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#72 バッハ/フランス組曲のレッスン、スタート

バッハ/インベンションとシンフォニアをコンプリートしたので、次にやる教本として定番のフランス組曲をやることになりました🎉

一足早くコンプリートしていた息子は、第4番のアルマンド合格済み。私のほうは、第2番のアルマンドをやることに。

息子は「シンフォニアより楽だよ!」と言っていましたが、確かに譜読みは楽かもしれません。右手と左手が完全に分離しているというか、Altoは右手だけで弾くので、初見でも意外と弾けてしまいます。

しかし、この曲は舞曲(ゆったりしていて、あまり舞曲っぽく感じはしないが。。。)

拍子感やリズム感がない私にとって、先生からどういう言葉でダメ出しされるかは、もうお約束のようなもので簡単に想像できてしまいます。
なので、レッスンを開始時に先生にこう言って予防線を張りました。

  • 8拍子に聴こえると思います。

  • 舞曲として弾くにはどうしたらよいか、まるでわからないので、舞曲に聴こえないと思います。

これで「8拍子に聴こえます!」「舞曲に聴こえません!」といったダメ出しを防げるはず。

弾いたあと、再度同じことを言って釘を刺すと、案の上、先生から、

最初は8拍子でよいです。。。

と言ってもらえました。

そもそも、最初のうちはテンポを上げられないし、遅いテンポで拍を長くとると破綻して弾くことすらできなくなるので、4拍子で弾きたくても、拍を細かくして1つ1つ確かめるように、8拍子で弾いていくしかないんです。
(こういうピアノがうまく弾けない人の気持ち、ピアノの先生にはなかなか理解されないようです。。。)。

そして、舞曲として弾くには、どうしたらよいか正解というものはないことを理解しているものの、

  • 左手は全部レガートで弾くのか。

  • それともノンレガートなのか。

  • 組み合わせる場合、どこで切るのか、切らないのか。

  • リズムを付けるためにどこをスタッカート気味に弾くのか。

等本当にマジでわからないので、本音では先生にはもう押し付けでも何でもいいので、型にはめた教え方をしてほしい。。。

でも、そういう教え方を先生は絶対やってくれないことは、数年レッスンを受けて、よ~くわかったので、あえて「わからん!」宣言をして、極端に左手を8分音符ごとにノンレガートで切って最後まで弾くことで「どうやって弾けばいいの?」と先生にボールを投げて、答えを待ちます。

私ならレガートで弾きます。
でも、べた~っと弾かない。軽く、地に足がつかない感じで弾きます。

はい。レガートで弾く方針に決定。楽なほうで良かった、良かった。
でも、舞曲らしさのアドバイスが曖昧すぎてさっぱりわかりません。

これには、「地面に足をつけた中庸の遅さ…」って書いてあるけど。。。
とりあえず、先生の言うように、地に足を付けない軽さというものをイメージして練習してみることにします。

それよりも、私が弾いてみたあと、先生が何度も楽譜を見ながら、不思議そうな顔をしていました。これについては、次回書こうと思います。

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