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係活動のホントの意義!!子ども達がやりたいこと↔️楽しい学級づくり


こんにちは。
まっつ先生です。


突然ですが、


「係活動とはどんなものが
  ありますか?」


と聞かれたら
具体的な係名を挙げて
説明できるでしょうか。



また、


「当番活動とはどんなもの
 がありますか?」


と聞かれたら、
これも、具体的な当番活動名を
挙げて説明できますよね。




それでは、


「係活動と当番活動の
  違いは何ですか?」


と聞かれたら答えられますか?



係活動当番活動は、
似た意味の言葉ですが、



その内容や目的は

全く異なります。





今回はまず、内容と目的を
確認します。



そして、

係活動をどのように充実させるか
紹介していきます。



それでは、2つの活動内容から
確認していきましょう。


①当番活動とは?


*日直

*給食当番

*掃除当番



など、

学校生活の中で
なくてはならない仕事


です。


学級のみんなで役割分担しながら、
順番に経験できるようにします。


当番活動を通して、
学級の一員として自分の役割に


責任をもつことの大切さ


を指導します。



②係活動とは?



係活動は、


学級のみんなで協力し、
学級をよりよくしたり、
より楽しくしたりする
ために行う活動



です。


当番活動とは違い、


係活動は学校生活の中で
なくても困らない仕事



です。


「学級をもっとよくしたい」
「学級をもっと楽しくしたい」



という子ども達の思いのもと、
子ども達自身で

創意工夫


できる内容にすることが大切です。



ここまで、当番活動係活動
の違いについて書いてきました。



ざっとまとめると・・・・

*当番活動

→なくてはならないもの。
 創意工夫は期待できない。



*係活動

→なくても困らないもの。
 創意工夫が期待できる。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

では、具体的に係名を挙げて
みていきましょう。

*黒板を消す黒板係
*電気を消す電気係
*体育の授業で準備体操を
    みんなの前で行う体育係



などがよくありがちです。



しかし、黒板や電気を消す仕事は
工夫するものではなく、

学級になくては
ならない仕事



です。



また、教科に関する仕事や
教師の仕事の一部を担うような
体育係や音楽係は、係活動としては
相応しくありません。



中学年からは、4月の段階で、
当番活動と係活動の違いを指導し、


学級になくてはならない仕事は、
日直の仕事にするなど
当番活動にすることを指導しましょう。


ここで、
私が今まで担任してきた学級の係を
振り返ってみると


*黒板係

*換気係

*配達係

*健康観察版係

*体育係

*音楽係

*レク係

*お笑い係

*宿題点検係

*整理整頓係




こんな感じでした。



この係を当番活動かかk裏活動かを
前述の内容を基準に分類すると
どうなるでしょうか。



係活動と言えるのは、

*レク係

*お笑い係

*整理整頓係



くらいなんです。



私が今まで取り組ませていた
係活動のほとんどは、
実は当番活動だったのです。


どうりで、
通信票をつける時に

『創意工夫』




の評価でいつも悩むわけです。



日常活動である係活動が
充実されていないのですから
当たり前ですよね。


1ヶ月ごとの係活動の
振り返りの時間に

「もうちょっと係活動を

 工夫して取り組んでみよう」



と子ども達に話していました。


でも、内心は、

「〇〇係は、何をどう工夫させれば

 いいのかな?」



と悩んでいました。



担任ですら悩むことです。


子どもからしてみれば
とても理不尽なことですよね。


もう少し私のダメダメ実践を
紹介します。



私の係活動の実践は、
学期ごとに係のメンバーを
決めていました。


1ヶ月ごとに、学活の時間に
係活動の振り返りをさせていました。

*めあては達成できているか

*良かったところや
    頑張ったところ

*改善点

*もう少し工夫できる
    ことはないか

この4つの観点で振り返りを
させていたのです。


自分達が取り組んできた活動に
対しての振り返りはできます。


でも、


創意工夫という観点には、
ほぼ全ての係が触れずにいました。


先程も述べたように、
担任ですら悩む係活動の
創意工夫です。


子ども達の振り返りに対して、
私は何も言えず、子ども達は
自分の係の仕事を淡々とこなすだけの
活動になっていました。


そこで、どのように係活動を
充実させればよいのか
考えました。


それは、ズバリ!!

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