけど……
アリガト世界……これにはオタクもギャルみたいな「チョー」を使っちゃうよ……チョーアリガト……どこ見ても推しのいるMV……最高だな……
序盤のハモリパートがやぶたかなのもサイコ~~~なんだよな……ウッ……最年長コンビ…すきだ……

MVはおそらくYouTubeでしか見れないのだと思うが、この曲が収録されているアルバム「FILMUSIC!」も最高なので紹介しておく。
これに入っている「OH MY BUDDY」チョー最高なのでそちらもよろしく。残念ながら動画がなかった。たぶん。



▼べらぼうにカワイイ推しを見てくれ 「Chau♯」

最後に、2015年4月29日にリリースされたという「Chau#」
ゴリッゴリの王道アイドルソング。
もう9年も前になるが、あんなにもカッコいい推しが「キラキラのアイドルなのだ」と何度でも””わからせ””てくれる。

いや、御託はいい。

推しマジで劇的べらぼうに可愛いから見てくれ。
こんなん美少女が過ぎる。
俺からは以上だ。



▼総括

改めて動画を見返しながら書き始めたら楽しくなってしまい、結局ただのお気持ち感想文になってしまった。

しかしながら、こうして聞き返して思うのは、歌声の聞き分けができるようになるとよりめちゃくちゃ楽しい、ということである。

そもそも多人数で歌うという楽曲にこれまでとんと縁がなかった。
おかげで、「声を聞き分ける」という能力がそもそも乏しかったこともあって正直、最初は八人分の声を聞き分けることが難しく、判別がつかなかった。
最初に判別できた声はたぶん有岡くんくらいである。有岡くんの唯一無二と言っていいウィスパーボイス、あれだけはわかった。
声質的に聞き分けしやすいのはたぶん、有岡くん、薮くん、知念くん、伊野尾くん。山田くんは歌い方が違うのでけっこうすぐわかった。
中島くん、髙木くん、八乙女くんあたりが難しかった。
特に歌い方によっては中島くん・髙木くんの声がまあ~~聞き分けつかん。他も含め、たぶん今も正確にはわからんと思う。
でも明確にわかるときはわかる。ということは、逆に言うと、後者三人はとくにそれだけ「声質や歌い方を合わせられる」ということだ。JUMPはみんなそういうのじょうずな感じするけど。
歌のことは全然詳しくないが、これってすごいことだと思う。
とくに髙木くん、八乙女くんあたりは喋り声だって特徴的なのに。

しかしこれがわかってくると本当にめちゃくちゃ楽しい。
音源段階で推しパートが判別できる。うれしい。合ってるかわからんけど。

ダンスにしろ歌にしろ、”グループである”ということをめちゃくちゃに意識されているのだと思う。なんというかそういう、信念というか決意とかいうものがパフォーマンスで見れるような感じがある。不思議な一体感的な。

なんにせよ、やはり彼らは「アイドル」なのでその見目を楽しませていただくためにも映像コンテンツから入るのがいいのではないかと思う。
誰が歌ってるかもわかるしね。
そういうわけで友人諸氏、もし時間があれば見てみてほしい。
ハマらずとも私という妖怪が「この男に狂っているんだな……」という感じで楽しんでくれ。

振り返って見たが推しに対する感想がオタク感丸出しでまあまあ本当に気持ち悪い。
とはいえ、曲とかMVに関してはけっこう真面目な感想を書いた…、はずだ。もうもはやただの感想になっているが、許してほしい。いや、Hey!Say!JUMPが許してくれるよ。たぶん。きっと。
今回は動画もあるのでそう長々と書いてもな、ということで、このあたりで締めたいと思う。
…とか言って10,000字超えないぞ! という意気込みで始めたが、まあギリギリというところである。ギリギリで生きている。WEBで饒舌なオタク、そういうとこやぞ。

でも感想書くのめちゃくちゃ楽しかったので円盤感想とかも書きたい気持ちもある。もはやnote芸人のようになってきたが、まあそういう妖怪だとでも思っていただけたら幸いです。

なお、髙木くんの舞台は無事に行くことが出来そうです。
ありがとう世界。
よろしく世界。


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