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ふり返り 12分の3

2024年、3月が終わりました。
学級解散式、卒業式、離任式。
さみしい別れが多い3月。
「さようなら」は次の出会いにつながる言葉

年の初めに掲げた目標の進捗状況を確認します。

❶校内研修(左上)

評価:★★★☆☆ 3点

次年度の方向性を決める学校評価会議を通して、『タブレットの持ち帰り・有効活用』『能率手帳の活用』を学校体制で進める方向性を示すことができた。
3月は、それぞれについて具体的に提案を進めた。
A タブレットの持ち帰り
タブレット持ち帰りにおいてネックになることはいくつかある。その中の一つ「タブレット持ち帰りのルール・家庭への周知」について。
タブレットの持ち帰りルールを修正した。学校では生徒に指導し、家庭ではその約束を守ることを再確認、承諾書を提出する流れを作った。また、家庭におけるルールについては、家庭ごと生徒と保護者が話し合いをして約束を決めて、承諾書を提出する流れを作った。家庭については、あくまでも家庭のルールに従うことを重視したい。これは、家庭でスマホを使用させる際にも活かすことができるはずである。なんでも学校任せにされないように家庭にも働きかけをしていく。

B 能率手帳の推進
子どもが主体的に学ぶことができるように、その指導をする。
子どもが主体的に学ぶための要素として『自分の学習計画を立てる』『学習を振り返り、次につなげる』ことが重要だと考える。そこで、次の日程度の予定の見通しではなく、中期的に予定を把握して学習計画を立てたり、実行したりすることができるようにしたい。また、学習や睡眠の記録をつけることで、自分自身に関する情報を残すことも重要だと考える。

・日々の学習記録(時間・内容)+生活習慣(睡眠)
・テストの結果(生徒が自分で記録していく)
この2つについてテンプレートを作成し、修正している。

研修については、次年度の研修計画を立て、全体への提案ができた。
3月は研修より学習部の提案について力を注いだ部分が多いので、3点。


❷中学校区の研修・学習(左下)

評価:★★★★☆ 4点

中学校区の研修主任を集めたチーム(メンバー4名)を作成し、ミーティングを行うことができた。3月には2回のミーティングを実施した。

中学校区の子どもたちの学ぶ姿について目標を設定し、次年度以降に引き継ぐことを3月の目標とした。先日行ったアンケートをもとに、各校の研修主任の意見を聞いた。それらをまとめて素案として提出し、再度検討した。
2回目のミーティングでは、この案について理解を得ることができたため、Canvaで見やすくデザインしてまとめた。

各校の職員室に掲示してもらうようにします。

「学びをつくることができる子」
この目標に込められた思いはいくつかある。
・学びを自分ごととして捉えることができるようになってほしい
→この学びは自分のためにある、自分で学ぶという意欲を持って学習してほしい

・友達を頼ってばかりではなく、自分なりの方法で集団の学びに参加してほしい
→小規模校では、学級替えがないため、人間関係が固定しやすい。
 一部の子どもが授業で活躍してばかりだと、そうでない子たちが「力を入れなくても大丈夫」と無気力になってしまうこともある。そこで、「この学びはみんなでつくる」という意識を高めてほしい

また、4つの小柱については、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学びに向かう態度」学習指導要領における3つの観点と「学級づくり」の観点を加えた。つまり、授業づくりと学級づくりを両輪として考えて実践していきましょう!という思いである。

このイメージをそのまま引き継いだとしたら、「え?結局何をやるの?」という状態になり、各校で実践がバラバラになる可能性がある。もちろん、各校の実態に応じた個性的な実践は必要であるが、共通項を設けることで中学校への接続もスムーズになると考えた。そこで、4つの小柱について段階的に目標を設定した。縦軸は発達段階(小学校低学年・小学校高学年・中学校)、横軸は年度(令和6年度から令和8年度)
この表をもとに、何を目指して実践をしているか、迷わず進むことができることを狙った。もちろん、担当者も変わるし、子どもたちの実態も異なるので、今後上方修正、下方修正する可能性はある。

引き継ぎという点を意識して力を入れて進めることができた。
はい、4点。


❸学級経営(右上)

評価:★★★★☆ 4点

2学期後半から取り組んでいる班長会を生かした学級経営に力を注いでいます。
・リーダーの役割の明確化
・定期的な班長ミーティング
・朝の会、帰りの会でミニ班会議(1分間)
・リーダーへの指導
・フォロワーへの指導

学級としては以前より落ち着いてきました。
他の学年の先生や管理職から「2年生は成長している」という言葉もいただきました。子どもたちにもその実感があるようなので、嬉しい限りです。

学級解散式、「このクラスで良かった」「クラスが替わるのは少し寂しい。」「協力して活動できた」「みんなありがとう」と、互いの健闘を讃え、感謝を伝える言葉が飛び交った。

生徒のリーダー性についてのアンケートを実施した。1月に1回目、3月に2回目を実施した。2回のアンケートの間、特別なことは実施していないが、点数は少し上昇している。このあたりについて、言語化、分析すること、解像度を高めることが求められる。次年度の学級経営について、きちんと計画を立てるようにしたい。


【資料】あなたの現在の『リーダー性』を点数化すると、何点ですか?
このアンケートにおける『リーダー性』とは、
・自分の役割を意識して、主体的に活動できる。
・役割について、周囲の人に声を掛けるなどして、良い影響を与えることができる。
と定義した。

1月のアンケート結果
3月のアンケート結果

どちらも、1点と回答した生徒が3人。
気になるなあ。

総合的に判断し、4点。

ちなみに、現在『シェアドリーダーシップ学級経営改革』という書籍で勉強中である。これはかなりの良書!おすすめです。


❹学級経営@地区の研究会(右下)

評価:★★★☆☆ 3点

3月、地区の研究会をオンラインで実施しました。
私も含めて参加者は10名。春休みでバタバタしているはずですが、参加してくださった先生方に感謝です。耳だけ参加の方もいらっしゃったのが興味深かったです。

次年度の準備が始まっている時期ですので、「次年度の展望」というテーマで研究会をしました。私がショートプレゼンを行い、その話題を切り口にしながら実践交流のような話合いができました。ショートプレゼンでは、
・3月のイメージをする(学級・授業 解像度高く)
・言語化する(メタ認知能力・非認知能力)
この2点について私見を話しました。

その後、参加者の皆さん一人ずつに「次年度の展望」を語っていただきました。
それぞれの思いを聞き、私自身の意欲もかなり高まったように感じます。
また、研究会後「参加できて良かった」という連絡をしてくださった方もいました。
みなさんにとって充実した時間になったなら嬉しいです。


計画通り、研究会を開くことができたので3点。


走る教師:うたういぬ

休日はランニングをしています。
昨年、初めてフルマラソンに挑戦しました。
もっと速く走ることができる!
自分の成長を信じてトレーニングを続けています。
今年度は1年間で600km(1ヶ月50km)を目標にしています。

3月のランニング総距離は51kmでした。(なんやかんやギリギリ50km超えた…)

3月10日にハーフマラソンに挑戦しました。目標だった2時間以内を達成!
1時間53分という記録に満足しつつ、トレーニングを続けることができています。
マラソンイベントに参加する面白さを感じ始めているところです。


いよいよ4月です。
学校は新しい体制としてスタートします。
どんなにしっかり準備しても、慌ただしい日々になることは間違いありません。
きっと、これまで計画していたこともなかなか実行しづらい状況になると思います。
だからこそ、1月に立てた計画を常に意識したり、振り返ったりすることで自分を見失わないようにしたいです。


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