完成イメージ

スプレッドシートで管理しているメールアドレス宛に、一括で下書きメールを作成します。

作成方法

連絡先を管理したスプレッドシートを用意します。
この例で重要なのは、A列に名前、C列にメールアドレスというところです。

スプレッドシートのメニューから［拡張機能］→［Apps Script］を選択し、新しく開いた画面で、元々書いてある「function myFunction() {　}」を消して、下記のコードをコピペします。

function myFunction() {
　　　　const ss = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
　　　　const values = ss.getDataRange().getValues();
　　　　values.shift();
　　　　const subject = '件名を記載します。';
　　　　const cBody = '\n\n共通で付加される本文です。';
  
　　　　for(const value of values){
　　　　　　　　let body = value[0] + ' 様';　　//　A列　＋　様
　　　　　　　　GmailApp.createDraft(value[2],subject,body + cBody);　//　C列のメールアドレスを利用
　　　　}
}

function onOpen(){
　　　　const ui = SpreadsheetApp.getUi();
　　　　ui.createMenu('メール').addItem('下書き作成','myFunction').addToUi();
}

フロッピーディスク（プロジェクトを保存）のボタンを押してプロジェクトを保存します。

元のスプレッドシートに戻ってリロードすると、「メール」というメニューが増えていますので、それを選択すれば一括で下書きメールを作成できます。

※初回実行時は承認が必要です。詳しくは下記の記事へ。

まとめ

メールを一気に送るのにBCCだとちょっと失礼かなって時とか、人によって内容が違うから１通ずつ作らないといけない（ひな型だけ作っちゃおう）って時に使うと便利かもです。