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学級通信8年目→学年通信へチェンジ?!②

保護者も意識して発行

1年生の通信は、やはり保護者を意識することが多いです。
文章を書いて発行しても、その場で読むことはできないため。
1年生の保護者は、子どもの学校生活に対して特別な関心を持っているため。
だからこそ、保護者を意識します。

さらに、読み手が受け身にならない工夫が大切です。
私としては、毎年恒例となった「今年の漢字」予想。
1年生には難しいからこそ、保護者と一緒に取り組むことができるようにしました。

家庭で子どもと保護者が一緒に考えることができるように


年末年始は、日本の伝統に触れ合うチャンスです。
しかし、家庭生活も変化が大きいので、子どもたちが知らないことも多いはず。
大掃除、除夜の鐘、お年玉、おせち料理など…
家で取り組まなければ経験すらせずに大人になるかもしれません。
だからこそ、こんな話題も学年通信に載せました。

日本の伝統に目を向けてほしい!

学年通信を読み、保護者と一緒に考え、音読カードに答えを書く。
学年通信は、教師から子どもへの一方向だけでなく、双方向につながるツールとして活用しました。


特別な経験となった学年通信

8年目。年上の学年主任と組ませてもらった1年間。
学年通信は40号発行しました。(毎回A4両面)

新しい土地で、学年主任にリードしていただきながら。
自分ができることは楽しくやりたい!
こんな思いを形にすることができました。

もし学級通信だったら…
私の学級の保護者の方にはある一定の評価をもらえたことでしょう。

しかし、学年通信を発行したことで、学年全体の保護者の方が多少なりとも学校へ信頼感をいただいてくれたと思います。

また、私自身が学年全体を見ることを積み重ね、視野が広がりました。
1年生なので、同じ時間に同じ授業をやることが多かったです。
学年通信の写真を撮影するという口実で隣の学級に顔を出しました。
主任の学級の指導を勉強できました。
同じ課題、題材でも教師のリードによってこんなに子どもの表れが異なるのか!と驚きました。

貴重な経験となった学年通信。
毎年学級や学年が変わり、一緒に仕事をする先生も異なるのがこの仕事。
学年通信を発行した経験が、いつかまた活用できる日が来るかもしれません。


【「えがお」を大切に  焦らず、誠実に、前向きに】

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