見出し画像

あたりまえ。


私が日本を出てアメリカに来てよかったなって思う理由のひとつが、

自分の当たり前ってみんなの当たり前じゃない、ということを早いうちに知れたことです。


日本にいた時には見えなかったことが、日本を外から見たことで少し見えるようになりました。


たとえば、習慣。

部屋にあがるときは靴を脱ぐ、
毎日お風呂に浸かる、
髪はドライヤーで乾かす、
服や水筒は毎日洗う、
ご飯を食べる時はお箸を使う、など。


日本にいる時は毎日することが当たり前だったことができなくなったり、食べるものや習慣ががらりと変わって、最初は戸惑うことがありました。

でも、これってやらなくても意外と生きていけるんだなって思ったし、それにこだわるよりもその場所に適応していったほうが楽だなって思えるようになってからは、細かいことが全く気にならなくなったし、より他人を受け入れられるようになりました。



もうひとつは、性別へのイメージ。

家事育児はお母さんの仕事。
働くのはお父さんの仕事。
男子は髪が短くて、
女子は髪が長い。
女性は男性より料理ができる。
男子は女子よりスポーツができる。
リーダーシップがあるのは男の子。
スカートをはくのは女の子。
応援団長は男の子。
ピアノを弾くのは女の子。

この文化で育った私は、そこに対して今まで疑問を持ったことはありませんでした。でも、アメリカにきて、文化や、宗教、育った環境など、全く違う人達と出会って、当たり前なんてないんだなってことを知って、イメージや固定概念に人生を制限されるのはもったいないなって感じるようになりました。

アメリカと日本だけでもこんなに違いがあるということは、世界にいけばもっともっとびっくりするような環境や文化がたくさんあって、今の自分には見えてない、無意識な固定概念がまだまだたくさん見えてくるんだと思います。


だから色んな国に行ってみたいし、色んな経験してみたいし、色んな文化を持つ人と友達になってみたいなって思います🌏



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?