#M26 TM NETWORK「ある日ある時いつか何処かで」

2024年となりました。
今年は最初から慌ただしい一年となりました。
私の出身地富山も1/1夕方に地震という災害に遭いました。
幸いなことに私も実家も無事で、私自身は首都圏での日々を過ごしています。
私の知る場所が、豪雪被害以外で
災害に巻き込まれることは生まれてから初めてだったので驚きましたが
いまの私には募金以外にできることは少なそうなのでせめてそれぐらいはさせていただきたいと思っています。

さて2024年初の投稿ですが
TM NETWORK「ある日ある時いつか何処かで」です。

2014年に発売されたシングル「Loud」のカップリング曲です。
ちょうど10年前の発売になりますね。

この曲はどちらかというとマイナーで
「Quit 30」ツアーでもウツの声としては披露されることはなく
エンディングでイントロ(もしくはアウトロ)が流れたぐらいとなっていて
現時点でまだ歌の披露がされたことのない(と思われる)楽曲となっています。

アルバムではアコースティックギターが抑えられたものになっていますが
私はシングルのカップリング版のほうが好きです。

私は、シングルバージョンを最初に聴いたとき
なんとなく「ああ、これはキネバラの名曲だなぁ」と思ったのですが
クレジットを見ると小室哲哉作曲となっていました。
私の見識の甘さが露呈するものとなりました……。

10年前のあの頃は
社会の荒波の中でこの先どこへ自分は向かっていくのかなんて思っていた頃でした。
TMは誰かを導いているし、素敵な楽曲を届けているけれど
自分は何も導いていないし、何も届けていないなぁと思って聴いていました。

いつかそんな存在になりたいなぁとか曖昧なことを思い描いていました。

あれから10年の時が流れて
周囲を取り巻く環境も変わってきてから改めて聴いてみると
「ゴールが見える夢がやっぱり愛しい」という響きが
あの頃の私よりもいまの私に重く響いてきたりしました。

休日の朝を綴る歌詞の部分もいまのほうが染みますね。
ポケットの中はやさしさでいっぱい、ああそうだなって。

そして、自分で意識せずとも
自分の生きていく方向次第で、影響を与えてしまう存在がいて
彼や彼女の人生を素敵なものになるよう導かなければならないんだなと思いました。

あと10年経ってからこの曲を聴いたとき
また何か思うことが変わっているかもしれません。

願わくばそのときは平和であってほしいものですが
まずは目の前の2024年を乗り切っていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

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