自己紹介② フルコミくんの初任給

どうも!フルコミくんです。

前回の続きです。

2021年4月、私は晴れてフルコミ営業マンとなった。全く案件も顧客もいない状態である。だが、私には勝算があった。そう「不動産買取」である。今まで「売買仲介」しかできなかった俺とは違う。元の会社にいた時から、私は割安物件を見つける「目利き」が他人より優れていた。その「目利き」が覚醒した話はまた別の機会でさせていただこうと思う。

そして、転職から1ヶ月目で、いきなり結果を出す。私は見事に右からきたマンションを左に受け流し、一撃の売却益で約480万円の利益を出した。ムーディ勝山もびっくりだろう。(土地転がしみたいなイメージです。わかりづらくてすみません笑)フルコミだから来月の給料サラリーマン時代の月給10ヶ月分やん!人生ウハウハである。

そして待ちに待った初給料日、私は給与明細を見て絶望する、、、

給与がちゃんと振り込まれなかったかって?いやいやちゃんと約束通り会社から額面233万円振り込まれていたよ。

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私が絶望したのは税金の高さである。所得税が63万円?アホなのかこの国は?

いやいや、累進課税だから給料高くなったら、税金高くなるのは当たり前やろ!アホなのはお前の税金の知識だろうと、真っ当なツッコミありがとうございます。

お恥ずかしい話、サラリーマン時代は源泉徴収で天引きされていたため、全く税金や社会保険の知識がないまま、フルコミくんになってしまったのである。額面230万円でも税金やら保険料引かれるの20から30万円くらいで手取り200万円くらいっしょ!と勝手に楽観視していた私にとって、この手取り額は晴天の霹靂であった。

そうか、そうだったのか、、

俺の敵は三井でも、三菱でも、住友でも、東急でも、野村でも、大京でも、長谷工でも、大成有楽でも、オークラヤでも、その辺の地場業者でもなかったんだ、、

俺の敵は「税金」だったのだ、、、

齢27歳にして、この世の真理に辿り着いたが、時すでに遅かった。数ヶ月後、個人で法人設立することにより、垂れ流しの税金を、なんとか堰き止めることができた。

それにしても税金の取りっぱぐれを無くし、税金の支払いのダメージを感じさせない、源泉徴収制度。ほんとによくできた仕組みである。

次回は仲介と買取について自論を述べたいと思います。

以上

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