2023年どうしてこうなった大賞 アイドルに狂う2024

2023年12月31日。
ゆる勢ながら、晴れてHey!Say!JUMPの髙木担と相成った。
Hey!Say!JUMPというアイドルグループを知って約二か月のことである。

完全備忘録として取り留めなく狂いの経緯を綴る。
総じてオタクの感想なのでまあまあ気持ち悪いかもしれないが後々こんなこともあったという思い出になるかもしれんので残しておく。
め~~~~ちゃくちゃ長いほんとにただの感想文です。
本分中の名前については基本的にフルネーム敬称略とさせていただいております。




▼オタク、アイドルを知る

2023年10月某日 コロナ禍に入ってから年単位で会っていなかったフォロワーと食事をした。
会っていなかった期間、SNSでも繋がっていなかったフォロワーは、私と同じ二次元オタクだったが、なんと今はアイドルにハマっているという。

そのアイドルグループは、Hey!Say!JUMP

もともとずっと二次元ジャンルにいた私だが、かつてヴィジュアル系バンドのおっかけばかりをしていた時期がある。
アイドルという存在とは縁遠く、テレビを見るタイプでもなく、某有名事務所のアイドルたちのグループ名はわかっても、メンバーの顔も名前も知らなかった。
Hey!Say!JUMPのメンバーといってもピンと来なかったし、なんならドラマの類も見なかったので、本当に申し訳ないが、山田涼介の顔すらわからなかった。あとの子は重ねて申し訳ないが顔も名前もまったくわからん状態である。
知っていたのは伊野尾くんくらいだ。この子、メレンゲで見たことある。
ただ、それもHey!Say!JUMPのメンバーだという認識はなく、アイドルグループの子なんだな、ぐらいの認識。

そんな状態であったので、その時はフォロワーのここ数年の動向とHey!Say!JUMPの簡単なプレゼンを受けた。このフォロワー、なんといってもプレゼンがうまいのである。(たぶん本人にそのつもりはない。)
フォロワーがJUMPにハマった経緯から今現在の様子まで、推しを推していることが楽しそうな話しぶりはめちゃくちゃ楽しかった。何かに狂っているオタクはいい。元気になる。
会話は盛り上がり、互いにテンションも上がりに上がって、あれよあれよという間に鑑賞会の予定がたった。
久方ぶりの食事会から約二週間後だった。


▼いざ、鑑賞会へ

11月中旬。
集合場所は某所カラオケ。どデカいスクリーンで円盤を流せるオタク御用達のやつだ。
当日、私も他ジャンルの鑑賞用円盤を持参したが本題と外れるため割愛する。

鑑賞会時点で私の知識はフォロワープレゼンのメンバーの特徴、事前に送られてきていた「Ready to Jump」のダンプラ動画と、YouTubeに上がっている中の他MVや配信数本程度。この時点ではまだメンバーの名前と顔も一致していない。
「Ready to Jump」でダンスが気になったのは金髪の大きい子。ヘアバンドしてないほう。身体の使い方が大きくダイナミックで、目を惹いた。

沼への入り口として佇んでいた、中島裕翔との出会いである。

後々気付いたのだが、「Ready to Jump」、振り付けがプロダンスリーグ(D.LEAGUE)に参画しているavex ROYALBRATSのディレクターYuta Nakamura氏だった。そりゃ好きだわ。
元々ニコ動の踊ってみたとかが好きで、2020年くらいからダンス動画を見始め、21-22Season途中くらいからD.LEAGUEを追っていることもあり、ダンスを見るのはわりと好きだ。
ちなみに応援しているチームはKOSÉ 8ROCKS。どうぞよろしく。

鑑賞会までに少し知識を入れておこう、ぐらいの気持ちでいくつかの動画を見るにたぶん中島くんが好きそうだな。というあたりをつけていた。
狼青年」とか「群青ランナウェイ」とか、激しめでノリやすい曲を解りやすく好んで見ていたなかで、「獣と薔薇」のビジュがめちゃくちゃ好きだった、という単純な理由だ。黒髪デコ出し大好き。あれまたやってほしい。
わりと最初に「気になる」対象を定めようとするタイプのオタクなので、この時点では中島くんを中心に結構動画を見ていた。

そして鑑賞会で最初に見たのは「Fab! -Music speaks.-
衣装めっっっちゃくちゃ可愛くてびっくりしちゃった。マジで不思議の国のアリスじゃんさすがアイドル……
正直このときの衣装は、さすがに髙木雄也に目がいった。
あんなファンタジーファーコート似合う男ほかにおるか????
楽曲で印象に残ったのは「MANTRA」と「千夜一夜」。ああいう概念ぽい曲調がめっちゃすき。「ナイモノネダリ」も普通にウルっと来た。
Fab!に関してはけっこう全体的に好きな雰囲気の曲が多いな~という印象だった。
あと「Liar」に入る時の中島裕翔の「ウッッソ~~~~~~⤴⤴⤴⤴」が最高に腹立たしくカワイイ。(褒めてる)

続いてHey! Say! JUMP 15th Anniversary LIVE TOUR 2022-2023
ステージセットめっちゃかわいい~!
過去の楽曲タイトル?があちこちでネオンみたいに光ってオシャレでよかった。衣装も総じて良。
本編のおススメに加えて、通常版に収録されているソロアングルで「群青ランナウェイ」と「クランメリア」も見せてもらった。
余談だが、このときの髙木雄也の金メッシュロン毛、め~~~~~ちゃくちゃ好き。
中島くんのソロアングルを見せてもらった後に、「他に気になる子は?」と聞かれたので「あと髙木くん気になるので見たい」と言った私は知らなかった。

この約一か月半後、その男に狂うことを。

最後に「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR SENSE or LOVE
フォロワーおススメのソロ集とセブン・ベスト曲を見た。
中島裕翔の抜群スタイルでカマされる華麗なタップ。
知念くんの自己紹介ポップソング。
爽やかなのに切ない有岡くんのソロ。
突如として世界観が変わる伊野尾くんのソロと、伊野尾くんのソロなのに当然のように一緒に踊って歌う髙木雄也。
直後に登場する全身黒タイツのハート軍団。腹抱えて笑った。
手足が細長すぎる全身黒タイツ軍団。空間のバグが起こっていた。
あとは薮くんのソロの時に踊っていた知念くんがめちゃくちゃ印象的だった。
体幹ヤバすぎん?!!コンテンポラリー踊るの?!そんなことできるの?!?!」と今まで知念くんの存在を一切知らなかった私にはめちゃくちゃ衝撃的だった。
ソロ集でいちばん印象に残ったのは楽曲ダンス共にたぶん知念くんだったと思う。


▼オタク、アイドルコンテンツを学ぶ

鑑賞会から数日後。
鑑賞会でようやっと顔と名前が一致し、なんとなくのキャラクターも把握してきたせいか、解像度が上がり動画を見るのがより楽しくなっていた。
そしてジワジワ思う。

鑑賞会のときは解像度低かったからな……
今の時点で改めて見直したいな……
好きな曲が入っているとより良いな……

よし、そうと決まればひとまず好きな曲が収録されている円盤を入手しよう!
数日後には「PARADE」のアルバムと円盤、「Fab!」のアルバムが手元に届いた。
オタクの瞬発力、こういうときに発揮されがち。

やっぱりとくに「狼青年」が好きだったので、まずはとフルMVとメイキングを見た。
「狼青年」、基本的に全体めちゃくちゃ好きなんですけどこのときの中島裕翔のメイクと髪型がめちゃくちゃ好きなのでなにか機会があればフルメイクとセットマジでお願いしますという気持ち。

結果的に一番最初に入手したライブ円盤「PARADE」。
やっぱり「獣と薔薇」のステージ版を見たかった。実質、これで基礎のメイン定番曲を学んだといっても過言ではない。嘘、たぶん過言。
世界観と演出がめちゃくちゃよくて、ファンタジー感の強さがすごくよかった。なんていうか、どっちがどっちなのかわからんが2.5に感じるファンタジー感がめちゃくちゃ強くてぐっと来た。前半のザ・パレード感がほんとによかった。語彙力がない。

そしていざ、「獣と薔薇」が収録されているディスク2へ。

衝撃だった。

まさかアイドルが貼り付けにされてステージごと回転しながら歌うなんて誰が思うんだ。

申し訳ないが深夜ひとりで見ていた私は思わず吹き出した。正直スゴかった。そんなことある???? たぶん実際、口に出ていたと思う。
いや今自分で書いててもだいぶパワーワードですけど「貼り付けにされたアイドルがステージごと回転しながら歌う」ってすごくない????
何言ってんだ????

結果、そんな「何言ってんだ???」状態でも涼しげな顔をして歌うアイドルに尊敬の念がスゴイ。あと普通に曲かっこよかった。「ミラクルワンダーマジック」。どうぞよろしく。
それからたぶん「獣と薔薇」をモチーフとした衣装はめちゃくちゃよかった。中島裕翔のセクシーでのびのびとした歌声。最高だった。

そしてTVerの無料配信では満足できず、冠番組「いただきハイジャンプ」を見ようとFODに登録。
小木スポーツテスト死ぬほど笑った。おぎたかきの語呂の良さ。面白すぎてゆるさん。
いたジャンを履修し始めたオタク、このあたりでやはり「髙木くん推せます」などとフォロワーに送っている。もう兆しが見え始めていた。
同じタイミングでフォロワーに教えてもらった「smash.」の存在を知り、ぽちぽち見始める。
かつてヴィジュアル系をホームとしていたオタク、まさかまさかアイドルとMIYAVIがコラボしているなどとは思わずひっくり返った。

そしてここで本格的に髙木雄也にジワジワやられ始める。
髙木くんの素敵なところが詰まっている動画はたくさんあると思うが、本格的に「ジワジワ」が来たのはsmash.のツーリング動画だったと思う。
爽快とバイクを乗りこなす姿はシンプルにカッコよかったし、節々にツーリング初心者である伊野尾くんを気に掛ける様子が見えたのがめちゃくちゃよかった。
本人も本当に楽しそうにしているのが見えたし、初めてのツーリングを楽しんでほしい、と心から思っているんだろうな~というのが本当に垣間見えた。それが押しつけがましくないのがさらにいい。
自分の好きなものを誰かが好きだと言ってくれることが純粋にうれしいんだなあとか、興味を持ってくれた人が楽しんでくれているかと気にしているんだなとか、そういうのが見えて本当に頭を抱えた。
このころのフォロワーとのやりとりを見返したが「オイオイ髙木雄也とかいう男よォ……(額を押さえて天を仰ぐ顔文字)」などと言っているので、たぶんもう相当参っている。
元来、懐っこくて社交的なタイプなんだろうことはわかるが、そういう距離感の取り方もうまいんだろうなあと思う。
それでいてああも素直で甘え上手なので愛されるんだろうなあ。
天然人たらしそうだもんなあ……

その後、着々と過去円盤を入手している。
短期間に詰め込みすぎてまだそれぞれじっくり見尽くせていないが、これからゆっくり飲み込んでいこうと思う。
諸先輩方、オススメの円盤なんですか。



▼2023年大晦日、人生初の東京ドーム

そんなこんなでがっつり割愛するが、ご縁があり、ありがたいことに2023年大晦日の東京ドーム追加公演に参戦させていただくことになった。
10月末にHey!Say!JUMPの存在を認識してからのスピード感がエグイ。
わかる、沼に落ちるときは一瞬の出来事だよね。
気付いたら頭のてっぺんまで沈んでいる。オタクって、そう。

まずは、いざひとり物販へ。
ぶっちゃけ事前情報をもらった時点で買うものは決まっていた。
ペンラとタオルとパンフレット、それに、髙木雄也のうちわとアクスタである。
もうなんかこの時点で既に髙木雄也への狂いが引き返せないところにまで来ているような気がするが、オタクは経験上知らないジャンルでも形から入った方が楽しいということを知っていたので迷いはなかった。
公式インスタで見たギャルがつけていた有岡くんプロデュースのシュシュもちょっと悩んだけどひとまず保留に。どうせたぶん事後通販で買う。
いざ、人生初の東京ドームへ。

まずもうセットがすごい。
そもそもドーム規模の会場というのが初めての体験だったので、生で見る大規模なステージに度肝を抜かれた。
メインステージにセンターステージ、後方にもうひとつステージ。
「あれ?花道がないぞ?」という違和感を持ったが、各種円盤を履修した私は「さてはステージが動くのか…?」などと浅はかな憶測を立てつつ開演を待った。
最初は現地参戦までのスピード感に会場入りしてもなお現実味がなくふわふわしていたが、場内アナウンスが入ったあたりでめちゃくちゃドキドキしてきた。マジでアイドルのコンサートに来たのか?私が?マジで?
周囲の雰囲気も、自分が知っている会場とは全然違った。カップルや親子連れが多いというのも驚いた。
女性がほどんどを占める、お行儀よく椅子に座って見るタイプの現場とか、拳を上げて頭を振り乱す魑魅魍魎蔓延る現場とかばかりに行っていたので、もうなんか世界が違う。
ジャンルが違うとオタクも違う。
これ、どこの現場行っても結構面白い。他ジャンルのオタクの話聞くの好き。

5万人入るというドームの客席が、徐々に徐々に埋まっていく様をワクワクしながら見ていた。
この空間に何万という人が集まっていて、その何万という人たちがほとんど同じ目的をもってここにきているんだ、という事実がなんていうか凄かった。ゾワゾワした。
あの規模に行き慣れている場合は違うのかもしれないが、最大でも何千人規模のライブハウスくらいしか経験のなかった私としては、いったいどこからこんな人数集まってんだろうな、という感動さえあった。
しかもこの年の瀬に。ドームが埋まるって、マジでスゲエ。


▼人生初のドルコン オタク、ついに狂う

初っ端「サンダーソニア」で涙腺に来た。
私は彼らのことをまだほとんど知らないが、それでも幕開け一発目の音が腹に響いたとき涙が出そうになった。
曲がどうとかこうとかというよりは、もうなんか、その現象が凄すぎてちょっと泣いた。
仔細はもう記憶しきれていないがその衝撃だけは覚えている。
でっかい木を模したステージセットの、その幹の部分から八人のアイドルが出てくる。なんかもう、輝いていた。この輝きを見に、約五万人もの人々がここに集まってるんだと思うと感動した。
それから衣装めちゃくちゃ可愛かった。キャラクターカラーに慣れ切ったオタク、メンバーカラーでおそろい衣装とか大好きだからね。

そしてもう事前にやや狂いの気配は見せていたが、やっぱり現地で””動く本物””を見てしまった衝撃はデカい
推し(仮)がスクリーンに抜かれるたびに小さい声で「ヴッ……ッ!!!」となっていた。
基本的に「キャー!!!」という声が出ないので、衝撃を受けた際は静かに唇を噛み締めて死ぬタイプの俺オタクはペンライトを握り締めて下唇を噛み締めていた。

そして死は突然訪れた。

怪しげな背景と照明の中、仰々しく豪奢で真っ白な椅子が八つ並び、さも傲慢な態度で腰かける男たち。
曲は薄っすらとしかわからないが、なにかヤベエもんが始まるんだなということだけはわかった。
歴戦のJUMP担御方々も口をそろえて「あれはヤベエと評判のVILLAIN」である。
もはやどのタイミングかは覚えていない。デッケェドームのステージでどこを見ていいかもわからん初心者の前にそいつは現れた。

スクリーンに抜かれる、乱れた前髪もそのままに不敵に笑う髙木雄也である。

こちとら顔の良い男が少し顎を上げ、やや見下ろす角度で口角を綺麗に上げた不敵な笑みが大好きなオタクなのである。
だいたいこれがきれいな人、笑うと口元がほんとうに綺麗な三角形になる。二次元か????
初現場の初心者なりにペンライトを振っていた私だが、もうその瞬間すべての動きが止まった。
軽率な死がそこにあった。本当に勘弁してください。
続けざまに始まる「DirtyInnocence」では、光るステッキを手に軽やかに踊る。ぶっちゃけこのあたりで瀕死だったので記憶が怪しい。
ッスゥ……」って息吸ったあとを覚えていない。
たぶん隣で私の死を感じ取ったフォロワーが笑っていたような気だけはする。
かと思えばポップな曲でにっこにこ笑顔で歌って踊る。
MCでは次の舞台で演じる一人五役の二人芝居を話題に、「(次の舞台の)台詞覚えられるかなぁ……」「一緒に練習して~」などと宣う。
可愛すぎて天を仰いだ。

案の定、ステージごと動くド派手な演出。
ムービングステージで繰り広げられるまるでクラブみたいなダンスナンバー。
アリーナを走り回るトロッコで各所から聞こえる悲鳴歓声。
テレビでちらっと見たことあるぐらいだったレベルのものが目の前で繰り広げられる。圧巻のひとことだった。
アイドルって、スゲエ。
コンサート直後の感想はこの一言に尽きた。

あとこれは事前情報でちょっと知っていたので完全なる死だけは免れたが、アンコールで現れたギャル(髙木雄也)にオタクはもう感動を通り越してキレ散らかしていた。
アンコールの「春玄鳥」、めちゃくちゃいい曲でワ~!になったのに現れたギャルがギャルすぎて「はあ~~~~~~????? ギャル~~~~~~~かわいい~~~~~~~~」になってしまった。

あんっっっっっなデコ出しちょんまげ(Ver.シュシュ)でロンティー肩出し萌え袖しながら両手でお手振りするアイドル(33歳176センチ男性)います??????

事実上のギャルやないかあんなん。
これは世界線が狂ってしまってもおかしくない。
いやコレなにがって、この「カワイイ」を「作れる」ことがすごいなと思ったんですよ。
ステージ上では「カッコいい」も「セクシー」も「カワイイ」も衒いなくやってみせる、そのもうなんていうかこれはプロフェッショナルだな……という感動があった……

ライブ後の私は当然カチャカチャの情緒で「(沼に落ちるのは)ヤダ~~~~!!!」と無駄な抵抗として駄々を捏ねていたが「ヤダじゃない!!!」というフォロワーの一喝で黙るしかなかった。それはそう。正直このやりとりめちゃくちゃ面白かった。今思い出しても笑う。
まあ、そりゃそうだ。どっちにしたってもう手遅れだった。
だって生で見たギャルはびっくりするほどかわいかった。


▼推し、髙木雄也の総括

そんな経緯を経て、現状ゆるりと髙木担と相成り、現在までに得られそうな情報を見て回った推しへの感想と総括。

・顔が良い。
アイドルなのでそりゃそうだという感じだがシンプルに顔が好き。
Hey!Say!JUMPの中では、「男らしい」とか、「ワイルド」などと称されることが多いが、私はあの顔めちゃくちゃにかわいいと思っている。イヤ、みんな思ってるのかもしれないんだけど。
目元がしゅっとしていて整っているので真顔だと少し威圧感があるが、眼がきれいなアーモンド形をしているので角度によってマジで美少女みたいな顔をしている。
間違いなくイケメンでカッコいいということはわかっているので各方面から怒られるかもしれないが、個人的にはあの顔めちゃくちゃ美人顔だよなあと思っている。
いまだかつてロン毛というジャンルを好んだことはなかったのに髙木雄也のロン毛はマジで美少女と認識してしまったため、アプリのホーム画面設定(2024.1月現在)の各種ロン毛選びたい放題なの本当にありがとう。美少女過ぎて初見三度見くらいした。やっぱり美少女。
あとやっぱり口元がセクシーだよね。セクシーだけどお口を「きゅっ」てしたときめちゃくちゃかわいいのなんなんでしょうね。かわいい。
かっこいいとセクシーと美少女と美女が同居しとる。
そんなん気が狂ってしまう。勘弁してほしい。

・声が良い。
地声が低いのに音域が広い。Hey!Say!JUMP全体の歌声のキーがわりと高めな印象の中、違和感なく高い音域も馴染み、それでいてアクセントとして入る低い音域がとてもいい。
そして「それどっから出てんねん」という高音域の声。

とくに好きなのは、これはもうみんな大好きなんじゃないか「狼青年
「暴くブラウス~」と「窓辺に映る 嘘、月」
後日入手した円盤でライブパフォーマンスも見たが、えっちとセクシーが過ぎる。
元の声が低音域だからか、高音でも刺すような鋭さというよりは、薄紙ですこしだけ指先を切るような、やわらかな鋭利さがあるのが良い。
とくに「狼青年」はアヴちゃん節をめちゃくちゃ意識されている歌い方なのでみんな言葉尻が上がっていくのがとても好き。
ラスサビ前の「帰れないィ⤴ィイ⤴」で上がっていく余韻めっっっっっちゃすき。

次に「OH MY BUDDY
シンプルに曲が好き。
推しパートについては「境は消滅 (Uh rat a tat...)」の「Uh」から「rat」に入るまでが極端に短くて「ゥラァ⤴」って入ってく音と声が好き。
よりセクシーを意識する曲の時の歌い方、既視感を感じると思ったらちょっと昔のヴィジュアル系ヴォーカルの歌い方に近しい気配を感じる。
ちょっと鼻にかかるねっとりした歌い方と吐息をかすれさせる感じ。
広くわかりやすいジャンルで行くとL'Arc〜en〜CielのHYDEとかに近い。(これは個人の見解です。)

そんでもって「VILLAIN
「膨らんでいく」のところ、美し過ぎてひっくり返っちゃった……
ゆとゆやの「さあ、僕を愛せ 僕で泣き、笑え」をこの二人にしたの、マジマジ天才の所業が過ぎる。
現地参戦時、楽曲インプット数が少なかったのでもっとじっくり聞ければよかったな…という悔いが少しだけある……円盤はよ……
歌い方としてセクシーを押し出すときに最初と最後の音がすこしかすれるのが最高。需要をわかっている。

あと普通に喋る時のやわらかい音が好き。がなったら相当な迫力のありそうな声なのに喋り方が「~だよ」とか「~だよね」とかなのもベリーソーキュート。
不意に出る「え、みんなで食べようよ」とか「みんなでやろうよ」とかっていう一言もめちゃくちゃすき。「みんなで」共有するのが大好きな176センチ33歳男性アイドル……世界線が狂う……


▼現在のオタク

初めての現地を終え、さてどうしたもんかと思ったオタクは2024年元日を明け、ぬるっとFCに入会した。これは正直な話、ぶっちゃけもっと高いと思ってたんだけど、昔入ってたバンド系FCと金額変わんねえんだ、という謎の感動から入会した。
入会自体についてはアプリのホーム画面選択を知っている時点でお察ししてほしい。デイリーありがとう。
コンスタントに現場行くのかとか、そういうのはわからないが、フォロワー然り、現地でお会いした方々然り、ファンの方々がこれだけ「JUMPって素敵なんです!!」と口をそろえて言う彼らの「素敵さ」がほんのすこしわかったのかもしれない。自分の感動をちょっとでも還元できたらいいな、ぐらいの気持ちだと思う。今のところ。
メディアやSNSをコンスタントに追いかけること自体が元々得意ではないので、自分のペースで触れていけたらいいなと思っている。
個人的に、すごく久々に、なんというかキラキラしたものに触れたなあ、という感慨と感動と余韻もあるかもしれない。
歳を食ってひとつのものに夢中になる熱量が抑え気味になっている自覚があるので、突然アイドルに狂ったようにこの先どうなるかまったくわからないが、とにもかくにも2024年しょっぱなからなんでこうなったかわからない感じになっている。
いずれにせよ、髙木くんの舞台はどうにかチケット入手できるよう頑張ってみようと思う。

ともあれ、出会いに感謝したい。
ありがとうフォロワー。
ありがとうHey!Say!JUMP。


めちゃくちゃ私事な話をすると、大晦日参戦前、かつて通っていたヴィジュアル系バンドが無期限活動休止となった。結成16周年を迎えた年のことだった。バンドという形態上、およそやむを得ない事情での活動休止だ。
本人たちもしたくてしたんじゃない、ということがわかるだけに、ラストライブの配信を見るのも勇気がいった。
もう長いことライブにも行っていなかったが、自身20代の青春を共に駆けたバンドが活動を休止するというのは、結構、心に来た。
バンドとかグループとかいう、ある種の「運命共同体」のようなカテゴリーというのは不思議なもので、その人たちが集まって初めて我々が認識する、名前のある「存在」になると思う。
様々な理由で、それを「続ける」ということの難しさが、それぞれにある。
そういう「運命共同体」に、久しぶりに触れたという感動もあった。
どうかできるだけその「運命共同体」が末永く、しあわせに続いていってほしいなどと、オタクは思った。

感慨を覚えてしまい結局ただの感想文になってしまった。
ただ狂いを書いただけなのに普通に10,000字以上書いてて笑う。オタク、そういうとこやぞ。
書きたいことはたぶんもっとあるんだけど冗長も甚だしいのでここで終わっておくことにする。

2023-2024、どうしてこうなった大賞、人生なにが起こるかわからんよね、というお話でした。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?