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忘れ物が多い児童への指導で心掛けるべきたった4つの対応!!

こんにちは。
まっつ先生です。

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新年度が始まりましたね。

この時期になると、

黄金の三日間

と言う言葉がよく聞かれます。



聞いたことがある人も
たくさんいるのではないかと思います。


とある教育研究団体から
生まれた言葉です。


子どもたちの意欲と緊張感が

適度に高く

指導が定着しやすい


ことから
この言葉が生まれたようです。



年度始めは

担任の考えを示すため

そして

定着させるためには


効果的な期間だと
言えるかもしれません。


そして、何事もはじめが肝心ですから
スタートは思い切りのよい
スタートを切りたいですよね!!


ただ、勘違いしてほしくないのは、


このたった3日間を制すれば

1年間がうまくいくのではない


ということです。



黄金の3日間
がどんなに
うまくいったとしても

次の日に、指導のブレがあれば
あっという間に担任への信頼感は
失われます。


学級経営も躓き、
トラブルの連続…
授業も成り立たない
ということも
避けられません。


そんな最悪の状態の
きっかけになり得る1つが


忘れ物をした時の対応


です。



例えば、
子どもが宿題を忘れてきたら
どのように対応していますか?


例えば、
子どもが教科書を忘れてきたら
どのように対応していますか?


「何してるの💢!?」



の言葉から始まり、
10分も説教して
大事な授業時間を無駄にしてしまう。

こんな指導はしていませんか??



私自身も振り返ると・・・・



忘れ物を繰り返す子どもや
大事な物を忘れてきた子どもに対して

そんな指導をしていたことは
一度や二度ではありません。


忘れ物が日常茶飯事な
子どもに対して感情的になり
毎日のように怒っていました。



怒られた子どもは、


毎日のように怒られて


どんなに嫌な思いを


したでしょう。



あまりに忘れ物が酷くて、
私の感情が爆発し、
怒鳴り散らしたこともあります。


それが理由で、
登校拒否にならなくて
良かったと思うくらいです。



でも、そんな指導をしても

忘れてきた物が急に
出てくるわけでもないし


その子どもの忘れ物をする回数が
減るわけでもありません。



ただただ、自分の怒りの感情
子どもにぶつけて、
ストレスを発散させているだけなのです。

大した指導もしていないのに、
子どもの失敗を責めることで
自己満足していました。


そんな無意味な指導をしなくなったのは、


発達障がいの子どもに
出会ってからです。



保護者もあまり協力的ではなかったため
忘れ物が本当に多い子どもでした。


1日に3個も4個も忘れ物がありました。
それが、その子どもの日常なんです。



発達障がいがあることを知っていたので、
怒っても仕方がないと
初めから考えていました。

忘れ物が多いため、イライラすることも
ありましたが、感情的になっても仕方がないと
思っていました。

そして、その子どもを
下手に怒ると、癇癪を起こす
可能性もあったので、

それはどうしても避けたかった
ということもあり、
我慢しました!!

でも、

そこで気付いたのです。



この考えは、他の子どもに
対しても同じよううにもつべき
なのではないか!?


同じ教室にいて、
同じように勉強しているのに

忘れ物をした時の対応が違っていては
いくらその子どもが障がいを
もっているからといっても
納得できるものではありません。



では、どのように対応していったのか
紹介していきます。


忘れてくる物にもよりますが

4つの対応を使い分けていたり


組み合わせて対応したり


しています。




①忘れてきた事を必ず報告すること


時々いませんか?
教科書を忘れても
何食わぬ顔で授業を受けている子ども。


社会人でも忘れ物をしたら
(忘れ物をしないのがいいのですが)

「〜を忘れてきてしましまいました。
  すいません。」


の一言が社会人としての
マナーです。


子どもだって同じです。


むしろ、


子どものうちにその習慣を

身に付けなければなりません。

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