とくし丸をはじめて、もうすぐ2年 はじめた初日から僕は好きなプロ野球チームのキャップを被ってとくし丸をやっている。 このキャップ4種類くらいあって、それを週替わりで変えている。 パッとの見た目はプロ野球チームのものだと分かりづらいキャップなので ごくたま～に、分かってくれる人がいるという感じだった。 そのキャップを、先週初めてプロ野球チームのものじゃないものに変えた。 猫が宇宙服を着てるという、けっこう攻めた感じのキャップだ。 僕の中では、2年近く続けていたものを変えた
休みの土日に決まってやることがある。 とくし丸のガソリン補充、掃除、釣銭の整理 我が家の掃除機がけ これだけはどんなことがあってもやらなくちゃならない。 とくし丸の諸々はやっておかないと週明けからの営業に支障をきたすし 猫ちゃんがいる我が家は一週間で猫の毛だらけになってしまっているし でも、とにかく面倒なんだよね。 作業が単調でつまらないというのもある。 20代の自分だったら、面倒でやったりやらなかったりを繰り返していたかもしれない。 しかしそこは40年生きてきた自分
お店のパートさんの中に 『コミュニケーションの鬼』がいる。 もちろん、そんなあだ名は僕が勝手につけて、 僕が心の中で勝手に呼んでいるだけだ。 そのパートさん、Aさんは僕とほぼ同じくらい、40過ぎくらいなんだけど もうこのスーパーには10年くらい勤めているようで 僕が見ている限り、同じ部門のパートさんや社員さんと仲良く話しをしているのはもちろん 他部門の社員さんパートさんや、副店長、店長ともよく話をしている。 しかもけっこうな長い時間にわたって。 もちろん、そんな人だから
スーパーというのは思った以上に人の異動が多い。 とくし丸を始めて1年半ぐらいで グロサリー、精肉、鮮魚、デリカ、店内パンのチーフが変わり 先日はついに店長も変わった。 チーフが変わっていないのは青果だけ。 また社員も各部門ちょくちょく変わっている。 これは自分がとくし丸をやっているスーパーだけなのか もしくはこの店舗が特に人事異動が多いのかは分からないけれど こんなに人の異動が多いとは思わなかった。 そんな中で ある部門のチーフは最初からとくし丸にとても好意的で 『こう
人間関係が全く無い仕事はこの世にあるんだろうか。 人間関係が嫌になって 逃げるようにサラリーマンを辞めた自分が 次の仕事にとくし丸を選んだのは 一人で準備して、一人で販売できる仕事だったからだ。 そんなとくし丸でも 人間関係が全くゼロという訳ではない。 お客さんとの人間関係もあるが スーパーに働いている人との人間関係もある。 スーパーの人と顔を合わせるのは 朝の品出し時と、帰ってきてからの商品返却時ぐらいで 毎日朝から晩まで一日中、同じ事務所内で一緒にいる というよう
とくし丸という仕事はけっこう運転する。 だって『移動スーパー』だから。 決まった停車ポイントでお店を広げて販売したら 店を閉めて、また次の停車ポイントまで移動。 これを一日に20回弱繰り返す。 それを1年半ほど繰り返してきて感じているのは… 平日はだいたいみんな運転マナーが良い。 特にトラックとか運送系のドライバーは だいたいみんな譲ってくれる。 そしてこちらが譲ったら、 手を上げたり会釈したりしてお礼を返してくれる。 だから自然と僕も 道を譲ったり、譲られたらお礼を
僕はもともと、わりと重めの花粉症です。 去年の今頃は、四六時中鼻水が垂れてくるから ティッシュを丸めた鼻栓を両方の鼻穴に詰めて営業してました。 マスクをしているから見た目には分からんですけど。 薬を飲んだ状態でこれです。 今年は、去年よりは花粉の量が少ないのと 去年の10月から『舌下免疫療法』という花粉症の治療を始めまして 効果が完全に表れるのは2年ぐらいかかるようなんですが これがすで効き始めているのか、朝晩の鼻炎薬はいまだに必要ですが 薬だけで、ほぼ鼻が詰まっていない
（とくし丸と関係ない話です） 自宅からとくし丸をやっている拠点スーパーとの間に 1軒の中古車販売店がある。 出勤で早朝と夜に、この中古車店の前を平日毎日通るのだけど 1年ぐらい前のこと 早朝、6時過ぎくらいに僕がバイクで中古車店の前を通ると 店の前の砂利道におじさんが立っていた。 おそらく50～60代くらい。 服装は、スーツとかじゃない、普段着で 白髪が混じって、メガネをしているおじさん。 夜、とくし丸の仕事が終わって家に帰る19時くらいにも そのおじさんは立っていた。
『良い天気』 といったらどんな天気を思い浮かべますか？ たいていの人は 『青空が澄みわたる快晴』 でしょうか。 でも良い天気って その人の状況によって変わります。 日照りが続いてる日の農家にとっては 『雨の日』 が待ちに待った良い天気だったり。 とくし丸にとっての 最高の天気は 間違いなく 『曇天』 でしょう。 異論は無いはず（誰にも聞いてないけど） というか、とくし丸の天敵は 『雨』も『風』も『雪』もだけど なにより一番遭遇率が高いのが 『日差し』だ。 屋外で食
スーパーには 全国から仕入れてきた野菜の他に 『地元農家が作った地元の野菜』 を置いているところも少なくない。 僕が拠点としているスーパーもそうだ。 この地元野菜については 作っている農家の人が直接、スーパーに納品しに来る。 どのタイミングで納品するかは自由みたいで 朝来る人も、夕方来る人も、毎日来る人も、たまに来る人もいて様々だ。 朝、僕がスーパーの前にとくし丸を置いて作業していると 毎朝同じ時間帯に来る農家のおじさんが何人かいる。 だいたい、挨拶ぐらいでそれ以上の
ついに新記録が出た。 しかも2位に圧倒的な差をつけて。 何がって 『一回のお会計で出してきた硬貨の数選手権』 に決まってるじゃないですか。 今までは… 800円ぐらいのお会計を全て10円玉 硬貨の数、80枚くらい出してきたお客様が1位でした。 これだってかなり他者を引き離していて しばらくはこの記録は抜かれないだろうと思っていた。 しかし出てきてしまった。 圧倒的なヤツが。 買い物を始める前にそのお客様が 『今日、細かいの大量に使っても良い？』 って言ってきた時点では
今週はけっこうまいった。 寒い日、暑い日、雨の日、雪の日ときたもの。 寒いだけならいい。 冬だもの。 特につらさが激増した要因は 途中に、夏か？っていうくらい暑い日が一日挟んできたことと 雨の日が連日続いたことだ。 これのせいで最後の金曜の雪混じりの雨では 久々に体が痛くなるほど寒くてきつかった。 こんなとき どう乗り切るか？ 全国の大変な地域で頑張っているとくし丸同志達を思う？ そんな健全な方法では、心が曲がっている僕には少々無理なんです。 前も言いましたけど僕の場
移動スーパーとくし丸を開業してから 1年と8か月ほど経った僕の毎日はこうだ。 ただし、とくし丸は個人事業主（一部スーパー社員の場合有）だから 出勤時間も退勤時間も決まっていないので その人の考え方、環境等、また拠点スーパーによって違うと思います。 あくまで僕の場合です。 ・6時30分 スーパー店舗に到着（原付バイクで家から10分ちょっと） ・6時50分くらいまで 前日に売れた商品（ドライ品）をスーパーさんがピックアップしてくれているので、その商品を車両に補充。 ・
移動スーパーは圧倒的に夏より冬のほうがやりやすい。 なにが良いって 食品の痛みを気にしなくて良い。 夏はやばい。 常に温度のこと気にしながらやってる。 冷蔵庫の温度、保冷箱の温度、お菓子、パン等々の状態。 冬は良い。 真冬なんか、冷蔵庫と同じくらいの温度だもの。 だから食べ物をそのへんに転がしておいても良いくらい。 いや、転がしてはおかないけども。 温度的な意味で。 そんな最高の冬でもキツいこともある。 それは『風』 冬は強風の日が多くて、地味につらい。 風が強いと、
降りましたね、雪。 実は、先週スタッドレスタイヤに替えたんです。 ギリギリでした。 危なかった。 先週の月曜、昼ぐらいから一気に雪が降ってきて 予想以上に降ってきたせいで 16時近くになって、スーパーのとくし丸担当さんから 『大雪のため本日お店は1時間早く閉店、明日は1時間遅く開店となりましたので、本日は早めの帰店をお願いします』 という連絡が。 いやいや、こちらは〇時〇分頃には〇〇さん、次は〇〇さんって予定で動いているので、いきなり早く帰れって言われても無理よ！ …
明日は… 午後から『雪予報』です。 確か去年も、2月に1日だけ雪が降って大変だったなぁ。 寒いし、危ないし、お客さんも少ないし… 休んじゃおうかな…と思いたいところですが しかし！ 移動スーパーはこういう悪天候時こそ！ やるんです。 それは… 『こんな日にもわざわざ来てくれたのね…！』 とお客さんからの信頼度を一気に爆上げするチャンスなのです。 たとえお客さんが少なくても、売上が悪くても ここでお客さんからの信頼度を上げておけば 後々のお買い物での単価アップにも繋がる
