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原作使用料について

原作問題について。

根本的な解決は、金の問題です。

ぶっちゃけ、法的な解決っていくら払って納得しますか?にしかならない。

心が傷ついたからあなたにも同じ傷を負ってください。

それは不可能です。

客観的に他人が、同じ傷になるのかわからない。

本人が自分でできないから、他人、司法に頼ったんだから司法の人が同じ事をしてくれるとは誰にも解らない。

本人が納得できるまでやればいいかと言えば、代執行する人はそんなことはやりたくない。

当たり前です。

誰が喜んで、見ず知らずの人の恨みを買う役をやりたがるのか。

また、国の機関として、それを判断していいのかと言えば、国に対しての損害を同じ傷を与えるとした場合でも皆が許せるのか。

原作って、テレビ化する場合、報酬は1000万円が上限です。

平均数百万程度。

ただし、DVDなどになればその収益の数%は確約されている。

1-3%程度だったと思う。

この金額が安すぎるから、軽んじられる。

もし1億とか少なくとも総制作費の10%としたら、1本のドラマの制作費はバブルの頃で5000万で今や3000万くらい。

9本作れば、2億7千万。

もし10%とすれば、2700万になる。

その半分としても1500万くらいにしたら今の10倍近くにはなる。

逆に言えば10分の一くらいの原作へのロイヤリティーの低さになっている。

原作を使うときにあ、100万かなんて気持ちと、1000万かかったら途中で原作引き上げられてら困る!って気持ちになるか、それとも1000万で売っている人は凄いってなるわけだ。

なぜならTVの中の人は金が最大の比較基準だからだよ。

ほんと不思議なモノで、ただに近いギャラでやるとものすごく訂正の注文してくる人が多いのでだが、金額をまともに提示すると訂正の注文数が減るんだよ。上から目線で言わなくなってくる。

まずね、原作使用料の上限を撤廃することが必要。

この上限も法律じゃないからね。

それで映像化しないと言ってももう大丈夫ですよ。

今のドラマって漫画原作しかないから。

アニメは制作費が低いから厳しいと言うけれど、もう値上げしないと国内のクリエイターは育たないので、産業としてはすでにゆでガエル状態。

ガチで言うけど、アニメの製作技術は韓国中国がすでに追いついてます。

中国製が雑に見えるのは、日本が安く発注しすぎだからでしょ。

トップはすでにアメリカのアニメをとっくに抜いていて、演出やシナリオが日本に追いついてませんが、そんなもん、高い給料で日本から引き抜けばいいじゃないですか。

香港映画だって、日本映画界から技術者を引き抜いてかなりよくなった時期もありますよ。

テレビ局が悪いというならTVへの原作使用料をまともな値段にしましょう。制作費に占める割合であげていく。

また、安くてもこの製作だったら任せていいと思った場合、DVDなどのあとから儲かってくる収益の歩合にする契約にすればいいと思う。

解決方法はお金。それが第一に考えないといつまでも権利の問題になってしまいますが、権利を守らせる方法も必要で、それがお金なんですよ。

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