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とくし丸と人間関係。

人間関係が全く無い仕事はこの世にあるんだろうか。

人間関係が嫌になって
逃げるようにサラリーマンを辞めた自分が
次の仕事にとくし丸を選んだのは
一人で準備して、一人で販売できる仕事だったからだ。

そんなとくし丸でも
人間関係が全くゼロという訳ではない。

お客さんとの人間関係もあるが
スーパーに働いている人との人間関係もある。

スーパーの人と顔を合わせるのは
朝の品出し時と、帰ってきてからの商品返却時ぐらいで
毎日朝から晩まで一日中、同じ事務所内で一緒にいる
というような事は無いから、だいぶ楽だ。

それに
スーパーの人達が毎日
品出しして、お惣菜を作って、肉や魚を切って
商品返却を手伝ってくれるから
自分がとくし丸を続けられている。
そこはとても感謝している。
だけどコミュニケーション能力が悲劇的に欠如している僕には
話し掛けるのはけっこうなハードルなので
これだけをやることにしている。

笑顔で、元気に、明るく、自分から、挨拶する。

これが僕にできる精一杯だ。
でもこれのおかげか、今のところスーパーとの人間関係トラブルは無い。

このコミュニケーション能力が全てのような社会で
コミュニケーションが苦手でも
なんとか40年生きてきた人間が出した
生きていく方法はこれだと思う。

これをやっておけば
こちらから話し掛けられなくても、悪いことにはならないはず。

僕から何か伝えられるとしたら
これだけです。


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