何も考えたくないときに見る動画3選
我ながら「だって人間生きてりゃそんな日だってあるでしょ?」以外の書き出しが思い浮かばないタイトルにしてしまった。
念のため説明しておくと、別に「毎日ブログを頑張ろう!」とか特に意気込んでる訳でもないのだが、とりあえず文章書く習慣が身に付いたらいいよね~ぐらいには思ってるので、当社比ながら地味にキーボードをカタカタやっている今日この頃。
それでいて内容やテーマは特に決めず、その時書きたいことを思うままに書いていこうとは思っている。
あとついでに白状すると「それなりにアンテナを張って生活してたら、1日1個くらいブログのネタなんて見つけられるだろう」と高を括っていた部分は正直あった。
少なくとも他人が見るプロフに「趣味:人間観察」とか平気で書けちゃうような人種よりは澄んだ感性をしている自負はあるし、幸か不幸か生まれ持った人間の器が小さいので、他人が意に介さず受け流しているような事象にも自分ならせせこましく小言を差し込めるだろうという謎の自信はどこかにあった。
その結果がご覧のタイトルである。
「アンテナ」などと生意気に横文字を使っていた自分の目を突きたい気分だ。
まぁそんなん言うてても始まらないので、間に合わせ臭プンプンの内容でも自虐なんてやめてさぁ六本木で飲もうよ?的な岡村ちゃんマインドでサクサクやっていきますわ。
①恐竜レース
一本目はなんといってもコレ、恐竜レースだ。
この顔面のデザインに対してやってる事の平和さのギャップ。
集団で必死に走る恐竜たちを遠目の構図で捉えた映像のシュールさ。
どれを取っても「何も考えたくない時に見る動画」として素晴らしいものがある。
またネットで動画を検索すると、同じイベントを各ニュース媒体が取り上げた色々な映像があるのだが、数日前のブログでも書いたように、なるべく平熱な編集が好ましい。
やれ熱を持って「面白いぞ!」「楽しいぞ!」「変なことしてるぞ!」と持ち上げるでもなければ、逆に冷や水をかけたりバカにするでもない。
さも当然に行われた様子をダルく映像で伝えるように、とにかく”普通に”作られた編集と相性がいい。
走ると空気抵抗で首から上が邪魔になるフォルムや、これだけハジけた事をしているのにさほど笑いもせず、適当に周囲で応援している家族たちとの温度差も素晴らしい。
色んなことがバカバカしくなった時など、是非繰り返し視聴したい動画だ。
②カレー早食い大会の逆再生
二本目はこれも素晴らしい逸品、カレー早食い大会の逆再生だ。
お察しのとおりこの動画は「カレー早食い」かつ「逆再生」というのがミソで、おそらくなんか真面目に盛り上がってるっぽいが逆再生のため内容が聞き取れない周囲のザワつきをBGMに、参加者が口から無限にカレーを生産する様子にはシュールなどという単語には収まりきらない破壊力がある。
この真面目な顔で黙々と、かつモリモリとカレーをマーライオンしていく映像にはどこから中毒的な魅力すら感じる。
それこそ「逆再生」という原始的なギミックのなせる業というか、どれだけ注視しても一体なにをやっているか分からない不思議な世界観だったり、どこから来てどこへ向かっているのかが全く見えない光景に妖しい怖さすら感じる。
そしてこの動画を日常的に服用するようになったら、次にカレー食う時に不意に一人で爆笑してしまうかもしれないので注意が必要だ。
もちろん僕はなんの責任も負う気はない。
③柴犬クソエイム
三本目はこちら、柴犬クソエイムである。
これについてはもう何も説明したくないというか、説明する方が野暮というか、もはや説明するほどの内容もないというか、色んな言い方ができるし、そもそもこの一文でここまで文字量を費やしてること自体が馬鹿馬鹿しくなってくる秀作だ。
それでも恥を忍んで説明すれば、この動画は飼い主さんが愛犬の脱糞シーンをひたすらネットに上げているちょい狂(くる)なシリーズなのだが、このクソをヒリ出す柴犬の何とも言えない顔・体勢・間に釘付けになる。
そしてなによりクソエイムの名にふさわしい、脱糞後のモノに一粒も当たってない砂かけ処理の雑さ。
僕はこの愛らしさを表現できる言葉をまだ知らない事が悔しい。
とにかくそれだけ「糞」と書いて「愛」と読みたくなるくらい大好きなシリーズで、折に触れて新作が上がっては嬉々として見に行く自分が漠然と不安になる。
いつかこの柴犬が自分の創作物(モニュメント)に正確に砂を掛けられるようになった日、僕の涙腺はどうなってしまうのだろう。
今から少し不安で、同時にとても楽しみである。
さいごに
こんな文章を書いた僕も僕なら、最後まで読み切った貴方も貴方で大概ですよ。
でも僕はそんな君のコト…嫌いじゃないよ♡
あじゃした~(クソエンド)
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