君の顔

愛は育むものだと未来永劫
続くものだと
精一杯に今を生きようって言ってたね
2人でずっとこれからもって


あの時から愛は止まってて
動こうとしない
時計の針は進もうと進んでいることすら気づかずに
君が好きな自分に夢中

美味しいもの食べても
綺麗な景色みても何も感じない
泣ける映画なんて
思い出すのは隣で笑って泣いているその顔で

変わらない時の流れは止められず
外見や頭だけでっかちに
凝り固まった考えにカチカチ軋む身体節々
若かった伝えそびれたこの思いだけは

時間の経過とともに
朽ちゆくものと思ってたのに
全く無くなりはしない
過去には戻れない
育むには遅すぎだ
気づくには遅すぎた
四季折々
毎年咲いて思って
忘れようと散って
気づいた時にはまた思い出し
育まれている

会いたい会いたい
2人でずっと話してた
あの頃に

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