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好きなものは好き~高校生・ケータイ小説編~

はじめに

高校生の頃は勉強と部活以外は、ほとんどしておらず、ひたすらラジオと音楽で息抜きをしていました。読んでいた本は中学生の頃のシリーズものの続きで、ラジオは相変わらずスクールオブロックを聞いていました。聞いていた音楽も中学生のころとほとんど変わりません。
…と書いていたら思い出しました。
高校生になってケータイ小説を本格的に読むようになりました。

ケータイ小説は中学生の頃に流行っており、数名の友人が持っていました。
私は一度ケータイ小説をPCで読んでいたのがばれて母親からチクチク言われたことがあるので、隠れて読んでいました。
友人に借りたこともありましたが、いつ親にばれるかわからず怖くて1,2回しか借りませんでした。

高校生になってスマホを持つようになってからケータイ小説を本格的に読むようになりました。
私の母親は厳しく、スマホは夜の9時まで、リビングのみでしか使うことができませんでした。
夜の9時までしか友人とのLINEができなくて寂しく、面倒な思いをしましたが、優しく、理解力のある友人がいてくれてよかったです。本当に。
この限られた時間で、魔法のiらんどや野いちご文庫を読んでいました。

また、twitterを見始めたのもこのころです。作家さんやアーティストのtwitterを見ることができるようになって嬉しかった思い出があります。

魔法のiらんど

・お女ヤン!!/岬
・暴走×少年×少女/あしなが
・桐谷君の恋人事情/悠太(はるた)
・ウチの店長が憂鬱な理由/悠太(はるた)
・いい加減な恋のススメ/悠太(はるた)
・闇と光/里
・お堅い王子の艶事/桜瀬亜夢
・鈴蘭学園物語/シグレ
・さよなら虎馬、ハートブレイク/或田いち
・ビッチは夜を蹴り飛ばす。/今嶌ろね
・狂おしいほどの愛をキミに。/IORI
・甘党な先輩は塩対応/星紗
・北川 絢人は愛し方が下手/灰芭まれ
・茶道部へようこそ!/春
・桜龍/美那

野いちご

・地味子の秘密/牡丹杏
・早川先輩の溺愛。/碧玉紅

野いちごで読んでいたものが昔過ぎて思い出せないです…!
ちょうど、年ごとのランキングを出していたのですが、私が見たい期間だけまだ準備中でした…残念です。更新を期待します!https://www.no-ichigo.jp/article/ranking/archive

思い出していたら懐かしい気持ちでいっぱいになってきました。
魔法のiらんどのアカウントを作ったのは大学に進学してからで、その頃はアカウントを作るという考えもありませんでした、、。

ケータイ小説といえばキラキラ恋愛ものか

ケータイ小説といえば、女子中高生のみが読む小説というイメージはありませんでしょうか。
きっとそんな偏見で私の母親も良いイメージを持っていなかったのでしょう。
確かに、恋愛小説は多く、少女漫画を禁止されていた私にとっては貴重なときめき源でした。

しかし、ときに恋愛だけではない生き方や考え方を見せてくれることもあります。
どの作品にも作者さんにとって大切な登場人物がいます。そのため、感じ方は人次第と初めに言っておきますが、私は所謂ケータイ小説のなかでも『灰芭まれ』さんと『美那』さん、『悠太(はるた)』さんは、そのような恋愛だけではない物語と人の心情を感じます。

…こんなことを言っていますが、もちろん人の色恋描写に夢を以て楽しんでいたのも事実ですよ。
恋なんてできなかった学生時代を思い出して複雑な気持ちになってきました。
あ、“複雑”なんて言葉でひとまとめにしてはいけませんね。

ときめきの源

どんな気持ちだったかというと、正直、私の高校時代は恋なんてする暇がなかったので、中高生の頃に恋愛をすることができたパラレルワールド(今はもう戻れないもう一つの世界)に夢を見ているような気分なのです。
まず、私の高校時代は、精神的にも時間的にも勉強や部活以外に割く時間がなかったことが前提にあります。
これら以外の時間を上手に使うことができる人は、精神的な余裕があったのでしょう。

もし恋をすることができていたらどんな気持ちなんでしょうか。
私はべぼべが好きなので、きっと「これがレモンスカッシュ感覚か~」と表現していたでしょう!
こんな私の青春時代に、少しの恋の色を添えてくれたのがケータイ小説でした。
もう一度昔読んでいた作品をもう一度読み直すときっと違った見方ができるのでしょうか。
思い出せば、また一つ、楽しみが増えたような気持ちがします。よかった。

さいごに

今日は高校生の頃から好きだったケータイ小説について考えてみました。

新しい楽しみも思い出しましたし、ケータイ小説サイトに再度アクセスしてみると懐かしくてワクワクしました。今からでも新しい好きな作品に出合うことができるかもしれませんよね。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ケータイ小説という触れない人は触れない内容ではありましたが、何か「そうだね~」と思うことができる点があれば嬉しいです。

♡励みになります。ありがとうございます。

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