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誰かに届けるって...誰? 1ヶ月後にKindle作家になるたぬき

Kindle作家デビューを目指し動き出したたぬきち。前回のエピソードでテーマが決まり、安心したのはつかの間で。

△前回のお話

テーマが決まれば、今ある記事を集めて、こちゃこちゃやって、足りないパートをちょこっと書いたら、完成ってか!

「よっしゃ!!」

などと浅い算段で進めるたぬきちにmoon塾長がこう切り出す。

m「誰かに届けるの、『誰か』を決めましょう。誰に届けるかが決まれば、自ずと書きぶり、デザインが決まります。」

た「え?誰?

そういや、「スティーブン・キング大先生がそんなこと言ってたな...」なんて、昨年の5月に書いた自分の記事を見直す(有料マガジン格納分)。

キング自身は、お母様、そしてパートナーを喜ばせるために物語を紡いでいたそう。そして、続けて語られた言葉をたぬきちは引用していた。

読者の生活を豊かにするために書く

on writing by Stephen Edwin King

実際は、読者がキング先生の生活を豊かにしてる...なんて屁理屈は置いといて。

どなただったか忘れてしまって恐縮なのだが、ヒットの秘訣を「作家の書きたいものを書かせない。読者の読みたいものを書かせる」と言っていたことも合わせて思い出された。

書籍とは、読んでくれる方がいて初めて意味が与えられる。読まれなければ、ただの文字の羅列だ。

」がたぬきちの失敗の物語を読んで、「」の生活を豊かにできるのか。

失敗を恐れて挑戦できない人に、挑戦を促すことができれば、豊かさに繋がる?

ただ、ひとつこの時点の構想では、読者の方に開示する予定のない「キー」があった。

それは、たぬきちが挑戦し続けてきた原動力である「情熱」について。

実は、こちゃこちゃっとやって大まかな全体像が出来上がった時点で、友人のS子さんにモニターをお願いしていた。

たぬきちと20年来の付き合いのある彼女は、お互いが結婚、子育てで忙しくすれ違っていた数年の間に、たぬきちがのたうち回っっていたことを知り少しショックを受けていた(笑)。

しかし同時に、文中に明確に表記されていない「情熱」について目ざとく気づいていた。

なぜそれを表現しないのか?」とたぬきちに尋ねる。

たぬきちはこう考えていた。自分の情熱と行動は、ある意味「異常」だと。

ひとたび、「やってみたい!!!」と思えば、その衝動を抑えられない。寝食忘れて...というタイプなのでそこを開示することで、異常な事例として共感が得られないと思っていた。

するとS子さんはこう言った。「それって異常かな?みんな、そういう対象ってあるんじゃない?私だったら新しいビジネスを思いついたら、夢中で寝ていられなくなる」と。

それは、まさに目からウロコで「みんなそうなのか!」と驚きだった。

大人は衝動や情熱を抑えつけることができる。そう思っていた。

確かに大人になれば、多くの人がその情熱を封じ込めている。しかし、ひとたび呼び起こされれば、みなそうなるんじゃないか?と。

そうか!!それなら、

情熱を封じ込めてしまった大人たちに、好きなこと、楽しいことに挑戦し熱中することを、呼び起こせられれば、その人たちの生活が豊かになる。

これで行こう!

好きなこと、楽しいことに熱中することを忘れた大人たち

が「誰」かに決定。
え?誰?

つづく

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