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広島城

広島旅行3日目は広島城でした。
上の写真は、櫓門と平櫓。
天守閣とともに原爆で倒壊したのを、昭和33年鉄筋コンクリート造で再建したそうです。
でも、外観は、木造の雰囲気があって、趣きがありましたね。

北柳あぶみさんは「童子」の同人の方です。句は、句集「ただすこ」から選ばせていただきました。季語は「討ち入りの日(冬)」で、赤穂浪士の討ち入りの日のことですが、戦国時代の武士も戦の前はこのような気持ちになったのではないかと思いを馳せました。

広島城跡公園には、被爆樹木のユーカリが残っています。知らなかったのですが、ユーカリの葉は、成長すると細長い形になるのですね。幹は捻れて洞が空いているのですが、枝の先端には、緑の葉が青々としています。

句集「雲は友」より
季語「蔦(秋)」

沖縄に行った時も思いましたが、広島は、原爆を落とされた町ということを、しっかりと後世や世界に伝えることによって、新たな発展をして来ているのだと思いました。
戦争を知らない私たちは、広島の、沖縄のそしてウクライナやパレスチナの声にも耳を傾けていく必要があるのだと改めて感じたのでした。

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