ごめんなさい僕が悪かったです

小学生の頃よくクラスの女の子と言い争いになり完璧に勝利してしまって相手の女の子を泣かせてしまったことがあった。そうすると周りの女の子が集まって自分のことを非難し始めるクラスの男子もさっきまでは自分と一緒にその女の子を責めていたのに泣き出すと態度を変え自分のこと責め始めるのだ。当時自分は泣くのを我慢して「ああ、彼らは言うことがなくなったら泣く赤子同様の精神しか持っていないんだな」と心の中で見下していた。
最近も文化祭がありクラスのみんながお金よりもお客さんを楽しませることが重要と言っていたので年下の子を応援して景品を取らせていたら一日目で景品がほぼなくなってしまいクラスの女子全員に怒られてしまった。この怒るとはよくクラスの女子が陽キャの男子に向かってする「おい笑やめろって笑笑」的なものではなく「マジでアイツキモいんだけど」のようなものだ。自分は前みんなが言っていたことを思い出し「いや皆だってお金より楽しんでもらう方が優先って言ってたじゃん」と正論を言ったらクラスの中心核的な男子から「そんなこと言うから景品お前が全部買い直せよ」という暴論を言われてしまった。僕は半泣きになりながら「全然ええよ」といい人を装って財布の中の全財産6000円をクラスのために使ってしまった。
このように僕は社会で生きるのが少し下手くそなのかもしれない。

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