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#24 発表会のプログラムを見て思うこと

 いよいよ月末に迫ったピアノの発表会(子供の部)。できたプログラムを眺めてみた感想は。。。

すごく人数が増えたな。。。

 息子が小学生のときは一時期、かなり子供の生徒の人数が少なくなったときがあったのですが、今はそのときより倍増しています。

 2020年は一時期、教室の閉鎖や、オンラインレッスンの時期もあり、先生たちも、伴奏の仕事やラウンジ演奏の仕事は減ってしまいました。しかし、緊急事態宣言解除後は、教室の仕事はかなり遅い時間帯の枠までびっしりレッスンを入れているようで、とても忙しそう。ピアノ教室は活気にあふれています。本当によかった、よかった。

 インドアスポーツなどと違って、ピアノはwtihコロナ時代にやりやすい習い事として見直されているのかもしれません。ハラミちゃんなどYoutube系ピアニストの活躍(ついに地上波(Mステ)にまで出演)によって、ピアノに注目が集まっていることも要因としてあるかも。

 ただ、新しい生徒が増えたことで、今までの発表会と比べて、曲目のバランスがかなり偏っているような。。。

 未就学児の曲目や初級者向けの曲が大半になっています。これは、高校生の生徒が今回は参加しないことも影響しています(行事で忙しすぎて、夏の発表会(大人の部)のほうに参加するそうです)。

 そして、新たに加入した小学生高学年の生徒たちは皆さん、YOASOBIの「夜に駆ける」といったようなクラシックではなく、イマドキな曲を選ぶ傾向があるためです。
(偶然、前の回で夜に駆けるをレッスンしていたので、先生はこういう曲も教えることができるんだと驚きました。。。)

 よって、今回、発表会で定番のクラシックの曲がかなり少ないです。ブルグミュラーの曲はなんとゼロ。ソナチネアルバムからも1曲だけ(クーラウのop.55-1 1楽章)。ほかクラシックは「エリーゼのために」とリヒナーの「忘れな草」くらい?

 あとは、中学生の息子がオオトリで弾く、ショパン/ワルツ1番。なんか、ほのぼのとしたプログラム構成の中で思い切り浮いていないだろうか。。。高校生の生徒たちと一緒に大人の部に移動したほうがよかったんじゃないだろうか。

 ちょっとだけ、そう思ってしまいました。

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