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#26 発表会が終わりました

 5月末の発表会(マチネ:子供の部)は午後スタート。息子はその日の午前中は英検を受けるために学校まで行っています。午前中はホールでリハーサル&個人写真の撮影をやっているのですが、その最後の時間までにホールまで到着できるか時間が読めません。

 息子の本番は発表会最後で17時以降になるので、妻はリハーサルは無理せずに辞退し、学校から家に直帰して家で練習してからホールに行ったほうがいいという意見でした。しかし、先生は

「リハーサルは出来るだけ頑張って来てほしい!!」

とのことだったので、発表会前日までレッスンしていただいたし、先生の熱意に応えるため、息子には英検終了後すぐホールに向かうように言いました。

リハーサル

 意外にもリハーサルの出番の30分前に到着する息子。今回は大ホールで演奏するのは初めてなので、時間に余裕ができたことで舞台袖の入り方などから確認できてよかったです。しかし、リハーサルも本番と同じで出番は最後なので、息子が舞台に上がったとき、直後の集合写真撮影のため、参加者ほぼ全員がぞろぞろとホールに入ってくる事態に💦 (本当に人数が増えた。。。)

 そんな、かなり騒がしい中でのリハーサルになってしまいましたが、息子はほぼノーミスでショパン/ワルツ 1番を弾き切りました。中間試験や英検の対策でレッスン時間が不足しがちで、どちらかというと試験のほうを重視(当たり前か。。。)していたようでハラハラしていたのですが、最後の最後で発表会に間に合わせた息子に私は非常に驚いてしまいました。若いってすごい!

 そのあと、集合写真を撮りましたが、何だかもう本番が終わったような気分です。先生は会場の練習室(アップライト)も息子のために枠を空けておいてくれたのですが、それはキャンセルして、出番まで3時間弱あるので、一度自宅に帰ることにしました。

本番

 本番30分ほど前に再度、大ホールに到着すると、観客は疎らでした。今回の発表会、細かく5部に分けていて、その間は15分の休憩(換気&入れ替えタイム)を挟んでいます。なので、最後の部は、それまでの部の参加者の家族などはもう帰ってしまっているから当然ですね。

 ガラガラのホールの後方の席にビデオカメラを設置して、しばし息子の出番を待ちます。で、ついに本番!

 息子の出来ですが、結構ミスしていて、リハーサルの方が出来はよかったです。でも、ミスしても止まることなく、最後まで弾き切ったのはやはり凄いと思いました。私とかはミスだけでなく、いつも弾きなおしたり、止まったりのオンパレードなので。。。

 先生に後から聞いた話では、ずっと舞台袖では楽譜を見ていてナーバスな状態だったそうです。でも、直前で気持ちを切り替えて本番に向かう姿がサムライみたいで恰好良かったそうです。

残念だったこと

 しかし、今回気になってしまったのは本番の出来ではなく、発表会参加者が増えたことや(以下のリンク参照)、今回、大ホールを使って席数に余裕があったので、招待者の制限がなかったこともあるのですが。。。

発表会マナーがよくなかったことです!

 広いホールの後方だからいいだろうと思っているのでしょうが、本番演奏中なのに小学生の子供のおしゃべりや笑い声が止まらなかったり、走り回ったりしているのが残念でした。ホールのバルコニー席にいるアルバイトの高校生の女の子が都度、注意するのですが、注意されたときだけ大人しくしますが、アルバイトの子が席に戻ると、すぐおしゃべり再開です。。。

 その子たちの親は少し離れた席にいて、子供たちが注意されていても無関心。それどころか親同士で子供たち同様におしゃべりしている始末。ホールの後方とはいえ、客席スカスカで人間が音を吸収しないので、かなり声が響いてしまっています。本人たちは全く気付いていないようなのですが。。。

 私はビデオ撮影中なので気が気でなく、正直不愉快でした。

 でも、教室自体が発表会へのお気楽参加というか、カジュアル方向へシフトしたことを考えると、今後こういうご家庭は増えるだろうし、注意したところで効果はないと思うし、今後もあまり改善の方向には期待できないでしょう。あきらめるしかありません。

 そう考えると、そろそろ、発表会(子供の部)は早めの卒業を考えたほうがいいのかもしれません。つまり、改善より撤退です。今回は、プログラムの曲目構成的にも、息子のショパンのワルツのほうが、逆に場違いだったような気がします。

 なお、夏の発表会(ソワレ:大人の部)は、今回、練習が間に合わなかった高校生たちも大人にまじって参加するので、大人と子供の分離があいまいになりつつあります。なので、次回からは息子も最初からソワレというか大人の部に入れてもらったほうがいいのかもしれません。

 そこは教室の方針というか、先生の判断次第ではあるのですが。。。

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